幸せのカケラ

人と違っていい。
自分らしく生きる自分を好きでいていい。
笑顔で毎日を過ごす人が増えることが、世界平和への秘訣。

ダメだよ、彼女がドン引いてるよ

2017-03-13 19:46:19 |  ├コミュニケーション
こんばんは。
伊藤裕子です。


先日、あるお店でご飯を食べた後のこと。
席を立とうとしたら、お隣りからこんな会話が。


 彼 「『君の名は。』見ました?」

 彼女「あ、うん。見た見た!」


見ると、男女二人組は恋人同士ではなさそう。
どうやら彼が、彼女を好きみたい。

微笑ましく思っていたら、
次の彼の言葉で、警鐘が鳴りました。


 彼 「何回見ましたっ?」


 うわ…っ!

 ダメだよ、彼。

 そのコミュニケーションはダメだ…

 彼女が引いちゃうよ…!


関係ない私、横で勝手に心配(笑)


 彼女「え……、1回…」


 ほらぁ!
 彼女がどん引いてるじゃーーーん!!


と、余計なお世話なことを思うことになったのです。


 彼 「あー…、1回、ですか…」(顎を指でこすりながら思案気)

 彼女「……うん」(顔がこわばり気味)

 彼 「俺、3回見たんスよ」

 彼女「あ、へ〜……、そうなんだ…」


 彼! 気づいて!!

 それ、一番やっちゃダメなやつ!!

 彼女のこと、いいなと思ってるんでしょ?!

 振られちゃうよ!?


本っ当に余計なことを心配しながら、お店を後にしたのでした。



さて、彼の何がやっちゃダメだったのか、わかりますか?


 「何回見ましたっ?」


この時点で、彼の中にあるものはふたつ。


 『あんなにいい映画だから、何度も見るのが当たり前』という前提

 『きっと彼女も大好きで、この話題で相当盛り上がれるはず』という期待


嬉しかったんでしょうね。
自分の好きな映画を気になる彼女も見ていたから。


でも
人間は、勝手に前提を作って語られると不快感を感じます。


彼女は思ったのではないでしょうか。


 …は? 何回って、何回も見るものなの?

 何その《何回も見ていて当たり前》なセリフ。


あれだけ話題になった映画なので、見ている人は多いです。

でもいい映画であっても、
みんながみんな同じボリュームで夢中になるわけではないでしょ。


 映画は1回見りゃよくない?


彼女がそう思ってもおかしくないわけです。


 「何回見た〜?」

 「俺3回」

 「勝った!俺5回!」


なんていう会話は、
ファンの集いでもなければ、あちこちでは起こらないのです。


というわけで彼は、好きな映画の話題で盛り上がる前に
彼女の表情と心にこわばりを作ってしまいました。


  


ではどうすればよかったのかというと…


 彼 「『君の名は。』見ました?」

 彼女「あ、うん。見た見た!」


もし、この後の彼のセリフがこうだったら。


 彼 「俺、あの映画大好きで。3回も見ちゃいました」


これならね、問題なかった。

なぜなら、
自分の好きなものを自分視点で、自分の経験として語っているだけだから。

そこに彼女を巻き込んでいないので、
彼女は不快感も戸惑いも感じません。
彼の趣味嗜好をただただ受け取るだけでよかったのです。

だから答えやすくなる。


 彼女「そうなんだ〜!そんなに好きなんだね」


  


こういう一方通行のコミュニケーション、よくありますよね。

人と人とのコミュニケーションは、
期待や前提をおいてしまうと、途端に障害が生まれます。


聴く・伝えるはとても大事。
でもその前に。

そもそも、
コミュニケーションの障害があることによって
人間関係がうまくいかなくなってしまう


そのことをもっと知る機会があるといいんだな。

最近とみにそう思うので、現在そんな講座をしていこうと企画中です。


『キラキラ女性大変身プログラム』との絡みをどうするか…

自分があと2人ほしいな〜。



彼と彼女は違う人。

伊藤裕子でした♡




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敵を作らない戦略的コミュニケーション

2017-02-06 10:53:04 |  ├コミュニケーション
おはようございます。
伊藤裕子です。


週末は父の古希で実家へ。
白梅が見事に咲いていて、春の訪れに心踊りました♡



我家は昔から仲がよく、とにかくよく話します。
小学生の頃、担任の先生が


 「家族団欒が大事です。ちゃんと家族団欒しなさい。
  ご飯はみんなで一緒に食べたほうがおいしいよ」


と話されるたびに私の頭には「?」が飛び交っていました。


 え? それ、言われなくても普通にあるけどな…


って。
子どもの頃は特に、自分のいる環境こそが当たり前だと思うもの。

大人になって、

 そうではないのかもしれない

と気づくわけです。


  


