華短歌

永遠に届かぬ愛する人へ

花首

2007-08-17 09:20:01 | 花短歌

花首を

水に浮かべて

愛(いと)しさを

抱きしめている

夜の白(しら)むまで

*寝苦しい夜なら、いっそのこと一晩中あなたのことを考えてるわ☆

夏はお花はもたないけれど、最後の最後まで楽しみます。元気がなくなってきたお花も花首を水に浮かべて眺めているとまた違った美しさ。

この歌は愛する男の首を取り、口づけしている『サロメ』のイメージ。まったり詠んでるけど、私の愛はこの熱帯夜より熱い!?