相馬の野鳥

相馬から野鳥の四季を綴ります。

白き不忘山によせて

2008-03-09 19:57:18 | 松川浦

 鹿狼山の向こうに南蔵王連峰が写っています、とりわけ南端の名峰は白く輝く不忘山です。かつて、夏に水引入道から屏風岩、不忘山、白石スキー場と反時計回りに8時間かけて登り終えた記憶がよみがえります。その前にも白石スキー場から登り詰め白石女子高山小屋から更に登ったところで小枝からアカゲラ(サンプル画像)が飛びたったのですが、腹部の紅に新鮮な感動を覚えました。人もいない孤独感と少ない体力とそれでも登りたい衝動に駆られて登り続けました。その疲れをミヤマオダマキ、ハクサンイチゲが目を和ませ癒してくれました。7年前だったでしょうか。磯部漁港から不忘山を見ながら、自分に「もう一度やってみるか。」という気持ちが、でも体力も技術も・・・・ない(笑)ね、待ちましょう、雪が融け去る春と初夏がくるのを。磯部漁港に目を向けると漁を終えた漁船がけたたましい、VOLVO PENTAのエンジンの爆音をとどろかせて雄壮に帰ってきました。凱旋する兵士のようです。漁があったのでしょう。また、引き潮の松川浦にはユリカモメが餌を求めて群れています、そのユリカモメの動きがやさしい。おっ!また会えた、ハジロカイツブリ、ルビー色の目が光ります。常連のヒドリガモはお休み中です。今日はとても暖かく、日下石(にっけし)川に、北に飛び立つ気配を感じさせるオオハクチョウの群れがいるのを見かけました。リーダーの一鳴きで飛び立つのかもしれない予感がします。移動性低気圧による南風はまだ吹いていないのですが、来週でしょうか。今日、太平洋は、エメラルド色の光のJpg_12海です。 Jpg_3 Jpg_4 Jpg_10 画像クリックしてみて下さい。

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