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ぷちとまと

FC東京、もう飽きた。

J1 第29節 FC東京-G大阪

2005年10月30日 22時08分42秒 | 観戦記録
J1 第29節
FC東京 2-1(1-1,1-0) ガンバ大阪
2005年10月30日
味の素スタジアム

数字は語る。
圧倒的な攻撃力を誇るG大阪だが、前節までの失点数48は、残留争いしているチームのそれと変わらない。

その数字は正しかった。
相手ゴール近くでボールを奪うことができれば、ガンバに危険なシュートを撃たれる機会は減少し、逆に相手ゴールを脅かす機会が増加する。
シュート数は東京22本、G大阪11本。
アラウージョは何と0本だ。
完全に東京に飲み込まれたガンバは、弱小チームと大差なかった。

それを可能にしたのが、高い位置からのプレス。
両チームともに相手のサイドの裏を狙う好ゲームであったが、ガンバは東京のプレッシングの前に自滅した。
(東京のプレスでパスの出しどころを失うなんて、遠藤はワールドカップでどこにパスを出すつもりなのだろうか?)
スペインの模倣と言われようが、本当にハマった時の東京のサッカーは、日本で最高に面白い。
今日のようなパフォーマンスが毎試合できれば、結果など勝手に付いてくるのだが。

プレスをかわされると一気にピンチに陥る可能性があるため、プレッシング・サッカーには全員で攻め、全員で守るという覚悟、それと勇気が必要だ。
その勇気が感動を生む。
あの憂太が頭から突っ込んでボールを奪った。
今野は攻守両局面での縦横無尽のダッシュでピッチの主役となれば、梶山は変態キープと大きな展開で、規郎は4人を引き付けるドリブルで観客を魅了した。
藤山も珍しく(笑)攻撃参加が効いていた。
ディフェンス陣もよく押さえた。
ルーカスだけが呪われていた(笑)
全員で勝ち取った勝利。
今日の東京は、全員が主役であり、ヒーローだった。

2005年の観戦試合数: 23