ペルーのウマーラ大統領が、マチュピチュのインカ遺跡や周辺地域への観光事業を発展させることになるとして、クスコの近くに新しい空港を作る計画を発表しました。
昼間だけのフライト用の現空港では不十分と大統領は言いました。
政府は新空港計画に4億600万ドル出資すると言いました。
マチュピチュはペルーで1番の観光地ですが、多くの訪問者の受け入れに問題があります。
「この新空港は、今まで以上の観光客を受け入れるだけでなく、より多くの仕事をつくり、周辺地域を助けることになる、」と大統領は言いました。
水曜日の儀式で、彼は新国際空港が建設されるチンチェロ(Chinchero)の町の土地の収用を認める法律を制定しました。
「投資は政府の貧困政策を助け、また、古代文化の尊重を常に促すことになる」と彼は言いました。
観光業が地域の主要な収入源です。
マチュピチュは世界遺産の地なので、国連の文化庁ユネスコはアクセスの不規則さについて警告を発し、政府に環境保全を促しています。
現在、マチュピチュの入り口は、環境や要塞への影響を考慮して、1日およそ2,500人の訪問客に制限しています。
観光客はクスコから、112キロを歩くかバスか列車で行かなければなりません。
マチュピチュ要塞は海抜2,500メートルにあり、インカ帝国により15世紀に建てられました。
1911年に米国の歴史家ハイラム・ビンガム氏に再発見されました。
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マチュピチュには行ったことがありません。 1度は行きたいと思いながら実現が遠のいていきます。どんな地形なのか分りませんが、近くに空港を作り、雇用や観光業を活性化させたいと願う大統領の気持ちは分ります。
でも、空港を作り、より多くの観光客を受け入れるとマチュピチュはどうなるのでしょうか。それが心配です。
↓草木に隠れていたマチュピチュが発見され、形が出現する過程の映像(音楽祭も)
http://www.bbc.co.uk/news/world-us-canada-14057296
五輪も甲子園も終わり、腑抜け状態です。(テヘヘ)