久々の芝居観劇。昼と夜で２本観るというハードデイ。同じ会場で別々の芝居がやるので、移動する手間は無くて、そこはちょっと助かった。
そして昼、悪友I君と共に劇場へ行く。開演時間の１５分くらい前には劇場に着いたのに、もうイス席は空いておらず、前の方の桟敷席しかなかった。ま、いいかと俺とI君は並んで桟敷席に座った。
最前列に体育座りで芝居を観ていたわけだけど、芝居が始まってすぐ、「ちょっとお尻が痛いなぁ…」と思い始めたわけです。ま、桟敷席なんてどうしたってお尻はそこそこ痛いわけですよ。仕方ないのですよそんな事は。だが、時間が経つにつれ、違和感程度だった痛みは、次第に存在感を帯び、俺のお尻に向かってガンガン主張を始めた。すると、うんうんうなっているだけだった座骨が、とうとう悲鳴を上げ始めた。
ギャーーース!!!!!
芝居はクライマックスに向け、とても面白そうな展開になっているのに、正直それどころじゃなかった。座る姿勢を変えようにも、最前列なので、他のお客さんの迷惑にもなるのであまり大きくも動けない。足を伸ばせば多少は楽かもしれないのだが、最前列でまさか足を伸ばすわけにはいかない。結局何度も何度も、座る姿勢をちょこちょこ変えたものの、痛みは一向に治まることなく激しさは増すばかり。座骨の悲鳴は絶叫に変わり、鼻の頭と髪の生え際にはじっとりと汗がにじんで、視界は周りの方からだんだん白くなっていく。何度も「出よう」と思ったけど、芝居のすごくいいところで、最前列の人間が突然立って外に出るなんて、役者にも客にも失礼なのでさすがに出来ない。後半はもう、顔を上げている事すらできず、ただただ「早く終わって!!!!」と祈ることしかできなかった。や、芝居はとても面白そうだったんだよ。役者もみんなステキだったし、本当に面白そうだったんだけど、いかんせんケツが。。。なので後半はほとんど観る事ができず、芝居が終わると、志村けん演じるラーメン屋のばあちゃんみたいな感じで、あわあわ言いつつ、ふらふらと劇場を出た。劇場を出ると、全身に血がサーっとめぐる感じがして、それからなぜか、全身の表面の筋肉がピクピク痙攣し出した。ホント死ぬかと思った。
だけど、何とも驚いた事に、他の桟敷席に座っていた客は、誰一人としてそういう人はいなかったのだ。みんな普通に立って歩いて帰っていく。俺だけがおばあちゃん化しているのだ。なんで？？そうなると、桟敷席の問題ではなく、当然俺のケツの問題になってくる。俺のケツが弱いのか。隣で座ってたI君に聞いてみると、I君は「まぁ、痛かったっちゃ痛かったけど」と、それほどでもなさそうだ。なんでだ？？なんか、これじゃあ俺がものすごく嫌な人みたいじゃないか。そこまで痛くもないお尻を、さも痛そうに演技をして、「なんて席に座らせるんだろうねぇ、この劇団は」みたいな、嫌な姑みたいな人間って思われちゃうじゃないか!!!!!ってI君に言ったら、彼は「んー…そう、だね」と。
ちーーーーーーがーーーーーーーうーーーーーーーー！！！！！！！！！
違うんすよ。マジで、勘弁して下さいよ。ケツっすよ。俺のケツが悪いんすよ。ホントもう、ケツ鍛えて出直してくるっすよ。あーもう本当に申し訳ない。。。
夜は、福島崇之という役者の一人芝居。こちらはもうイス席で見せて頂きましたよ。なので最後まで観れました。とても爽やかなお話でしたな。思う所はちょいちょいあるけど、それは終演後に福島君にも言ったし、基本的には面白く、誰でも楽しめるような作品だなぁ、と。ま、そこがちょっと嫌だなぁとも思ったり。終演後は、福島君、I君、工藤さん（昼の芝居に出てた女優さん）、俺の４人で軽く飲み。工藤さんと福島君は、日曜まで本番なので頑張って頂きたい。興味ある方はぜひぜひ。
http://koyubi.chips.jp/
そして昼、悪友I君と共に劇場へ行く。開演時間の１５分くらい前には劇場に着いたのに、もうイス席は空いておらず、前の方の桟敷席しかなかった。ま、いいかと俺とI君は並んで桟敷席に座った。
最前列に体育座りで芝居を観ていたわけだけど、芝居が始まってすぐ、「ちょっとお尻が痛いなぁ…」と思い始めたわけです。ま、桟敷席なんてどうしたってお尻はそこそこ痛いわけですよ。仕方ないのですよそんな事は。だが、時間が経つにつれ、違和感程度だった痛みは、次第に存在感を帯び、俺のお尻に向かってガンガン主張を始めた。すると、うんうんうなっているだけだった座骨が、とうとう悲鳴を上げ始めた。
ギャーーース!!!!!
