あきる野市文化団体連盟主催の「早春の五日市 禅寺を訪ねる」に絵手紙の仲間6人と参加しました。(参加人数は全体で50名ぐらいでした)
行程は徳雲院で坐禅の体験と、龍球院では写経とお茶席です。とても充実した1日を過ごしました。
龍化山 徳雲院 [ 臨済宗建長寺派 ]
徳雲院(とくうんいん)は、東京都あきる野市にある臨済宗建長寺派の寺院である。山号は龍化山(りゅうげざん)と号し、本尊は薬師如来である。開創については明らかではないが、開山は戸倉の光厳寺二十一世雲英台東堂和尚(弘治三年=1557年示寂)で、天文年間(1532~55年)の中頃の創立と推定されている。開創時は、現在の場所とは違い、対岸の山の麓にあったともいわれている。その後の来歴は、無住の時代が多く不詳である。境内は本堂を中心にして、南に愛宕山、東に戸倉城山を望み、西に大岳・馬頭刈山をいただき、境内際には秋川の支流養沢川が流れる景勝の地である。
五日市七福神の一つ(寿老人)
紅梅が見ごろでした。
■坐禅堂(槐安禅窟)
十二世耕山和尚は昭和9年(1934年)九州より上京し、住職となった。昭和46年(1971年)の示寂の日まで只管打坐の生涯を全うした人で、雲水はもとより善男善女に坐禅を指導した。昭和41年(1966年)には新しい坐禅堂(槐安禅窟)が建てられた。同時に水曜坐禅会が始まり現在も続けられているが、今は毎週日曜日の午後7時より開催されている。また、毎朝4時半から暁天坐禅が行われている。
この場所に対面式に座りました。身を調え(調身)、息を調え(調息)、心を調える(調心)坐禅。
養沢川渓流
坐禅堂の裏手には秋川の支流養沢川の清流が流れている。せせらぎの脇には遊歩道が整備され、川辺の散歩が楽しめる。春には数十本の梅が花を咲かせ、カジカの鳴き声が聞こえる。六月末にはゲンジボタルが舞い幻想的な世界となる。夏には鮎がすがたを見せ、9月になると蝉の声が虫の音に変わる。四季を通じて自然を楽しめる散歩路である