さて、そんな週末。
弟がいい話をしてくれました。


 「《戦略》って言葉はさ、《戦いをはぶく》って書くじゃない。

  戦わずにうまくいくならその方がいい。

  だから、会社では上司とも部下とも、
  戦わずにうまくやっていくことを心がけてるんだ」


聞いていた私たちはみんな

 「おお〜

古希の父は、ご機嫌でした(笑)


  


弟のやっているコミュニケーションは、まさに
カラーセラピストがセッションのベースとしているもの。

もちろん、心理カウンセラーや、コーチも同じです。

企業セミナーなどでは
「聴く」「伝える」「コミュニケーション」などをテーマとした講座で
研修が行われているものです。


それを彼は、自己流で上手に人との関係を築いていて。


我が弟ながら、あっぱれでございました。


 確かにあの子、敵がいなさそう。

 うまいのわかる。


私も母も妹も、納得の一幕だったのでした。



人間関係をよくするコツは、

 「自分を知る」ことと、

 「聴く」と「伝える」をきちんと学ぶこと。



弟を見て、そして今日の講座の準備をしながら思いました。


私は、それをカラーを使って伝えている&伝えていくんだな〜って。




あなたにも戦略的コミュニケーションを。

伊藤裕子でした♡




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壁を超える。アンテナ張って、仲良しに。

2016-11-26 16:44:07 |  ├コミュニケーション
こんにちは。
伊藤裕子です。


今日午前中はホームビジットの対面式。
かわいい中国の男の子と出会いました♡


ホームステイやホームビジットの受け入れをするようになって5年。

体がまだ思うように動かない時期に、とにかく自分が楽しめることを!
と始めたの。





初めて受け入れたゲストはキルギス人男性。

英語があんまり得意じゃない彼と
石のように固まる主人と
療養中でフルに動けない私。


知っているロシア語といえば

・こんにちは。
・ありがとう。
・私の名前は伊藤裕子です。
・住んでいるところは札幌です。
・家族は夫と私です。

くらいだったかな?


でも共通の楽な言語がなかったからか、

必死に伝えようとして

必死に聞こうとして

素敵な1日を創ることができたのでした♡


言葉が通じる日本人同士でもコミュニケーションがうまくいかないことはたくさんある。

でも
伝えたくて聞きたくて…の気持ちがお互いにあると
言葉の壁なんてなくなっちゃう。


キルギスなんて、意識したこともなかった国でした。

でも彼と出会ったことで私の中で《生きた国》になり、
ロシア語も《友だちの言葉》になり…


彼に教えてもらった
【アラズカワリワリ】はきっと一生忘れない。

一番好きなロシア語です。


たまーにロシア語でおしゃべりしている人たちの会話から

「アラズカワリワリ」

って聞こえると、ひとりでにやにやしてしまう。




自分が意識したとたん、
今まで自分の人生になかったものが存在を主張しはじめる♡


それは

思考の仕方でも

生き方でも

言葉でも


ぜんぶ一緒♡



アラズカワリワリ=おしゃべり。

伊藤裕子でした♡




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オススメしたくなる人・絶対オススメしない人

2016-09-30 08:00:00 |  ├コミュニケーション
病院・美容院・レストラン…

初めての場所で選択肢がいくつかある場合、
ホームページを見たり、
電話をしたりすることはよくありますよね。

電話しただけで
「行きたくないな」
と思うところもあれば、逆に
「ここにしよう!」
と即決できるところもある。

さて、何が違うのでしょうか…





がん検診に行ってきました。

ちょうどキリのいい年齢なので、自治体から届いたクーポンは2種。
2つの検診を一緒に受けられる病院は、このエリアだと3つあります。


ひとつめ
このエリアでは中心の、大きな総合病院。

 うーん…
 総合病院かぁ…待たされるかなぁ

大きな病院あまりいい経験がなく、私の中では後回しになりました。



ふたつめ
駅直結の病院。

 近くて行きやすいし便利だから、ここにしようかな

そう思い、電話をかけてみました。

「ご予約はお取りできないので、結構待つと思います」

結構待つってどのくらい?
1時間なのか3時間なのか、『結構』の感覚は人によって違います。

「んー…はっきりは言えませんが、まぁ何時間かは…
 駅直結で混みますので」

説明はとても事務的で、しかも超早口!
予約不要とのことだったので、保留となりました。



そしてみっつめ
不便なところにある、
お世辞にもかっこよさそうなイメージとはほど遠い印象の病院。
よく言えば、親しみの持てる印象でした。

電話をかけてみると…

 なんと丁寧な対応!!

