ツルピカ田中定幸先生

教育・作文教育・綴り方教育について。
神奈川県作文の会
綴方理論研究会
国分一太郎「教育」と「文学」研究会

 絵に ことばをそえる

2011-06-04 03:43:35 | Weblog
  「おはなし」を絵と文でかきましょう

 文字の学習がすすんでくると、絵の中に出てくる人の名前をいれたり、話した言葉を書き入れたりもする子が増えてくる。そこで、絵をかいたあとに、習った文字をつかってことばをそえてかくようにする。「絵と文でかきましょう」という授業を組んでみる。
 教育出版の教科書ではこれが「教材化」されている。
 ここでのおさえの大切なところは、毎日の生活の中にある心にのこった出来事は、絵でも文にでも、表現することができるということである。
 そして、表現する場合には、一つの場面として描かれた絵のように、一つのことがらについてとらえたことを、この時期では書けばよいということである。
 この時期の子どもたちは絵をかくのがすきだ。「お絵かき」といってよろこんでかく。お話も、一つのことをくわしく話せるようにもなっていく。

 
   えと ぶんで かきました


 まだ もじの べんきょうは おわっていないのですが こまかい まちがいは きに しないで えと ぶんで おはなしを かきました。

     へんな むし

  だんごろむしみたいな
  むしがいたの
  だんごむしよりながかった。つかむと
  くろいしろいみたいのを
  だした。 ぼくつかんだの。
  しげながけいくんも
  つかんだの。
  ぼくより
  しげながけい
  くんが
  ながく
  つかんで
  たの。
  そしてなす          絵 略
  とかが
  うえてるとこ
  いったの。
       なかお ゆうすけ
  6月18日金ようび



    おおあめが  ふった
 
 七がつ五かは、おおあめでした。よこすかの ひがしの ほうに ある つくいがわでは、はしが ながされるほど すごい ものでした。
 そこで、くる ときの ようすを えと ぶんで かくことに しました。

     たいふう
  きょう 
  がっこうまで
  えりちゃんの
  おじいちゃんに
  がっこうまで
  おくって            絵 略
  きてもらったの。がっこうの
  みずたまりにはいったの。
  それでがっこうの
  みずたまりは
  ふかかったの。
          つまぬま さおり
     7月5日


                                   ーーいいなあーー
 

最新の画像もっと見る

コメントを投稿