殿(しんがり)追走ハラヤマジツコ

フリーアナウンサー・原山実子のブログです。


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マズルブラスト、引退記念撮影会

2015-04-16 15:36:35 | 馬~

2015年4月15日(水)船橋競馬場

水曜日ですが重賞はありません。
(マリーンカップは火曜日だった…)
(火曜日は船橋に行けなかった)

打ち合わせ終了後、ダッシュで船橋競馬場に向かいましたっ。
ついたらもう、武士さまは2着だった(ざっくりしててすみません、先を急ぎます)

船橋10レース、レース名は「船橋ナイターカウントダウン!」
次の次の開催からはいよいよナイター競馬が始まります。

今年はいろんなことが変わります。

いつも「居て当たり前」と思う存在ほど、いなくなった時の寂しさは大きいもの。
マズルブラストさん、勝手にずっと南関にいてくれるようなキモチになっていましたが、
とうとうこの日がやって来ました。

このレースで、今まで長い間南関東の競馬を引っ張ってきてくれた、マズルブラストがラストラン。
パドックでは相変わらず13歳とは思えない、黒くてピカピカな美しい馬体を披露してくれました。
 
 
(まずる『たださん、今日はなんだか眩しいねぇ』『…そうだねぇ…』)

 
返し馬を見届けてから記念馬券を買いに行ったのですが、そこで場内アナウンスが。
「11番マズルブラストは馬体検査を行います」

まさか!

…除外になってからは、馬券は発券されないので(あたりまえ)
慌てて馬券を買った途端に、再び場内放送。

「競走除外馬のお知らせを…」

マズルブラスト、右前跛行で競走除外。
ラスト「ラン」はなくなりましたが、川島正太郎騎手、よくぞここでこのタイミングで判断してくれました。
このレースは取り消し1頭、除外が1頭、競走中止が1頭。
いかにレースに出て、無事に回って帰ってくることが大切で大変なことなのかを、改めて考えさせられました。

勝ったのは、こちらもトップクラスの位置で、南関競馬を引っ張り続けてくれている、トーセンアレス、8歳。

1番人気に応えました。
アレスにはまだまだ「古豪」の存在感を示し続けていて欲しいです。

最終レース後に行われた、マズルブラスト引退記念撮影会。
引退式が行われない理由はよくわかりませんが、
個人的にはそういったセレモニーをやってもいいくらいの馬だったと思います。
だって…

引退式はなくても、
今までマズルブラストに騎乗した騎手、調教をつけていた元騎手、こんなに集まっていました。

 
マズルブラストのデビュー戦の手綱をとった内田博幸騎手。
戸崎圭太騎手も。
この日、騎乗するレースがなくても、マズルブラストのために駆けつけてくれたお二人です。
そして、前日の引退セレモニーでは勝負服ではなくスーツで参加した張田京調教師が、勝負服で参加!
これが最後の勝負服姿ですね。
 
記念撮影。
最初に今まで騎乗してきたジョッキー、
調教をつけていた山下貴之調教師、佐藤裕太調教師、川島正一調教師、厩務員の飯田さんと多田さん。
多田厩務員が持つ川島正行調教師の遺影。
本当にお元気そうな頃のお写真。実は今尚、いらっしゃらないのが信じられません。
 
マズルさん、ちょっと「???」になっているようで(笑)
そしてなにか企んでいそうな張田調教師(;´∀`)
実は勝負服を2枚重ねで着ていらっしゃいました。
脱いだら

 
今日参加していない、御神本騎手の勝負服。
マズルブラスト最後の勝利の時は、鞍上は御神本騎手。
張田騎手なりの優しさなのでしょうか。

この後、出資されていた会員さん達の撮影会。


長い間愛された、活躍し続けたマズルブラスト、
今後は、私達が見に行くことが出来る場所で、乗馬になる予定もあるそうです。
黒くてピカピカの雄大な馬体だし、人気モノになりそうですね !

マズルブラストさん、本当にお疲れ様でした。
ありがとうございました!
心から、あなたのファンでいることができて良かったです!
 


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