『いい奥さん』でいるのは結構大変!
…なんて思ったことのある女性は多いのではないでしょうか?
そもそも
・いい奥さん
・いい妻
・いい嫁
って一体何?
ここに確固たる“正しい答え”は存在しません。
ただ、日本の慣習といいますか、風習といいますか…
この『像』に当てはまる妻・嫁を求めることが、日本の家族制度上あったようには思います。
でもそもそも『いい妻・嫁像』って、架空の理想像よね。
「きっといい妻・いい嫁ってこうなんだろう」
と、本人が自分を抑え込んで作り出した完璧な理想像。
そして無理矢理そんな自分になろうとして苦しくなる。
または、それを求めた夫や舅姑の持つ価値観によって作り出された理想像。
だからいい妻・いい嫁かどうかは、彼らの評価次第になる。
つまりその『架空の理想像』は空想の産物なわけです。
それじゃ苦しくて当たり前。
紫とピンクの組み合わせには 『ファンタジー』 という意味があります。
ファンタジー
物語の中でなら異世界にトリップしてもいいけれど
現実でそれをしてしまうと、地に足がつかずフワフワしてしまう。
だから現実にいるようでいない自分になってしまうわけです。
『いい奥さんにならなくっちゃ!』
これは私の中からほとんど消えてくれたので、
私は普段、妻であることを随分ゆったり楽しませてもらっています。
でもたまに、
「私ってばいい奥さ~ん♪」
と自画自賛したくなることはあります。
それは例えば昨日のような日。
昨日は主人の誕生日でした。
たぶん最近彼は、
春巻き(作るのが面倒くさい)と
ミルフィーユ(これまた作るのがめちゃくちゃ面倒くさい)
を食べたがっている。
それに気づいていた私。
(この時点で、「私ってばいい奥さん♪」が始まっています。)
でも気づくだけでは意味がない。
作ったら喜んでくれるかな?
…というわけで、何時間もかけて作りました!
春巻きとミルフィーユ♪
「ううーん!私ってばいい奥さん♡」
もう、自分でうっとり自画自賛です。
彼がそれを言ってくれようが言わなかろうが、それはあんまり関係ない。
もちろん、いい奥さんと言ってもらえたら嬉しいのかもしれませんが。
うちの場合、「いい奥さん」の前に「かわ」をつけてくれちゃうからな~…
(なーんて、ちょっと惚気てみたりして)
『いい奥さん』なんて定義はないのです。
自分でうっとりしてたら、結構楽しいし幸せ。
そしてはりきった自分が作った春巻きとミルフィーユはおいしかった!
ファンタジーに取り付かれずに『いい奥さん』を楽しむのは、なかなかいいモノです(^^)