光男の米 農家の嫁ブログ

オーガニック米・特別栽培米 光男の米
米作りの事を家族との日常の出来事を交えながら、妻の美由紀が綴ってまいります。

苗づくり真っ最中です!

2018-03-26 14:38:19 | デスクワーク
こんにちは、妻の美由紀です。

暖かくなりましたね。
ここ富山は桜はまだですが、
今日のようなぽかぽか陽気だと待ち遠しい気持ちになります。

さて、光男の米は苗づくり真っ最中であります!

もう、2回目の播種作業が終わりました。
ビニールハウスに苗が入っていますので、
光男さんは、気温に合わせて管理に大忙しです。

今日は、月曜日で出荷数も多いので、
昼ご飯を食べた後、休憩も束の間、すぐに仕事に向かいました。
お天気もいいし、夕方までまだまだ頑張るぞー!

今日は、播種作業の様子をご紹介しますね。

第1回目の播種作業。
3月16日、とっても寒い日でした!


苗箱が倉庫からずらりと降ろされています。


苗づくりの床土もずらり。

私は、苗箱を播種機にどんどん入れていく係担当!
そこでしか役に立てないのが正直な担当理由…。


今年も地元有志の方々が集まってくださいました!


光男さん心強いです。

さあ、寒さに負けず作業開始です!


床土がベルトコンベア式で敷かれていきます。


自家採取した、無農薬の光男の米の種もみセット。


パラパラ播かれていきます。

この後覆土された苗箱は、播種作業の最終段階に入りま~す。

新規導入した苗箱を積み重ねていくこの機械。
その名も「自動ハコツミ」。
名は体を表す!いやいや、この場合逆さまですね。


播種作業が完了した苗箱たちは、
黄色のシートで覆われ加温し芽出しします。
加温開始したところですので20℃ですが、
30℃に設定してあります。


この日は、外は本当に寒かったのですが、
種もみは、ぽかぽかで大事に大事に芽出し中。

2回目の播種作業は、3月20日でした。
この日は、有機米の播種もしました。


有機米は、床土も有機JAS認定のものでなければなりません。
きちんと一般の床土を掃除し取り除きます。


有機JASは、一つ一つの行程すべて、有機JAS規格に従わなければならないのです!
簡単にオーガニックは名乗れないのです!


床土の袋が違うでしょ☆
有機JASの規格が通る資材証明がある専用床土。

土の採取場所から資材証明されている代物。
価格もその分高めです。


芽出しを終えた苗箱は、


黄色のシートの加温機から出され、
ビニールハウスへ運ばれます。


またここでも大事に大事に専用のシートが掛けられます。


まだ小さな芽を一定の温度で保ちつつ育てるためです。

まだ寒い日もあれば、今日のような太陽がサンサンとした日もあります。
光男さん、温度計を確認しながら、ハウスの温度調整に一生懸命です!

このシートはそんな光男さんの大きな味方!

人手不足の時代&農業もなんとか自ら利益を生み出さなくてはならない時代。
文明の利器を大いに活用しつつ米作りに励んでいます。

光男の米は、
化学肥料を一切使用せず、高いレベルの農薬低減(自信もって言えます!)の特別栽培米!
そして、有機JAS認定を遵守したオーガニック米!
の2本立て。

慣行栽培に比べたら、やはり収穫量は少ないです…。

ここまで、独自の農法をとりながらも、よくやってこれたと振り返ります。
本当に光男の米の農法にご理解をいただき、ご愛顧頂いたお客様のおかげだと思っております。

今年度は、さらに安全にこだわる予定でおります。
光男さんの挑戦は、まだまだ続いております。
そう!米作りへの情熱は熱々であります!

取り組みは、また随時ブログでお届けしてまいります!











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今年も冬の話題からですが。

2018-03-14 10:46:54 | デスクワーク
こんにちは、妻の美由紀です。

昨日は、主人と2人で税理士さんのお話をしっかり聞いてまいりました!

3月8日というギリギリになって…(毎度申し訳ないっ!)
税理士さんに約4000件の仕分けをした簿記データ及び全伝票を渡してきた私は、
荷を下ろしたような気になって、ここ数日税理士さんからのお呼び出しを待っておりました。

データや伝票のチェックを終え、確定申告に向けまとめられたデータをもとに
今年の反省と今後の課題を話し合ってきました。

後は、この2日で私の確定申告を終えれば、完了~!となります。
またしてもギリギリっ!セーフ!

事を急ぐより、確実・丁寧がモットー!と言い訳する私ですが、
いやいや、今年こそ!簿記入力を日々進めると誓います!


私が簿記入力に必死な中でも、そんな事情は関係なく、
光男の米の米作りは、着々と日々の仕事をこなしておりました~

昨日、gooブログさんから「2017年03月13日 に書かれた記事をお届けします。」とお馴染みのメールが届きまして、
私何かいてた?と、「思い出を振り帰ってみる」ボタンをポチ。
光男の米 有機肥料は冬のうちから
やっぱり…去年も冬の話題から書いてた…。

今年も、冬の様子を書かせてくださいませ。
リアルタイム発信ではないことを猛省いたします。


2月8日、早朝の撮影です。
朝日に氷柱がきらめいています。


2月の光男の米の施設の様子です。


この時分から、すでに苗づくりの準備が始まっておりました。


まだ辺りは雪が沢山ありました。


2月15日撮影。
第1回目の種もみの温湯消毒です。
農薬使用を減らすための1工程です。

その頃の光男の米の圃場を見てみましょう☆


2月6日の撮影です。


「冬期湛水」という農法をとっている光男の米。


水田の生き物を食べにカモたちが集まってきています。


お隣の田んぼは、慣行栽培なので雪に覆われていますね。



光男の米では、水田の生き物の生態系を壊さない農法を進めています。

有機肥料のみを使用し、無農薬又は、8割以上の農薬削減を行い、
生きた土づくりをとても大切に考えています。

また、「冬期湛水」は土づくりのためだけでなく、
春作業の効率化という面も併せ持っています。

作業をより効率的に行うことは、お米の価格に反映されます。
手間を省けるところは省き、
手間をかけるところは、とことん頑張る。
安全にかなりこだわっていながら、毎日食べていただける価格ということも大事だと考えています。


私も光男さんに負けていられないので、久しぶりに女性農業者研修に参加してきました。


午後から直売の仕事があるので、午前中だけの参加です。


魚津市内で歴史ある「大野商店」さん。
取締役の大野さんがシェフの方をご紹介くださっています。

私は子供らが小さい頃、ホットケーキミックスを買いに行ったり、
小学校の役員の時オードブルを作って頂いたりと
新旧どちらのお店にも行ったことはあったのですが、
お顔を拝見するのは今回が初めてでした。


新川地区の女性農業者の方々と
「魚津ご城下の台所 藤吉」さんのお弁当を頂いてきました。
シェフの方がフランクに色々な質問に答えてくださいました。


次回は、オーガニック味噌を作ろう!について
ブログでお伝えしたいと思っております。

食べものは、命を育むもの。
そこにこだわるのは、本当に地道なことの連続。
だからこそ毎日少しずつですね。




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