だばだば

最近は日差しもだいぶ秋っぽくなったなぁ、と思っていたらもう10月。日差しの感じは秋っぽいとは思えど、まだ家の前や、よく通る道の木々の葉は緑色に生い茂っているので、よほど秋だとは感じづらい。紅葉が見られるのはいつごろか、毎年の事なのに具体的な時期はとんと覚えられない。10月後半くらいだろうか。現在住んでいる部屋に引っ越して1年とちょっと経つ。今年の4月くらいからほぼ毎日、部屋の前の風景を写真に撮ってSNSにアップしている。何のためにそんな事をするのか特に意味はないし、むやみやたら自分の住んでいる場所が特定できるような写真をSNS等にアップすべきではないとは思う。始めたきっかけは、部屋の前に立派な木があり、それが春夏秋冬で変わる景色が撮りたいなと思ったことで、それならば春夏秋冬、1つの季節に1枚ずつ撮ればよいという話だけど、1日1日の変化していく様を後から見返したら面白いかなと思ったのと、何となく毎朝のルーティンが欲しいと思ったので、毎日続けている。切り替えというか、これをしたら、さあ、今日も始まったぞ、みたいな。ちょっとした朝活である。始めたのが2017/4/23なので、とりあえず1年続けたらやめようかと思う。また別なルーティンを探そう。人は何かルーティンがあると心的に楽だという事ってあるよなーとぼんやり思う。拠り所的な。それをする事で安心し、出来ないと不安になるくらいまで依存しちゃうと良くないとは思うけど、ちょっとした願掛けじゃないけど、そういうのもあってよいとは思う。

ここ1カ月ほど、あれこれと大変な仕事が続いて、友人とゆっくりご飯を食べてだらだらとくだらない話をするような機会がなく、自分の中に悶々とした気持ちがたまっていた。それが最近、いろんな友人とご飯を食べる機会があり、そこで今までたまっていたものが堰を切ったようにだばだばとあふれ出した。そんなどうにもまとまらない話をただただ「へー」と聞いてくれる友人がいる事はとてもありがたい。内心どう思っているかはわからないけど、聞いてくれるという事はありがたい。だばだば漏らして、多少スッキリしたところで、依然として大変なあれこれに向き合う視界、思考、心持が多少明瞭にはなった気がする。シンプルになった気がする。ああしなきゃこうしなきゃ、ああじゃないとこうじゃないと、と思ってしまう性質なので悶々としたものをため込んでしまう事も多いけど、ため込んではだばだば漏らしてを繰り返す中で、ちょっとずつでも風通しの良い頭、体、心になっていきたいものです。