幸せのカケラ

人と違っていい。
自分らしく生きる自分を好きでいていい。
笑顔で毎日を過ごす人が増えることが、世界平和への秘訣。

人の前に立つということ

2014-07-09 21:00:20 |  ├伝えるということ
講師として人前に立って
専門知識を伝えたり、場をリードするには
それなりの器が必要です。


 「私なんて、まだまだ」
 「私には無理」

そう思う必要はないけれど、
前に立つと決めたなら、講師としての自分を創っていく作業が必要になります。

受講生は、時間とお金をかけて来てくださる。
講師がそこをお腹で理解しているかどうかは大切でしょ。


インターネットや本に乗っているような情報なら
講座に通う意味はないもんね。
自分で調べればいいんだから。

体験談を話すのも大切ですが
それは、あくまでプロとしての伝えるという立場に立っての
内容や伝え方になっているかを見ることがポイントです。

素人に毛が生えたような体験談や個人の話を延々と聞かされると
受講生は辟易しちゃう。


自分が受講生になって、反面教師で教えられたことがたくさんあります。


 他の講座への誘導や宣伝に終始したり
 本を薦めて、講座ではその本の中から抜粋して話をしたり
 ネットで調べることを勧めたり
 自己紹介に半分近くの時間を割いたり
 プロとしてではなく、世間一般でよく耳にするようなことを最もらしく話したり
 「時間がない」と言って専門的な話を何もしなかったり…

 そんなことをして、受講生は「来てよかった」と思うかな?

 続きがあることや、その世界が奥深いのだということを説明されても
 自分のカラダに落とし込んで何かを感じられなかったら
 その先に広がる世界を“この講師から”見せてもらいたいとは思わない。

 何の知識も感覚も得られない講座では、残るのは不満ばかり。


 講師として、受講生に何を伝えたいのか。

 何を持ち帰ってほしいのか。


 すべてを理解できなくても、
 自分の世界が広く深くなっていく感覚が持てるかどうか。


『伝える』立場にある人間にとって
それは常に向き合い、取り組んでいくことだなぁって。


受講生は敏感です。

講師としての自分の器は、
ただ「知っている」という知識だけでは創っていけないものだから。

自分が受講生になると、改めてそんなことを考えさせられます。

専門用語より子どもにも伝わる言葉で

2013-08-31 22:38:55 |  ├伝えるということ
こんばんは!

今日は択捉島からのロシア人ゲストと
楽しいひと時を過ごしました。

母国語が違っても
お互いがお互いの言語をカタコトでしか話せなくても
通じ合おうという気持ちがあると何も困らない!

伝えようとするときにわかりやすい言葉で、簡潔に伝えるのは
カラーセラピーやコーチングのセッションをしているときとまったく一緒。

私はいわゆるカラーセラピーやコーチングの専門用語を多用することが
あまり好きではありません。

だってその世界でしか通用しないコトバより
ごく普通の相手に普通に伝わるコトバの方がいいじゃない!
わかりやすいじゃない!

ムズカシイ専門用語を使うより
ダラダラした言い回しをするより
子どもにもわかるような言葉でわかりやすく語ることは
思えばずいぶん昔から意識してきたことでした。

これは、セッションのときや子どもたちと向き合うときだけでなく
母国語の異なる相手と、様々なコトバを混ぜて語り合うときにも
とても有効。

自分が培ってきたことって
いつどこで発揮されるかわからないものですよねv


人と向き合うって、すごく自分を育ててくれますね^^

明日はロシア正教の教会に初めて訪問。
楽しみ♪

笑いが止まらないまじめな話

2013-06-17 10:03:27 |  ├伝えるということ
おはようございます!

今日は倒れて以来、実に3年ぶりのことにこっそり挑戦中です。
今のところ、大丈夫そう。

これがクリアできたら、また一歩、
カラダがいい状態になってきていることが証明されます♪



さて昨日、とある女性にお会いしました。

マシンガンのように話す、話す、話す!
止まらない!!

神戸出身の方なのですが、西の真骨頂を見せていただいた感じ。

彼女が自分の体験談を交えて伝える場だったのですが、

 まじめな話なのに、笑いが止まらない!
 ものすごいテンポで話されているのに理解はできる。
 圧倒されつつ、唖然とさせられつつ、でも引き込まれる。

まるで吉本新喜劇を生で見せていただいているような…^^

すごかったです。



この時思いました。

何を伝えるにしても、まずは語り手に魅力を感じてもらえるかどうか
内容に関して興味のあるなしに関わらず、まず聞きたくなるかどうか

やっぱりすごく大切だな~ って。

まじめな内容の話でも 何故か笑っちゃって
楽しかった上にいいこと聞いた♪と思えるなんて、最高☆

そして伝える側としては
自分もやってみようと思っていただけたら大成功!!


