昨日は神奈川組仏教壮年会の巡拝行脚でした。
13回目となる行脚。
今年の行き先は、時宗の総本山・遊行寺と、大磯にある本願寺派の善福寺でした。
総勢80名を越える団体さんで、まずは遊行寺へ。(HP http://www.jishu.or.jp/)
時宗の宗祖は一遍上人です。
一遍上人はお寺を建立することなく、そのお生涯を人々にお念仏を進めるために全国を遊行することに費やされました。
そのお志を継いでいく方を「遊行上人」と言い、遊行をやめ定住されることを「独住」と言うそうです。
遊行寺は、4代目の遊行上人が独住されるときに建てられたお堂が始まりとのことでした。
続いて向かったのは大磯の善福寺さん。
大磯町HP上の紹介
(http://www.town.oiso.kanagawa.jp/isotabi/look/jisya/zenpukuji.html
親鸞聖人のお座像やご本尊の阿弥陀如来像が文化財に指定されていることもあり、親鸞展などがあると、お二方とも持っていかれてしまうという、大変貴重なお像を参拝させていただきました。
参拝終了後は、アサヒビール工場見学(笑)
押さえるところは押さえていますね。
帰りは渋滞に巻き込まれてしまい、少し遅くなってしまいましたが、今年も皆さんが笑顔で歩いていらっしゃので、問題なしですね!!
昨日は多くの方にご参集いただき、無事、報恩講法要をお勤めいたしました。
ご講師の成田先生は、私が所属している東京教区青年僧侶協議会で、入会当初に配属された社会部の部長さんでした。
右も左も分からなかった私に、優しくご指導くださったことを今でもよく覚えています。
そして、あの頃と同じように、この娑婆世界で右も左も分からず迷い続けている私たちへ、阿弥陀さまのみ教えをお取り次ぎなさっている姿を拝見させていただき、本当に有り難いご縁をいただいたと嬉しく思いました。
ご法話は「お念仏の心をたずねる」というテーマから始まり、身近な例え話を織り交ぜながら、お念仏の心をお聴聞させていただきました。
法要終了後はお汁粉を皆さまへ。
金曜日から風邪をひき、庫裏で遊ばせていた龍くんも、お汁粉に誘われて出てきてしまいました。
今回はご家族でお越しくださった方もいて、いくつもの尊いご縁を感じました。
皆さま、ようこそのお参りでございました。
本日、午後1時30分より最乗寺報恩講法要をお勤めいたします。
準備は整いました。
天候にも恵まれました。
お汁粉もできました。
あとは、皆さまをお迎えするだけです。
お待ちいたしております。
明日は報恩講法要です。
というわけで、ただいま準備中。
仏具のお取り扱い専門の智祥さんが、お磨きとお荘厳をしてくださっています。
心配した台風も、明日までに通り過ぎてくれそうです。
最乗寺報恩講法要
午後13時30分~
ご講師 鎌倉組善行寺ご住職 成田善真 師
終了後にはお汁粉をご用意しておりますので、どうぞお召し上がり下さい。
すっかりご無沙汰してしまいました。
気づけば秋の境内になっています。
今年は銀杏が少なく、既にほとんど落ちてしまったようです。
イチョウを見上げるついでに、他の方向に目を向けると、見慣れない赤い物体を見つけました。
ちょっと分かりにくいので、アップにすると…。
なんじゃこりゃ(笑)
ちょっとグロテスクな形ですよね。
これはハクモクレンの木から出ているものです。
結構な数がなっています。
下から見上げると、鶏のトサカが幾つも付いているように見えました。(笑)
落ちてから、しばらくたったものです。
口をパカっと明けて、中から種子が見えています。
これをよく掃除している住職は「秋」を感じたことでしょう。
私は…知りませんでしたぁ(汗)