2.松峰山 金剛輪寺
百済寺の北にある天台宗の寺。天平13年(741)に聖武天皇の祈祷寺として行基菩薩が開山した。
庭園入口
桃山期の庭園
江戸初期の庭園
江戸中期の庭園
茶室 水雲閣。江戸時代末期。
参道。それほど険しくないが延々と続く。石段は石を並べているので、杖で行く私には歩きにくい。参道の両側には小さな地蔵が並べられている。千余体あると言う。
地蔵がたくさん集まっている所も何箇所かあった。
本堂。天正元年(1573)に信長の焼き打ちに遭ったが、三重塔とともに火を免れた。弘安11年(1288)1月建立の銘が須弥壇にあり鎌倉時代の代表的な和様建造物として国宝に指定されている。東京オリンピックには世界に誇れる日本の建造物の一つとして文部省が十分の一の精巧な模型をつくり上野の博物館に展示された。
三重塔。重要文化財。待龍塔と呼ばれる。昭和53年秋に大修理完工。
長い参道を登ったのでかなり疲れた。Hg君夫妻は健脚でずっと先に行ってしまったが、休み休み行く私にはHr君がずっと付き添ってくれた。