芝居はクライマックスに向け、とても面白そうな展開になっているのに、正直それどころじゃなかった。座る姿勢を変えようにも、最前列なので、他のお客さんの迷惑にもなるのであまり大きくも動けない。足を伸ばせば多少は楽かもしれないのだが、最前列でまさか足を伸ばすわけにはいかない。結局何度も何度も、座る姿勢をちょこちょこ変えたものの、痛みは一向に治まることなく激しさは増すばかり。座骨の悲鳴は絶叫に変わり、鼻の頭と髪の生え際にはじっとりと汗がにじんで、視界は周りの方からだんだん白くなっていく。何度も「出よう」と思ったけど、芝居のすごくいいところで、最前列の人間が突然立って外に出るなんて、役者にも客にも失礼なのでさすがに出来ない。後半はもう、顔を上げている事すらできず、ただただ「早く終わって!!!!」と祈ることしかできなかった。や、芝居はとても面白そうだったんだよ。役者もみんなステキだったし、本当に面白そうだったんだけど、いかんせんケツが。。。なので後半はほとんど観る事ができず、芝居が終わると、志村けん演じるラーメン屋のばあちゃんみたいな感じで、あわあわ言いつつ、ふらふらと劇場を出た。劇場を出ると、全身に血がサーっとめぐる感じがして、それからなぜか、全身の表面の筋肉がピクピク痙攣し出した。ホント死ぬかと思った。
だけど、何とも驚いた事に、他の桟敷席に座っていた客は、誰一人としてそういう人はいなかったのだ。みんな普通に立って歩いて帰っていく。俺だけがおばあちゃん化しているのだ。なんで？？そうなると、桟敷席の問題ではなく、当然俺のケツの問題になってくる。俺のケツが弱いのか。隣で座ってたI君に聞いてみると、I君は「まぁ、痛かったっちゃ痛かったけど」と、それほどでもなさそうだ。なんでだ？？なんか、これじゃあ俺がものすごく嫌な人みたいじゃないか。そこまで痛くもないお尻を、さも痛そうに演技をして、「なんて席に座らせるんだろうねぇ、この劇団は」みたいな、嫌な姑みたいな人間って思われちゃうじゃないか!!!!!ってI君に言ったら、彼は「んー…そう、だね」と。
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違うんすよ。マジで、勘弁して下さいよ。ケツっすよ。俺のケツが悪いんすよ。ホントもう、ケツ鍛えて出直してくるっすよ。あーもう本当に申し訳ない。。。
夜は、福島崇之という役者の一人芝居。こちらはもうイス席で見せて頂きましたよ。なので最後まで観れました。とても爽やかなお話でしたな。思う所はちょいちょいあるけど、それは終演後に福島君にも言ったし、基本的には面白く、誰でも楽しめるような作品だなぁ、と。ま、そこがちょっと嫌だなぁとも思ったり。終演後は、福島君、I君、工藤さん（昼の芝居に出てた女優さん）、俺の４人で軽く飲み。工藤さんと福島君は、日曜まで本番なので頑張って頂きたい。興味ある方はぜひぜひ。
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