相馬の野鳥

相馬から野鳥の四季を綴ります。

亜麻鷺(アマサギ)の訪れ  やがて雨季へ

2009-05-24 14:06:49 | 松川浦

 大潮の今日、土日にかけて干潟に集まる鳥を期待して磯部漁港へ向かったのですが意外にも鷺類の他は見かける鳥はいません。どうしたのでしょうか?干潟よりも周辺の水田にたくさんの餌があるからでしょうか。鴫類の姿は見かけなくなり、旅鳥の中継地として松川浦に飛来したたのでしょう。梅川や岩子周辺の水田を眺めていると、夏羽で黄色く飾り羽となったアマサギがいました。コサギのように水田の中で採餌するのではなくどちらかと言えば畦の草むらのなかにいる傾向があります。昆虫や蛙などを餌としているためらしいです。なかなか美しい羽の色合いですね。このサギの姿が見られると私のなかではそろそろ梅雨を予感します。梅川から見た排水機場と鹿狼山です。コサギが餌採りダンスを踊っていて面白いです。次いで磯部から大洲海岸へ向かい、砂浜に降りるとハマヒルガオ、ハマエンドウの花が咲いていました。ハマヒルガオの葉の中に混じって珍しくハマボウフウがありました。中央の葉です。セリ科なので香りがよいです。吸い物に色添えにとも思いましたがやめておきました。鵜ノ尾岬のトンネルを抜けるとサーファー達が波を求めて海へ向かっています。砂浜に一人遠くの水平線を見つめるサファーが絵になっていました。将来を見通して今を見ているかのように。勝手におもってしまいました。さて今日の鹿狼山は、福島吾妻方面も何とか見えました。松川浦側は田植えが終わり、水が引かれた田が眼下に広がっています。

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