ひろしま里山放浪記

自然とのふれあいなど気儘な書込み

大竹市 三倉岳登山(3) 鞍部(朝日岳-中ノ岳間)迄

2013-09-24 | 日記

(つづき)

 三倉岳登山は五合目を通過しました。鞍部まで0.5kmとの表示でしたが、

ここを約45分で登っていました。標高差は約250m。

 

五合目からは岩の階段の段差の高い急登になって来ました。 

 

登山道を曲がる時、崖の淵に出て視界が開けてきました。  

 

耳を澄ましてみると コンドルは飛んでいく の笛の音がまだ聞こえていました。

登山口広場の管理センターの前で二人並んで演奏されているようでした。

五合目迄も聞こえてくるなんて、驚きと感謝。

 

真北側上空には朝日岳(上の岳)の頂上が見えています。 

 

 六合目通過。

 

 六合目辺りからは、巨大岩の間を登って行くようになります。 

 

この垂直の岩壁も ロッククライミングのルートのようです。

 

  

この大岩にも金具や鎖が、あちこちに打ち付けられています。 

 

 大岩の間のほぼ垂直な岩場を登っています。

 

 

 

クライマにとってはわくわくする岩壁でしょうが、我々には恐怖しか感じません。 

 

しかし仲間のMさんは、ロープが設置してあったので、大岩に挑戦しました。

 

そしてなんなく頂上へ。 

 

より安全な 二本撚りのロープで無事に着地されました。すごい体力の持ち主でした。

 

鞍部まであと300mとなりました。(標高差約150m) 

 

 段差も高い所が増えて来ます。

 

同上 

 

  同上 

 

着実に標高を稼いでいきます。 

 

みんな、かなり疲れてきている様子です。 

 

 

又現れた、ロッククライミング用の岩壁 

 

青白ハング でしょうか?

 

急斜面の岩場の登山道を、山男も山女も三倉岳の三本槍を目指して頑張っています。 

 

同上 

 

岩壁に縦に走る割れ目(チムニーと呼ぶらしい) を見つけた仲間のMさん、

長いロープを使いながらも15m以上はあろうかと云う岩の壁を登って行かれました。

 

鎖とロープを使って下りています。

 

 見事に着地しました。

 

 あと鞍部まで100m、標高差はまだ50mはあるようです。胸突き八丁と云う気持ち。

 

みなさん経験者が多く、過去の様子を思い出しながら懐かしくのぼっていました。 

 

初めて登る私はただ、付いて行くだけですが興味津々、気持ちは最高。 

 

早くも先頭は鞍部に到着しています。 

 

この鞍部から先ず朝日岳へ登り30mピストン後、

左(西)へ90mの中の岳へ登る予定です。

(この距離の数字は目安です。こんなものではありませんでした。)

 

最初の難関をクリヤしたところでの記念写真。 

 

 (つづく)

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大竹市 三倉岳登山(2) 五合目迄

2013-09-23 | 日記

(つづき)

9月20日(金) 晴れ 32/19℃

今回の金曜登山は大竹市に有る三倉岳(701.8m)でした。

西バイの佐方SAに、車3台 9名が集合し出発。佐伯町方面へ県道30号線(廿日市佐伯線)を利用。

河津原のセブン-11前の交差点を左折して、県道42→460→289経由、

大竹市栗谷町小栗林の三倉岳自然公園の広場に着き、駐車しました。 

 

三倉岳自然公園の広場に到着すると、真正面に三倉岳が青空に向かって聳え立っていました。 

 

三倉岳自然公園管理センターに入山届けを済ませた後、登山口に向かいます。 

 

鎖を乗り越えて入山します。 どこからか笛の音が聞こえて来ます。

 

心地よい笛の音は芝生広場の前で、演奏されていました。ケーナと云う女竹で作られた縦笛でした。 

 

コンドルは飛んでいく」をお願いした所、快く演奏して頂きました。

アンデス山脈のような三倉岳の登山にはピッタリのメロディーで、お礼を言って別れた後も

長い間ずーっとコンドル・・・の笛の音を聞きながら登って行きました。 

 

まだこの辺りはキャンプ場の中の歩道のようです。 

 

 キャンプ場のテントサイト案内。この中を通り抜けて行きました。

 

渓流の木橋を渡り、道標に沿ってBコースの登山道に入りました。

 

詳細な道標が有り、助かります。 

 

二つ目の木橋を渡ります。 

 

 各分岐には道標が有ります。無視をすると危険です?