即、申し込み、検診となりました。



検診当日。
だいたい1時間程度と言われていたので
受付などを含めても1時間半くらいで終わるかなと予想し
足を運んでみると…

 なんと受付から帰りの手続きまで 30分!!

最初の電話から当日の対応まですべてが気持ちよく、
すんなり事が進んだのでした。



帰りの車の中で思いました。

 集客とか技術とか言う前に、人相手の仕事の基本はこれよね。

もしも家族やご近所さんに検診を受ける病院を相談されたら、
迷わずあそこをすすめるもの。




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たくさんのパートナー

2009-10-21 23:21:44 |  ├コミュニケーション
稚内出張2日目は個人セッションの日でした。

パーソナルカラー、カラーセラピー、リュッシャーカラーテスト。
ご希望のメニューと1対1で診断&セッションしていきます。

そして3日目は稚内から車で1時間半。
浜頓別へ赴き、『JAひがし宗谷農協 女性部 浜頓別支部』様にて
食とカラーの体験講座。

初日のTCも含めて、毎日の内容が、実に多くの方々に支えられて
今回実現できました。

初日。
まず「やりたい」と言い出してくださった方を中心に
まだ『カラー』というものが浸透していない稚内で宣伝。
彼女を中心に何人もの協力者が現れ、
たくさんの方々に開催をお知らせしてくださいました。

2日目。
こちらも「人、集まっていますか~?」と声をかけてくださる方がいらっしゃり、
おかげさまで当日は朝から晩まで大忙し^^

出張してお客様のお宅にうかがえば、
チョコレートとキラキラ☆ハーブでおもてなしいただいちゃってv

そしてさらにご好意で会場を貸してくださる方も!
なんと今回の会場は“幼稚園”!!

大人になって初めて幼稚園に入りました~!!
とってもかわいい空間でした♪

今の幼稚園って立派なんですね。
手を洗う水道は自動だし!
体育館があるし!!(雪深い北国だからかしら??)
先生方は土日かまわず働いてらっしゃるし!!

広々とした気持ちいい空間でセッションすることができました。
ご尽力くださったF先生、ありがとうございましたvv

そして3日目。
主人の「食」の話&調理実習と、カラーセラピーの体験会。
30名を越すたくさんの方にご参加いただきワクワクしました。

こちらも、カラーに興味を持ってくださっているSさんを中心に
たくさんの力をお貸しいただきました。

長い道程を経て赴く私たちを快く迎えてくださり、ありがとうございます!

そして何より、この地区はかつて夫が仕事で担当していたエリア。
夫の力により集まってくださった奥様方も数多くいらっしゃり、
本当に嬉しかったです。

「パートナーになりましょう」

なんていう言葉を交わしてなんていないけど、
きっとこれがパートナーシップなんだろうな…と思う今。

彼女たちなくして、今回の3日間はありえなかったです。
本当に本当にありがとう!!

“何のために”

2009-08-30 23:54:56 |  ├コミュニケーション
“何のために”それをするのか。

それがわかって取り組むのと、わからないままただ聞くのとでは
言葉の届き方が違う。
吸収率が違う。

そしてそれは、聞く側=授業・セミナーを受ける側だけではなく
伝える側の明確さも大切なポイントになってきます。

“何のためにこの授業があるのか”

それを伝えた時、生徒の顔つきが変わりました。

どんなにいい内容の授業でも、セミナーでも
受ける側が“何のために受けるのか”
“その先の何に繋がるのか”が見えないと
ただ暗闇の中から言葉が降ってくるだけで受け止めきれません。

そしてそれをクリアにしていくのは、伝える立場にある人間の役割です。

授業もセミナーも、創っていくのは片側の人間だけではないから。
それは対象者が何歳であっても、同じなんだなぁと実感しました。

相手が大人じゃない場合、反応は顕著。

自分の意図が明確じゃないと、当然相手も不明確。
だからおもしろくない。
伝わらない。

それはね、授業だろうとセミナーだろうと、
1対1のコミュニケーションだろうと同じです。

ね。