去る6月21日、この日は私たち夫婦の3回目の結婚記念日でした。
振り返ってみれば、あっという間の3年間。
30年50年と連れ添っている方々からしてみれば、まだまだヒヨッコ夫婦です。
しかし、定年後の夫婦のように四六時中一緒にいるので、3年目にして既に互いが空気のような存在になっているような気がします。
というわけで、たまには空気の入れ替えも必要と思い、夕食を予約し、外出してきました。
向かった先は、みなとみらいにあるパンパシフィック横浜ベイ東急ホテルの『カフェ・トスカ』。
ネットで見つけた割引プランで、ちょっとお安くなったディナーブッフェをいただきます。
夏至なので日が長く、7時を過ぎても外が明るいのは3年前の披露宴のときと同じです。
お料理はハワイアンフェアー中だったので、パイナップルのピザやココナッツカレーなど、南国のメニューが並んでいました。
食いしん坊なので、お料理を目の前にするとガッついてしまい、いつも写真を撮り損ねてしまいます。
実際はもっともっと、もっともーっと食べてます。(全メニューほぼ制覇・どれも美味)
思い返せば、結婚1年目にして龍くんが誕生し、新婚生活を満喫する間もなく、親としての責任を自覚する生活が始まりました。
それは夫婦の絆が芽生えるより先に、互いを龍くんの親として意識し合い、龍くんを中心に結束を深めていくことでもありました。
一生とは、生涯ともいいます。
漢字のとおり、生きるということは、いつ涯(は)てとなるか分からないということ。
それは一歩先に崖があるようなもので、ちょっと押せば崖から真っ逆さまに落ちてしまいます。
それを後ろで繋ぎ止めているのがご縁です。
多くの人の中から、たった一つのかけがえのないご縁で結ばれた相手を、私は繋ぎ止められているのでしょうか。
相手を父親としてみると、ついつい点が辛くなってしまっていて、そんな私を繋ぎ止めてくれている夫の優しさに気づけなくなっていたようです。
崖から落ちるその日まで、互いの手を離さずに。
崖から落ちたその後も、互いの縁は繋がったままだから。
4年目もどうぞよろしくお願い致します。