 

 鞍部迄1kmとの道標。同じ1kmでも急登の岩場の為、時間は見当付きません。

 

一部は綺麗に整備された石畳です。 

 

しばらくはなだらかなハイキングコースを登って行きます。 

 

AコースとBコースとの分岐点です。

Bコースを登ります。下山にはAコースからここへ下りてくる予定です。  

 

中ノ岳と朝日岳の鞍部まで0.7kmの道標 

 

少しづつ岩の階段が増えて来ました。 

 

同上 

 

ここからも4合目小屋への道が有りそうです? 

 

胴乱岩の説明板、しかしその岩がどれだったかは不明のままでした。 

 

  

 

胴乱岩を探しながら登って行くと見つからず、五合目の道標に出会いました。

とりあえず半分登って来たかと一安心します。 

 

(つづく)  

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大竹市 三倉岳登山(1) MAP & 概要

2013-09-22 | 日記

9月20日(金) 晴れ 32/19℃

今回の金曜登山は大竹市に有る三倉岳(701.8m)でした。

三倉岳は県下屈指の名峰で、その姿から三本槍とも呼ばれているそうです。

西広島バイパスの佐方サービスエリアに3台の車で9名(男3名、女6名)が集合しました。

三倉岳には4名が初挑戦、5名は2回目以上の経験者でした。

西バイから県道30号(津和野街道)に乗り佐伯町友田方面へ、

河津原のセブン-11前信号を左折して県道を走って行き、三倉岳県立自然公園の広場に駐車しました。

一応、広場内のログハウスの管理センターの名簿に登録した後、Bコースから登山開始。

登山口の広場の正面上部を見るともう、三倉岳(三本槍)の威容が迫っていました。

 

キャンプ場内の芝生広場の前の道へ入ると、素敵な竹笛の音が聞こえて来ました。

演奏者に笛の種類を聞いてみると ケーナ とのこと、つい コンドルは飛んで行く をリクエスト、

快く引き受けて演奏して頂きました。三倉岳を登山するのにぴったりの曲でした。

しばらく、続く生演奏を聞きながら愉しく登山を続けることが出来ました。

Aコース、Bコースの分岐をBコースの方へ登って行くと、五合目あたりから急登になりました。

六合目付近まで岩の階段などを登っていく、と垂直の岩壁が現れて来ました。

青白ハング 又はCフェースと云う岩面でしょうか? 

良く見ると鎖を固定する金具が打ち付けられていました。

本格的なロッククライミングの岩壁は他にも幾つも有るようですが、

その一部を目前に見ることが出来ました。見るだけで十分な迫力が有りました。

その後も岩の高い段差を登り続け、朝日岳(上の岳)中ノ岳の間の鞍部に到着した時は、みんな汗だくでしばらく休憩。

荷物を置いたまま、朝日岳へピストン、年配の山男子が1人で丸い岩の上で、くつろいでいました。

対面の中ノ岳か下ノ岳(夕陽岳)方面の絶壁にはロッククライミングに挑戦しているクライマが良く見えていて、三倉岳ならでは光景でした。

朝日岳から下りて中ノ岳への登りは、狭い岩の間を垂直に、ロープと打ち付けられたコ型の金具に足を掛けて登る難所。

みんなでサポートしながら無事に中ノ岳頂上に到着。頂上は景色の良い、なだらかな落ち着ける一枚岩。

昼食を摂るのにも最高のポイント、ゆっくり休憩も出来ました。

中ノ岳から夕陽岳(下ノ岳)へ移動、景色も良い所ですが遭難碑が有り、恐怖感も味あう。

夕陽岳で岩山登山は終わり、次は二等三角点の有る三倉岳山頂へ向かいました。

山頂からはAコースを下りて帰ります。下りは石の階段が続きます。

瀧か?と思うほど緩やかな里見滝の水たまりで顔などを冷水で洗ったりして休憩。

四合目小屋へ着くと、三倉岳の頂きが真上に見えました。

ここからは分岐をBコースへ取り、登山口の広場の管理センターへ戻りました。

スリルも有りましたが青空に聳える三本槍の三倉岳を縦走でき忘れられない楽しい登山でした。 

 登山口間の総歩数 : 約8472歩

登山口間の総距離 : 約3830m

 登山口間の延総時間 :  約5時間

 登山口間の累積標高値 : 約522m


 

 三倉岳登山MAP(カシミール3D)

 

  三倉岳登山 断面(カシミール3D)

 

(つづく)

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鈴ヶ峰早朝散策(9月17-19日)

