光男の米 農家の嫁ブログ

オーガニック米・特別栽培米 光男の米
米作りの事を家族との日常の出来事を交えながら、妻の美由紀が綴ってまいります。

お米の食味検査

2012-11-28 20:39:31 | インポート
こんばんは、妻の美由紀です。

今朝は本当に寒かったですね。
ニュースを見たら日本全国寒かったようですね。
ここ富山も初氷でした。

光男の米では、食味検査の結果が出そろいました。
検査機械によって結果が様々ですので、毎年3か所で測定をお願いしています。



結果はといいますと…実は去年のお米よりすべての検査機械で数値が上がっております!!
やはりうれしいですね☆

今やこんなに寒いのであの暑かった今年の夏を忘れそうですが、夏の猛暑は秋になっても続き収穫前のお米にとっては過酷でした。
正直いいますと、ほ場で多乾燥になってしまうお米も後半で出てしまい痛手でした。
胴割れしてしまったものは、ホームページで「光男の米」として販売することを断念しました。お客様の信用が第一です!ご安心くださいませ。
一生懸命こだわって米作りをしてきたので、私たちにとってはすべてのお米が宝です。
本当は全部納得できる品質にもっていきたかったです。
自然相手の仕事の厳しさですね。

それなのに!
食味検査の高得点は本当に励みになりました!!

お客様にうちのお米についてお話しするときも自信持ってご説明できます!
自分で育てたものはやはり美味しいのですが、自分の感覚で美味しいと言ってしまっていいのかな?と思うのです。
そこは自分たちのひいき目なしで、食味検査という数値でお話ししたいので毎年食味検査をしているわけです。

「極上」という結果をいただいた検査機関もありました!
これを励みに来年の米作りに向け土づくりに励んでおります。

今日もこの寒空の下、光男さんは田んぼで土と格闘しておりました。
泥だらけでご帰宅です…。

私はといいますと、午前中は人間ドックに行っておりました。
稲刈りが終わらないとなかなか検診にも行けないもので、やはり農家の皆様この時期が多いのでは?
健康もいい米を作る大事な要素ですから~!

帰宅後、本日の発送のお米は無事今日の便に乗せましたので予定日に到着いたします!


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趣味で畑もしてます

2012-11-20 12:10:11 | インポート
こんにちは、妻の美由紀です。

何かと忙しくて、事務仕事がたまってきました。
税理士さんからもそろそろお話ししましょうかと電話が。
すみません。ある時期から簿記入力がストップしておりまして…。

というわけで私、夜なべ決定です!頑張ります!

うちの畑をちょこっとご紹介します。
なんといっても、暇をみて主人がしてくれているうちの食料用なので立派なものではございません。
何もしてない私がいうのもなんですが…。私は料理担当ですので(笑)。


かぶです。浅漬けが一番好きです。


大根です。収穫は、まだ先かな。


ニンニクです。こんなに使うの?!


玉ねぎです。これは、たくさん使います!!


キャベツです。これが一番楽しみです。
採れたてキャベツは柔らかくて甘くて最高です!

うち用といえど、やはり農薬は使わず育てています!
手間はかけてられないので見た目は良くないですが、農業人として安全・安心にはこだわっています。

食事は、健康につながります。
食材の安全は、大切にしたいです。






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6次産業化バスツアー!

2012-11-15 10:14:53 | インポート
おはようございます。妻の美由紀です。

今朝は本当に寒いですね~。

おととい、「新川地域6次産業化研究会」の研修に参加してきました。
今回の研究会は、1回目と違い外へ飛び出しました!
大型バスに乗り込んで、県西部の6次産業化先進農家さんを訪ねます。

大型バスを見た途端、もう気分は遠足です!それも、研修というなの堂々たる!遊びではないのですと言わんばかりに。

バスに乗ると、お友達の農家のお嫁さんを発見!
道中は、農家の嫁だから話せる話題で話が尽きません。

私、すっかり朝バタついておりましてカメラを忘れたので携帯で撮影しました。


こちらでは、農産物直売所と地元のコシヒカリで作ったおにぎりの販売を見学させてもらいました。
さらに、おにぎり2個を試食しました。
とろろ昆布のおにぎりは、富山らしいですね。



もものパフェで人気のこちらの「農工房長者」さんでは、奥様のお話がとてもためになりました。
ざっくばらんに色々話してくださり、本当に感謝です。
玄米モチとお団子をタンポポコーヒーとともに試食しました。
とても美味しかったです!