まじめな話をまじめに堅苦しく語る場だってあります。
それはそれでOK。

でも、どんな場になるにしろ
人の興味・関心を引くのは内容以前にまず
伝える側の人間がどうあるかだな~と、
いいものを見せていただいて改めて思いました。



「言ったんだけどな…」

“でも全然伝わっていなかった。”

講座や講演会、公の場など大勢の人に伝える場で
こういうことが起こるとき、
相手が聞いていない場合もゼロではないけれど
伝える側の伝え方の問題が大きいと思うのです。

オモシロおかしく伝えればいいというわけではないけれど
伝える側に立つ自分の存在に、相手をどれだけ惹きつけられるかどうか。

こんなやり方もあるんだ~ と、思いました。

もちろんあれは、彼女のあのキャラがあってこそ。
私があの立場ならまた、全然違う形になると思いますが♪



それにしてもすごかった…

関西圏って、たいていみんなあれが可能なのかしら?
ああいう方の率が高いだけで、全員ではないだろうけれど。

あのウケ具合は、
あの空気感がまったく存在しない札幌だから起こったことなのか
関西でも普通に起こることなのか…

「少なくとも関西だったら、もっとちゃんとツッコミが入る」
とは、彼女談(笑)


街中あんなだったら、すごいな、関西。


カラーセラピスト養成講座を大阪で開講したことがあるけれど
あの時は、思ったほど激しくない(笑)と思ったし
受講生のみなさんにも「先生のイメージはテレビの中のものですよ~」
とか言われたのですが^^

でも大阪で出会ったみなさんが講座開講されるときって
やっぱり笑いが渦巻くのかしら…?

あの頃「違うんだ~!」と思ったはずの疑問が、再燃した昨日でした。

おもしろかった~v

教える立場

2010-02-20 01:16:36 |  ├伝えるということ
小学生の頃、母が担任の先生に
「娘さんは学校の先生なんかが向いてそう」
と言われたそうです。

でもその当時、私の中に「人に教える」とか「教師」なんていう選択肢は皆無。

「はっ?!何故??先生ってば、何言ってるのかしら?」

なんて思ったものでした。

なのに(笑)
今、私はよく人前に立っています^^

自分にとって「ありえない~!!」と強く思うことほど
実は自分が具体的に選択していくモノだったりコトだったりしますね。

人に100のことを教えるには
自分が100を知っていてもダメ。

200とか500とか1000とか…
たーくさんのことを知っていて初めて100が伝えられる。

ニセモノはすぐにバレてしまいます。
“受講する立場の人”はかなりシビアで厳しいし、見る眼を持っているものね。



今日からパーソナルカラーリスト養成講座が始まりました。

「どうしても先生から学びたくて!」
と、本当にありがたく嬉しい言葉をいただいて始めました。

人に教えるのと、個人の診断をするのは全然違います。

教えるという立場をとるにあたり、いろいろなことを調べ直し
伝えるには知識不足だということを痛感し、学び、
講座を組み立てました。

本当に、学びに来てくださる方が学ばせてくれます。
子育てと一緒ね、きっと。
ありがとう。

楽しもう♪

初めて「色」と出会う彼ら

2007-06-29 21:11:08 |  ├伝えるということ
本日から札幌市内の某専門学校で色彩検定3級の対策講座の講義を担当しています。

専門学校なので学生は主に18~19歳。

「色」や「資格取得」に興味のある彼らが集まってきてくれていますが、
「色彩」というものを本格的に勉強するのはほとんどの学生が初めて。

予備知識をまったく持っていない人に、
いかに楽しく正確に「検定」の内容を伝えるか…
それはとても難しいことだと思いました。


資格取得を目指すからには避けて通れないのが

 「難しい内容」と「つまらない内容」

の授業。

全部が全部、自分が興味を持てたり
得意だと感じたりできるものである可能性はとても低いから。


興味が持てたり面白いと感じたりできれば
多少難解な内容でも楽しく勉強できるものですが、
なかなか全部が全部うまくはいかないものですよね。


 色彩検定なんて難しいだけで全然面白くなんかないじゃん。


そんな風には絶対思ってほしくない。


色彩検定は色の世界へのほんの入り口。

色の世界は広くて置くが深いから…

検定を持っていないからといって仕事ができないわけではありません。
でも検定の内容の知識は本当に基礎の基礎。

だから知ってる方が…わかっている方が
絶対世界は広がっていくし楽しいと思うの。



だからそれを伝えるのが私の仕事の一部なのだと思っています。


 難しいけど、大変だったけどやってよかった。

 合格してよかった。


半年後にはそう思ってもらいたい。

わけわかんないこともめんどくさいこともたぶんたくさんあるでしょう。

1回で理解できなくても仕方がない。

だからわからなかったら聞いてほしい。



そのために私がするべきことは「何でも聞ける講師」でいること。

一生懸命一生懸命聞いてノートをとっている彼らを見て、
いろいろなことを学びました。


初めての相手に初めて聞く内容をわかりやすく伝えること…

それはセラピストとしても基本かなと思います。


彼らが楽しんで勉強に取り込んでくれるように、そして半年後の検定合格を目指して。
一緒にがんばっていきたいと思います。

初めての「色の世界」

2006-04-06 15:51:48 |  ├伝えるということ
今日はカラー講座でした。

テーマは「色の基本Ⅰ」


カラースクールに通うほどではないけれど、
色に興味を持たれている方はたくさんいらっしゃると思います。

そういう方を対象に

 「色の勉強ってどうやってするものなの?」

ということのさわりを勉強しました。



勉強と言っても、ただ理詰めでやったってちっとも面白くないし理解できません。

私は常に実践型。

なので説明&実践を繰り返し繰り返し、
頭と感覚の両方で感じていただけるような内容にしました。


 だって延々と話されていても疲れちゃいません?

 初めて聞く単語がたくさんなのに、言葉だけで攻められてもね…。


参加された方々も理論説明の時は「???」という顔をされていましたが、
実際にカラーカードを使ってやってみると「!」という表情に変わっていました。


 わかったのね♪


どんなこともわかれば楽しいですよね。


今日は今まで触れたことのなかった方々が初めて触れる「色の世界」。

これをきっかけに何か楽しいことが増えたと感じてくださるといいなと思いました。