ツルピカ田中定幸先生

教育・作文教育・綴り方教育について。
神奈川県作文の会
綴方理論研究会
国分一太郎「教育」と「文学」研究会

悲しい知らせ

2010-05-07 22:13:49 | Weblog
 横須賀作文の会でも、お話をしてくれた亀村五郎先生がなくなられました。つつしんでご冥福を祈りたいと思っています。
ぼくのことを「ていこう(定幸)さん、ていこうさん」といっていつもはげましてくれました。
 大会の時に、亀村さん、国分さん、そしてぼく。その隣に田宮輝夫さんと写っている写真が大好きで、よくながめていました。今日も、その写真を見ています。
 何か、一言書いて下さいといったときに「トラちゃん」と書いてかいてくれました。そのとき、ぼくは校長をやっていたので、きっといろいろなトラブルが学校ではあるだろう。たいへんなときこそ、新しい方向をうみだせるチャンスなのだ、いつも前向きの姿勢でがんばれという気持ちで書いてくれたのでした。
 その時、そのときの子どもの姿をしっかりととらえて、きめのこまかい指導のできるすばらしい先生だったから、ぼくにあったときにでも、いつもあたたかい励ましのことばをかけてくれていました。
 
 明日、5月8日、狛江市の泉竜寺で6時から通夜があります。亀村先生が大切にされた生活つづり方教育のすばらしさを、一人でもおおくの方に伝えることを約束してお別れをしてこようと思います。

 亀村さんはたくさんの本を書かれています。まだ読んでない本がある方は、ぜひ、お読み下さい。

『考える体育』(牧書店)『学級の体育』(牧書店)『ほんとは好きだぞお母さん』(あすなろ書房)これらはなかなか手にははいらないかもしれませんが、以下の本は手に入るかもしれません。
『日記の本』(百合出版)
『読書指導』(百合出版)
『子どもと教師』(百合出版)
『子どもをはげます赤ぺん(評語)の書き方』(百合出版)
『子どもを生かす作品研究』(百合出版)
『こどものひろば』(福音館書店)
『子どもを伸ばす作文の書かせ方』(百合出版)
『子どもの読書』(大月書店)
『幼児のつぶやきと成長』(大月書店)
『楽しい日記と手紙の書き方』(大月書店)ほか
コメント (2)
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