31日(日)午前10時と午後2時から、新盆合同法要をお勤めいたします。
お申込みいただいた皆さま、お気をつけてお越しください。
***********************************
世間はポケモンGOで賑わっていますね。
私も境内でゲットしました。
今年初のカブトムシ。
大きいです。
実際にゲットしたのは住職で、龍くんに渡したら足の力が強くて痛がっていました。
今年は飼わずに、いた場所に返すことにしました。
採ったり、逃げられたり、返したり。
リアルな体験もいいものです。
昨年のアサガオに続き、今年はミニトマトを小学校から持ち帰ってきました。
もっとも、持ち帰ったのは保護者(私)ですけど。
学校で育てた植物を、夏休み前に保護者が家に持ち帰るというのが全国的な流れのようです。
最近の小学生は快適ですね!
水やりから水遊びになるところまでが毎朝の恒例になりました。
一つ赤くなると、龍くんが取って洗って順番に家族の口に運んでくれます。
今日は一度に3人の口に入りそうです。
客殿前のサルスベリの花が咲き始めました。
枝の先端にいくつもの蕾をつけ、一かたまりの花を咲かせるサルスベリ。
全てが咲くと圧巻です。
猿が登ろうとしてもすべり落ちそうなくらい幹がツルツルしていることから「サルスベリ(猿滑)」と名付けられたそうです。
漢字で「百日紅」と書くのは、赤い花が長く咲くことに由来しているとのこと。
私がこの木がサルスベリだと認識したのは、『泣いた赤鬼』という絵本を読んでからでした。
しかも読んだのは子供のころではなく、数年前、本屋で見かけた絵に惹かれたことがキッカケです。
不朽の名作と言われている作品らしいのですが、全く知らず…。
購入したのは、漫画家・浦沢直樹氏が挿絵を描き再販されたもので、文中にある「さるすべりの花」の言葉と共に、きれいなサルスベリの挿絵が描かれていました。
サルスベリを教えてくれたのは絵本ですが、花が咲くのが夏であることを教えてくれたのは客殿の前のサルスベリした。
そしてその木が、青鬼が赤鬼の幸せのために犠牲になろうと決意した日が夏であることを教えてくれました。
他所のサイトですが、コラムを書いたのでよろしければご覧ください。
「7月の読書感想文 『3月のライオン』」
http://merry-shaka.com/?eid=943
文中で紹介する「犀の角のようにただ独り歩め」という言葉は、『スッタニパータ』という最古の仏典にあるものです。
学生時代、仏教学で最初に学んだのがこれでした。
岩波文庫から中村元先生著『ブッダのことば ースッタニパータ 』が出ていますので、気が向いたら本屋でパラパラっとめくってみてください。
**************************
先日、出かけようとしたら猫がお見送りしてくれました。
媚びない感じが可愛いです。
7月のお盆の2日目が終わります。
境内にはヤマユリが大きな花を咲かせています。
お花屋さんでよく見かけるユリですが、実際土から生えている状態で見る機会はそうそうないことでしょう。
このヤマユリの全体像はこんな感じです。
赤い線は高さの目安で、上から下まで180㎝以上あります。
今は上の方の花が咲いていますが、その前は真ん中あたりでも咲いていました。
最初の花だけの写真はその時に撮ったものです。
さすがに180㎝以上のところに咲く花を撮るには若住職の肩車が必要ですが、してくれそうもないので断念しました(笑)
夜7時くらいにゲリラ豪雨があったので、明日も綺麗に咲いているかは不安なところです。
もし咲いていましたら、お参りの際にぜひご覧ください。
思った以上に見上げることになりますよ。