日々是勉強

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【外国にも】日教組ってたのしい!5【人材豊富】

2005年12月21日 11時01分41秒 | 日教組関連
  どうも、すっかり日教組フェチになりつつあるろろです。
  今日は小さいながらも珠玉のネタを取り上げてみたいと思います。
  
  日教組のシンクタンク(として機能しているのか微妙な)「教育総研」(ホームページは●こちら)が開催した、「敗戦国日独伊三国の少女、少年の戦後」というシンポジウムについてです。

(以下引用)

2005年10月22日(財)神奈川県教育会館にて、「今語る 敗戦国日独伊三国の少女、少年の戦後」と題して第25回教育文化フォーラムを開催しました。ホールには150人の参加者がシンポジストの話に聞き入っていました。
教育総研運営委員の村上義雄さんの司会によりゲプハルト・ヒルシャーさん(ドイツ)、馬渕晴子さん(日本)、ピオ・デミリオさん(イタリア)が自己の体験や思いを述べました。シンポジストのプロフィールと発言要旨は、以下のようになっています。

ゲプハルト・ヒールシャーさん
ドイツ人。(中略)元「南ドイツ新聞」極東特派員。外国報道協会会長、外国特派員協会会長。『ヤーパンの評判』などの著書がある。

●発言要旨
(中略)私は、あるとき、日本の教科書を調べ、びっくり仰天しました。戦時中、日本が中国や朝鮮で繰り返した非人道的な行為についてほとんど書かれていない。ドイツは違います。子どもはドイツの「負の歴史」をしっかり学びます。そればかりか、ドイツ人自身の手でナチの残党を南米まで足を延ばして探し出し、裁判にかけています。自力で「戦後処理」を続けているのです。日本はどうですか、そうしていると言えますか。

馬渕 晴子さん
まぶち はるこ。女優。1936年生まれ。(以下略)

●発言要旨
私の父も祖父も旧日本軍の高級将校。軍人一家でした。その運命が敗戦で一気に暗転しました。「お嬢様」が「戦犯の娘」になったのです。やさしい父でした。しかし、私のなかに常に葛藤がありました。日本の歴史のなかで軍人はアジアの人びとに大きな苦しみを強い、日本を暗黒に導く人間として機能しました。残念でならないが、これは事実です。
私は最近、長崎で被爆した作家、林京子さん原作の芝居「もうひとつのグラウンド・ゼロ」に出演しました。被爆女性が生者や死者と対話しながら「八月九日の長崎」と向かい合っていくのです。
私は、以前から「侵略戦争を美化する作品」には絶対に出演しないと誓っています。林さんのお芝居に出演してその気持ちがさらに強くなりました。

ピオ・デミリアさん
イタリア人。ジャーナリスト。(中略)2001年からイルマニフェスト紙極東特派員。(以下略)

●発言要旨
ええっ、イタリアが敗戦国だって? それは違う。イタリアは敗けていない。敗けたのはファシストです。イタリア人はレジスタンスに身を投じ、ファシストと戦った。そして、勝利し、その統領のムッソリーニを裁判にかけ、処刑した。私たちは自分の力で勝利をかちとったんです。(中略)
ジャーナリストとして日本を取材していて非常に不思議に思うのは、やはり政治という世界の奇妙な現実かな。小泉純一郎さんは変人と呼ばれますが、もし、彼が靖国神社参拝をやめ、イラクから自衛隊を撤退させ、アメリカの言いなりにならず、アジアとの関係改善に力を入れれば、歴史に名を残す人物になるでしょう。それが彼に出来るかな?

※詳細は『教育と文化』41号に掲載しています。


(引用以上)

  ・・・日教組の赤い人脈の豊富さには敬服すべきものがあります。外国人に言われたからと言ってびびってしまう必要などさらさらありません。では、「注釈」開始。

>少女、少年

  英語でも普通"boys & girls"って言いませんかねぇ?わざわざ女性を先に書くところに日教組の強烈なフェミニズムを感じます。彼らの狙いは、抑圧された女性を「解放」することで、家庭内でマルクス主義革命を起こすことにあります。だから、ことあるごとにこうした実感に反する極端な「女性優位」を強調するわけです。

>IN神奈川

  日教組を見ているといつも思うのですが、どうして無理に横文字やら英語を使いたがるんでしょうね?彼らはアメリカが大嫌いなはずなんですが・・・。

>150人の参加者

  外国人を呼んで大仰にやっているわりに、ずいぶん少ないですねぇ。私の塾の父母向け行事の方がたくさん人が来ます。

続いて、パネリストの「人となり」についてはどうでしょう。

>「南ドイツ新聞」

  どんな新聞かな、と思って調べてみると、●こんなことを言っているようです。記事の冒頭からして、

 >日本のラジカルな極右たちの聖地である靖国神社

  ですからね。どうやら、ドイツ版「朝日新聞」もしくは「北海道新聞」とでも言うべき存在のようです。
  余談ですが、上に挙げたURLの記事の泣けるところは、末尾にある

 >スイスのクオリティーペパー

  という部分です。日本語に訳すと「スイスの品質の高い香辛料」ですからね。自爆しています。
  そういえば、「日本のクオリティーペーパー」を自称する新聞がありましたねえ。●この新聞だったかな? 

