酔いどれ反省会

反省出来ない人の反省文

2020/11/28~孤食のグルメ~

2020年11月28日 21時51分32秒 | 日記
音楽LIVEに行くのは良いけど、飲み屋に行くのは気が引ける。

満員電車は仕方ない。スーパーの混雑も仕方ない。などなど。

どれが良い、どれが悪い。こっちが良くてそっちは悪い。

そんなことばかりに振り回されている。

今夜は何を食べようか。そう考えながらスーパーを覗くと、

夕暮れ時という事もあり、レジ前には長蛇の列。

仕方がない。みんな、ただ生活をしている。生活をしなければいけない。

誰も悪くない。誰も悪くない。

「誰も悪くない」と言う考えは、「誰かを悪にしなければいけない」に通じるのだろうか。

そんな自分が気持ち悪くなる。

今夜は何を食べようか。何も思い浮かばない。

ふと気が付くと、知らずKATO'Sキッチンへと足が向いていた。

静かな住宅街、古びたアパートの一室にある隠れ家キッチン。

アパートの外階段を上り、ドアを開ける。

「いらっしゃい」

大将だ。いつもの大将がそこにいた。大将はいつも変わらず、僕を迎えてくれる。

その変わらぬ「いらっしゃい」だけで、お通しとして300円払いたいくらいだ。

いつものように靴を脱いで、キッチンを通って和室へ入る。

すかさず出てくるお通しは、ブロッコリー。



シンプル。しかしこのソースが美味しい。梅風味のマヨソース。

十分酒のあてになる。すぐさま発泡酒を注文する。

それから今日は珍しく、椎茸のツナマヨ焼きがあり、それを注文。



安定のツナマヨの美味しさに、椎茸の旨味。。。これはたまらん。

発泡酒を飲み干し、レモンサワーを注文する。

最後はこちら。氷下魚のグリル焼き。



美味しい。。。

気づけばレモンサワーをお代わりしていた。

満たされました。ありがとうございます。

いろんな情報に流されてしまいがちな昨今ですけど、

今こそまさに、自分の意思で、選んで生きたい。

ごちそうさまでした。

「ありがとうございました」

いつも聞く大将の「ありがとうございました」、心なしか、少し重みがあった気がした。

そんな気がしたので、ドアを閉める瞬間、ふと大将の表情を伺ってみた。

いつもと変わらないようにも見えたし、何か覚悟を決めているようにも見えた。

それはこちらの気の持ちようでそう見えただけかもしれない。

みんな生きている。生きなきゃいけない。

どんな状況でも、楽しみたい。

今日も美味しかった。また来よう。
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