旅の最後は、今城農園さんの「ハーブメロディー」です。
情熱的な奥様のお話が心に残りました。6次産業化とはと改めて考えさせられました。楽しんで続けていくということの大切さです。
手作りマドレーヌとハーブティーを試食しました。
ほっこりした気持ちになり、とても美味しかったです。


もう食べる、食べる…で幸せでした!
各直売所でお買い物も楽しみました。

農業という1次産業で自信をもって収穫できた農産物があって、
そしてさらに、もっとお客様にお伝えしたいという情熱があって、
6次産業というお仕事が生まれるんだと実感しました。

そこには、ただやらなければ!とか、やってみたい!という気持ちだけでなく、自分たちの収穫したものだからこそ、その美味しさ楽しさをお伝えしたいという情熱とそれにかける時間が必要です。
そして、収穫できた新鮮な農産物がある限り楽しんで続けられるということも大切だと思いました。

“光男の米”は只今、土台である1次産業の米作りにもう少しじっくり取り組みたいなと感じました。
その先に見えてくる展開を探しながら、この研究会や研修を重ねていきたいです。

いい農産物があるからできること…。







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有機JASの審査受けました!

2012-11-14 09:25:23 | インポート
おはようございます。妻の美由紀です。

有機JAS取得に向け申請しておりました田んぼの現地審査がありました。
日本農林規格登録認定機関の審査員の方が来られ、提出書類とともにきちんと見ていかれました。

これは、そのために準備していたうちの書類たち。
初めて申請した私たち…わ~もう頭がいっぱいいっぱい!


でも、一生懸命有機JASの規定に合わせ栽培していました。
きちんと認められることを願いつつ書類の不備を整えています。

やはり外部の検査機関が入るというのは、厳しいですがとても勉強になります!
自分たちは一生懸命有機栽培を行っているつもりでも、きちんと証明できないといけないわけですから、そのためのノウハウがぎっしりです!!
めまいがするくらい細かいところにも着眼点があります。

有機JASと表示できるのは、もちろん認定が下りてからです。
そして重要なのは、有機米の圃場ではこの厳しい認定基準で栽培を続けることに意味があるということです。

有機栽培のお米は、どうしてもお値段が高くなってしまします。

私たちは、安心で美味しいお米を毎日食べて頂きたいという思いがあります!
お米は、日本の主食です。
買いやすい価格ということも大切に考えています。

「光男の米」のラインナップには、農薬をできるだけ抑えて栽培した特別栽培米コシヒカリ・てんたかくもあります。
光男の米は、すべて有機肥料100%!除草剤不使用!ですが、こちらの商品は農薬低減で無農薬ではありません!
でも、慣行栽培で18成分といわれる農薬の使用を2~3成分に抑えて栽培したお米です。

有機栽培と特別栽培…。
どちらも、それぞれの価値があります。

私たちは、笑顔で美味しいと食べて頂けることが一番の励みです!!












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冬期湛水してます

2012-11-10 11:18:06 | インポート
こんにちは、妻の美由紀です。

すっかり寒くなりましたね。
“光男の米”は、ただ今冬期湛水中です。

稲刈り後、有機肥料を田んぼにいれ
そしてトラクターで秋おこし。
土がほぐれたところに、ようやく水を入れていきます。



このワラも大切な肥料。
土ごと発酵が起こり栄養たっぷりのトロトロ層になってくれるはず。



これは貝の仲間。
光男の米は、有機肥料100%、農薬の使用も出来る限り減らした
田んぼの生態系を大切にした米作りをしていますので、
田んぼにたくさんの生き物がいます。

田んぼの生き物が引き起こす自然の力でいい土を作ることは大切です!



冬期湛水というのは、生態系を生かした土づくりの効果だけでなく、
水田雑草の抑草効果も期待しています。
除草剤の使用を減らすためです。

水面採食をしてくれる鳥たちも、雑草や種子を食べてくれます。

夜になると、カモがたくさん田んぼにえさを食べに来ています。
朝方までいるのですが、昼間はどこへ行っているのかな?

夜、近づくとサーッと逃げてしまって撮影出来ていないのですが
こんな風に羽がふわりと浮いているをよく見かけます。






左がうちの冬期湛水田。右が慣行栽培をしておられる方の田んぼです。

慣行栽培の圃場と比べると、見た目も違えば得る効果も全く違います。
これだけいいこと尽くめの冬期湛水ですが、しておられる農家さんは少ないです。
田んぼの生態系を生かした米作りだからこそいい農法なのです。

農林水産省の冬期湛水の補助もあるのですが、用水の水は農家の為だけでないという取水権の関係で補助は受けられませんでした。
でも補助があろうがなかろうがいいのです。
うちは安心で美味しい米作りのために、冬期湛水の良さを期待して行っています!
北陸の冬、ここ富山の冬には、適した農法です。
米作りに生かさねば!

コンクリートで固められがちな現代、地下水の保全にも役立つ田んぼは
まさに地域の宝だと思っています。

もう、来年の米作りに思いを馳せています!!





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