まるこの「時事和訳ブログ」

英文記事を訳したり雑感を書いたりします
まるこの「写真ブログ」にもどうぞ
@リンク先へはブックマークからどうぞ

フランスの「自家製」レベルの料理が過熱料理に代わる

2013-06-28 | Weblog

 

 (写真)法案はフランス料理の質を守ることを目指している

フランスの議会は、キッチンで原材料から作られる「自家製」であることを示すラベルを貼るようにレストランに強制する法案を承認しました。

メニューに貼られる「自家製」のラベルは、外部から調理済みの料理を買ってきて電子レンジで温めて、作ったばかりの料理として運ぶことを禁じるためのものです。

「自家製」を偽装すると罰金が科されます。

法制化されるまでには、まだ上院を通過しなければなりません。

与党の社会党と野党の中道右派UMPはそれを義務化することを呼びかけました。義務化までは望まないシルビア・ピネル商業観光相の声は聞き入れられないようです。

「我々は透明性と職業の体面を取り戻します。」とレストラン同盟の会長が言いました。

「お客さんは何かが期待できるでしょう。今はレストランのドアを押して入ってきてもキッチンにシェフが本当にいるのかどうか分らないからね。」と彼はロイター通信に語りました。

        ****************

フランス料理といえば、伝統的に洗練されているように思えますが、手抜きをするレストランが多いようですね。法制化されれば、メニューに「自家製」というラベルを貼らなければならなくなるので、ごまかせなくなるでしょう。

日本ではどうなっているのでしょうか。