酔いどれ反省会

反省出来ない人の反省文

加藤のWSお願いします企画1回目

2020年01月18日 20時04分56秒 | WSお願いします企画
 加藤のWSお願いします企画1回目、酒井直之くんによるWSが終了しました。

 じっくり丁寧なアップからの、短いフレーズの振りをいくつか与えられ、即興の中でそれを使ったり使わなかったり。

 最初の自己紹介の時に酒井くんが言っていた言葉で、「みんなで一緒に考えてみたい」というのが印象的で、まさにそういう場になればいいなと思っていた。「WS」としてしっかりパッケージングされたものを与えられるよりも、まだぼんやりした感覚、形になっていない事を、いろんな人たちで一緒に試せるような事ができればいいなと。だから終わってから清々しく「楽しかったー!!」とならなくても良いとは思っていた。









 でも結果、楽しかったよね。酒井くんの空気感が心地よく、正解なんてないという事を、強調するでもなく、自然と感じさせてくれる。なのであまり余計なことを考えずに、楽に取り組むことができた。別に上手い下手を競う場でもない。講師の酒井くん含め、参加者一人ひとりが、自分のペースで何かしら試すことができたらいいなという感じ。動いてもいいし動かなくてもいい。「今日はこういう気分」でいい。





「探り探りだね」「考えながら踊ってるね」
 これらの言葉はダンスのダメだしなどでしばしばネガティブな意味で使われることが多い。なんかそう言われるたびに悶々とした気持ちになる。そういう事を考えずにまずは飛び込んでみる、という事が大事だし、自分はそういう部分が苦手だとも思う。でもこういう言葉を聞くたびに「探っちゃダメなの?」「考えちゃダメなの?」と言いたくなる自分もいる。「いや、ダメでしょ」と言われればそれまでだが、なんか、「正解」がある中で踊ってるから、そういう言葉が出てくるのでは?と思ったりもして、それは長いこと踊ってると、自分が知らず作ってしまう「正解」かもしれなくて、そんな正解はひとつも正解じゃなくて、そう言った、正解じゃない正解を求めてしまうからどんどんドツボにハマってしまう・・・という事もあるだろうなぁ、と。

 探ること、考えることが悪いとは思わなくて、探り方、考え方、そういうものも、いろんな人のワークを通して、いろいろと感じて体験出来たらいいなと。

 パッケージングされていない、ぼんやりした感覚、形になっていないものの前では、「何も考えず飛び込む」「探る」「考える」がすべて同列になりやすい気がする。とりあえずやってみるしかないしね。

 そんなわけで、WSをするほうも受けるほうも、わりと近いラインでいろんなことが試せたらいいなというつもりで考えているので、いろんな経験の有無によらず、誰でも参加してほしいなと思う。

 今回は初回でしたが、講師の酒井くんのもと、参加者一人一人がそれぞれのペースでいろんなことを試していて、その一つ一つが心にしみました。とても良い時間だったなぁ。参加者のみなさん、酒井くん、本当にありがとうございました。


(写真:栗原千亜紀)

 次回はこちらです。また全然違う内容になると思うので楽しみです。どなたでもウェルカムですので、コメントでもメッセージでも、お気軽にご連絡ください~!!

1/25(土)
講師:アグネス吉井
時間:13:00~15:00
場所:高井戸地域区民センター
参加費:1,000円

アグネス吉井HP
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Instagram
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Twitter
https://twitter.com/aguyoshi
コメント
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