ご機嫌公論

フリーランスのライター兼編集者・ロイ渡辺のBLOG。
締め切り間際に更新されていても、それはあくまでも「息抜き」。

読書するサルの備忘メモ 06’ 09

2006-10-01 17:17:19 | Books
9月
今野敏「曙光の街」文春文庫
柴田よしき「シーセッド・ヒーセッド」実業之日本社
F・ポール・ウィルソン「マンハッタンの戦慄(上、下)」扶桑社ミステリー
F・ポール・ウィルソン「神と悪魔の遺産(上、下)」扶桑社ミステリー
F・ポール・ウィルソン「異界への扉」扶桑社ミステリー
F・ポール・ウィルソン「悪夢の秘薬(上、下)」扶桑社ミステリー
F・ポール・ウィルソン「見えない敵(上、下)」扶桑社ミステリー
F・ポール・ウィルソン「幽霊屋敷の秘密(上、下)」扶桑社ミステリー
F・ポール・ウィルソン「深淵からの脅威(上、下)」扶桑社ミステリー


今月のひと言:

えーと。
ごくごく少数ながら、このサルメモを
本購入の一助にしてくださってる方がいるようなのですが……
今月、まったく役に立ちません!(笑)
ウィルソンの「始末屋ジャックシリーズ」祭、です。
朋友jojoくんが愛読しているシリーズなので、読んでみるか、と。

これ、ジャンル分けをするとすれば「ハードボイルド・ホラー」でしょうか。
ホラーと言っても、恐がりなオレのこと、本格派を読むわけがございません。
クトゥルー神話の世界観をちびっと借りてるところが、
カテゴライズとしてホラーなだけで、怖さはほぼ無いのです。

一切の公的記録に残らない、アウトローなジャックが、
何故か「異界」の意志と戦うハメになる、そんな話です。
つまり、敵がギャングだったりシリアルキラーである代わりに、
バケモンなんですよ(笑)。

物語的にもう一ひねりあれば、アンドリュー・ヴァクスに肉薄するんだけどなあ。
ディテールも悪くないし。
……ともあれ、楽しんでます。