華短歌

永遠に届かぬ愛する人へ

ほおづき

2007-08-12 15:23:18 | 花短歌

ほおづきは

恋の亡骸

振り向けば

ひとつふたつと

明かりが灯(とも)る

*ほおづきはこの時期、霊が戻ってくる時の目印として迎え火と一緒に飾られます。

鬼燈・鬼灯とも言われるほおづき、そっと近づいてみると、ひとつ、ふたつと走馬灯のように過ぎ去った恋が浮かび上がってくる・・・・ほおづきの中にあるのは恋の亡骸・・・・そんな気持ちになる夏の夜です。(それにしても随分たくさん恋をしたもんだ^^;)