殿(しんがり)追走ハラヤマジツコ

フリーアナウンサー・原山実子のブログです。


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第13回JBC競走(11/4・金沢競馬場)

2013-11-06 03:04:22 | 馬~

天気予報では、11月4日金沢競馬場周辺は一日「雨」。
空港から金沢駅に向かうバスの中で空に雲の切れ間が見え始め、競馬場についた時は薄曇り。
後はお天気が曇り、晴れとめまぐるしく変わりましたが、雨は殆ど降らずに済みました。

不良馬場で行われたJBC、最初のレース
「JBCレディスクラシック」
勝ったのは断然の一番人気に応えたメーデイアでした。


レース後、
「初めて大井で交流重賞に出た時に、インパクトの強いレースををしました。その時から『JBCに出られたらいいな』と思っていました。」
と浜中騎手。

笹田調教師は「パドックで自分の姿を見つけて安心していたようですよ」
メーデイアは、いつも笹田先生がどこにいるか探して見ているのだそうです。
「前走からいたって順調でした。最後はジョッキーが振り返るくらい余裕がありましたね。
以前は骨が弱かったのですが、しっかり固まって良い筋肉がついてきました。
現役を続けたいのですが、クラブの馬なので、来年春で引退が決まっています。それまでそのレースを使えるか、馬の様子を見て決めたいと思います。」


JBCスプリントはエスポワールシチーが貫禄勝ち。前走南部杯に続く勝利となりました。

「シミュレーション通り狂いなし。何パターンか考えましたが、3番手から、これがベストだと判断しました。枠がうち外逆だったらまた違ったかもしれません。
とにかく精神的にも強い馬。向こうから気持ちのコンタクトを取ろうとしてきます。思ったとおりに動いてくれるのがすごい。」
そして、佐藤哲三騎手に電話で相談したことを挙げ
「二人で勝ち取ったレースです。賞金は独り占めしますが(笑)」
金沢競馬場に響いた「後藤コール」と、
エスポワールシチーの馬上で、後藤騎手が観客の皆さんとともに空に突き上げた左手。
素晴らしい光景でした。

JBCクラシックは、ホッコータルマエが圧巻の逃げ切り・レコード勝ち。

西浦調教師は
「調教を重ねてトモにハリ・筋肉がついてきた。瞬発力に生かされているのではないかと思います。来年はドバイに挑戦したい。まずはJCDに向けて力をつけてそこに挑戦です。」
幸騎手は
「馬体重は気にしていませんでした。すごくいい状態で競馬に行けました。(展開は)もしかしたら逃げるのかな、位に思っていました。番手からが理想だったのですが。逃げる競馬をしたことがない。馬の力は一番だが、どう出るのかが不安でした」
「1戦1戦力をつけてきています。負けられない立場になってきたプレッシャーはありますね。この馬をまだ掴みきれていない、これからどんどん強くなると思っています。」

おめでとうございました!



この日、金沢競馬場は入場者数1万2000人を超えました。
活気と熱気があふれた競馬場。
地元の方々に、こういうレジャーと観光コンテンツ、競馬がもたらす経済効果を、
もっともっと知っていただくきっかけになるといいですね…。



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1 コメント

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うん そうそう・・・・ (-ω-) (街野風景)
2013-11-06 18:48:45
特に、名古屋の皆さんに もっともっと 知って欲しいと
おじさんは心底 思う。(=・ω・)/


遠征取材、おつかれさまでした!
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