>戦時中、日本が中国や朝鮮で繰り返した非人道的な行為について
>ほとんど書かれていない。


  自国領だった朝鮮で日本がどういう非人道的なことをできたのか興味深いです。まさか、朝日新聞でさえ否定している「強制連行」じゃないんでしょうね?

 ※朝鮮人に課されたのは「強制連行」ではなく、日本国民
  全体の義務だった「徴用」。
 

>自力で「戦後処理」を続けているのです。日本はどうですか

  「良心的日本人」がよりどころにしているドイツの戦後処理の話が、やはり出てきました。これは、日教組の組合員も常套手段にしている可能性がありますので、きちんと理解しておきましょう。http://www2s.biglobe.ne.jp/~nippon/jogbd_h11_2/jog118.htmlの記事が参考になります。
  ポイントとしては、

 1.ドイツが賠償したのはナチスの「ホロコースト」行為についてだけ
  その賠償形式は個人補償である
 2.その他の国との戦後賠償はまだほとんど片づいていない
 3.日本は北朝鮮以外の全ての国との間で国家補償により
  賠償問題は解決済みである

 4.有名なワイツゼッカー大統領の演説は、「ドイツ人には罪はないが、
  ナチスの責任は負う」
という趣旨であり、謝罪など全くしていない

 といったところです。上の記者はドイツ人ですから、こういったことを知らないはずはありません。彼女は故意犯の「嘘つき」です。

  日本代表のパネリスト、女優の馬渕さんも飛ばしています。

>「お嬢様」が「戦犯の娘」になったのです。

  そんなに簡単にスイッチが入るようにして、人間の立場が変わるものでしょうかねぇ。後からなら何とでも言えます。

>軍人はアジアの人びとに大きな苦しみを強い、日本を暗黒に
>導く人間として機能しました。


  まあこういう方々は、本当に「アジアの人びと」というフレーズが好きですね。私も、日本軍が行った先々で戦争に付き物の犯罪行為はやっただろうと思いますが、オランダやイギリス以上の「大きな苦しみ」を与えたとは思えません。どうせ、ここでいうアジアというのは、中国や朝鮮だけを指しているのでしょう。誤解を招くような書き方はやめるべきです。

>以前から「侵略戦争を美化する作品」には絶対に出演しない
と誓っています。


  ●こちらに馬渕さんの出演歴が出ています。結構有名な女優さんのようですね。御安心ください。日教組のシンパだと知ったら絶対オファー来ませんから


  さて、今度はイタリア人記者の方です。

>イルマニフェスト紙

  どんな新聞かなと思って調べると、案の定●こういう感じの新聞でした。なるほど、どこの国にも朝日新聞や日教組のような団体がいるのですね。

>イタリアが敗戦国だって? それは違う。

  その通りです。イタリアは、1943年にさっさと連合国に寝返ってドイツに宣戦布告し、もっとひどいことには1945年には日本にまで宣戦布告しています。他国の悪口はあまり言いたくありませんが、イタリアというのは根性がないくせに相当図々しい国です。
  ドイツ人が珍しく口にするジョークで「今度の戦争はイタリアを入れないでやろう。そうすれば勝てる」というのは本当かも知れませんね。

>小泉純一郎さんは変人と呼ばれますが

  たしか、小泉首相が小渕恵三元首相と総裁選で戦ったとき、田中真紀子がこんなことを言っていた覚えがあります。イタリア人なのに、ずいぶんとまあ古いネタを知ってますねぇ。  

>靖国神社参拝をやめ、イラクから自衛隊を撤退させ、
>アメリカの言いなりにならず、アジアとの関係改善に力を入れれば、


  全て日教組の願望の現れですね。一番笑えるのは「アジアとの関係改善」です。日本のODAに感謝もせず、その金で軍拡まっしぐらの覇権主義の国や、国内で●こんな教育をしている国と関係をどうやって改善しろと言うのでしょうかね?

>それが彼に出来るかな?

  この引用文の中で私が一番むかついた部分がここです。どうしてこういう連中は、何かにつけてエラそうなのでしょうか?自分たちはエリートなのだという鼻につく態度、朝日新聞や、それを愛読する大学教授に相通ずる要素があります。
  できるかな?って、小泉首相はそんなことやるつもりありませんから。

  この記事の教訓は、

  外国の新聞が引用されていたら、
  必ずその新聞社をgoogleで検索!!
   
  クオリティーペパー(原文ママ)は
  絶対に信用するな!!
  

  ということに尽きます。みなさんも、お気をつけください。それでは。