2013-09-19 | 日記

9月17日(火) 晴れ 32/16℃  約13000歩  約1時間15分(ジョギング)

9月18日(水) 晴れ 29/18℃  約10770歩  約1時間28分

9月19日(木) 晴れ 31/19℃  約10863歩  約1時間27分

 

最近の明け方の気温はかなり下がって、出かける時は寒くなってきました。

11月3日の広島平和マラソンの準備をそろそろ始めようと思い

17日は、道路をジョギングして見ました。

多少筋肉に疲れが出ましたが何とかなりそうなので安心しました。

 

18日は鈴ヶ峰へ早朝登山。秋らしく澄んだ青空で廿日市市方面も良く見えました。

 

極楽寺山の麓、観音台団地方面 

 

鈴ヶ峰ゴルフ場と宮島 

 

鈴ヶ峰西峰から向山方面を見ました。

手前は登山口近くの藤の木団地。 

 

登山道の傍らにはママコナが一段と元気に広がって咲いていました。 

 

鈴ヶ峰東峰にも強い朝日が、当たり始めて来ました。 

 

不動尊地蔵にも御挨拶。

17・19日には、近くで行者山 太光寺のお坊さんとも出会いました。 

 

下山して道行地蔵迄下りてみると、彼岸花(曼珠沙華)が早くも満開でした。 

 

真っ赤な彼岸花 

 

 白い彼岸花も、綺麗でした。

 

本日9月19日は満月でしかも中秋の名月。(20時13分頃が真円だとか)

次に 満月と中秋の名月が重なるのは 8年後になるそうです。

 

(終了) 

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坂町 天狗岩登山(4)  せんこう頭部・坂駅迄

2013-09-17 | 日記

(つづく)

 今回目標の天狗岩に到着しました。

 

頂上の北側の木陰の階段で昼食をしました。 

 

丁度道標の前が、昼食場所でした。

天狗岩から上条口迄は天狗岩遊歩道に名前が変わります。 

 

階段上部のグループ 

 

 階段下部のグループ

 

参加者全員での記念写真。 

 

昼食と休憩でゆっくり過ごした後、出発しました。

登山道(天狗岩遊歩道)から見える絵下山周辺の山並み。

 

 北側へ下りて行きます。

 

天狗岩遊歩道の天地峠への分岐を通過しました。 

 

 

天狗岩の北側に有る小高い山の せんこう頭部 の頂上が見えました。

 

せんこう頭部の頂上の立派な道標 がススキや萩に埋もれてしまいそうです。 

 

みんなで三角点 にタッチしました。

 

せんこう頭部は三等三角点です。周辺は綺麗に草が刈られています。 

 

茶臼山(天神堂)の向こうは海田町の町並み。

 

せんこう頭部からは黄金山・森山や ひろしまベイブリッジ などが良く見えました。 

  

 頂上の全景。

 

 丸太の階段が多いので安全に下りる事が出来ます。

 

海寄りに突き出た、見晴らし岩 

 

見晴らし岩迄行き、景観を確かめます。 

 

見晴らし岩からの展望 : 広島湾や坂横浜など、坂町の町並み 

 

見晴らし岩からの展望 : 絵下山のデジタルTV塔等も良く見えます。 

 

更に下りて行きます。 

 

 

 

 今度は平岩の展望岩。

 

平岩にて。 

 

 岩の間を下りています。

 

同上 

 

天狗岩遊歩道の終点が見えて来ました。 

 

 

 

天狗岩登山の時は、必ず通る邸宅前の十字路。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

上条トンネルの植田側、アーチの上部に、 共存共栄 の文字が彫られています。

反対側の上条側には 協力一致 の文字。

 

東側の入口近くには天狗岩遊歩道への登山口が有りました。 

 

上条トンネルの上条側に有る公園。 

 

公園内に建てられている像は、上条トンネルを作った畝おじさん の若かりし時の様子。 

 

総頭川に沿って坂駅へ向かいます。 

 

坂町内のお宅の庭に咲いていた、コムラサキ

紫色の実がびっしり詰まっていて低木です。

 

(参考) : 西谷遊歩道で見た ムラサキシキブ 紫色の実の数は まばら で木は大きい。

 

 

帰る途中に掻き氷のうまいお店を紹介して頂きました。

お好み焼きをお持ち帰りされる方もいました。

 

掻き氷もお好みも安くてうまく、お奨めです。 

 

疲れも取れて坂駅に着きました。 

 

小屋浦2丁目新ルートからの天狗岩登山も無事終了、

坂駅で皆さんともお別れです。 

 

 

(終了)

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