およそ、国籍出自髪の色肌の色、
もちろん日本語が通じるかどうかとかで
女性の美しさを区別しないワタクシなので、
前々から気にはしてたんですよ。
誰の話かって?
ハル・ベリーですよ。
なんでそんなことを今さらながらに言い出したかと言えば、
旧聞に属しますが、彼女が最低映画賞の主演女優賞を受賞したことがきっかけ。
あの、あきらかに思いつきと集金力だけで出来上がっちゃった
『キャット・ウーマン』での堂々の受賞です。
ご存じの方もいるでしょうが、
このゴールデン・ラズベリー賞は、その年のヒドイ映画を選出する、という趣旨。
主催者が勝手に受賞者に不名誉を押しつけるという
まぁ、ジョークテイストが本筋のモノです。
ですから、受賞者は式場に来ないのが普通なんです。
(ちなみに主演男優賞はブッシュ大統領でした)
でも、来ちゃったんですよ、ハルったら。
授賞式に。
そこで、3年前に『チョコレート』でアカデミー賞の主演女優賞を受賞したときの
自分の「驚喜っぷり」を再現した上で、
壇上にマネージャーを呼び上げて
「今度からは、出演料だけじゃなくて、脚本で出演映画決めましょうね」と
からからと笑いながらコメントしてたんですよ。
ああ、いい女だなぁ。
好きです、そういう人。