(つづき)
三倉岳登山は五合目を通過しました。鞍部まで0.5kmとの表示でしたが、
ここを約45分で登っていました。標高差は約250m。
五合目からは岩の階段の段差の高い急登になって来ました。
登山道を曲がる時、崖の淵に出て視界が開けてきました。
耳を澄ましてみると コンドルは飛んでいく の笛の音がまだ聞こえていました。
登山口広場の管理センターの前で二人並んで演奏されているようでした。
五合目迄も聞こえてくるなんて、驚きと感謝。
真北側上空には朝日岳(上の岳)の頂上が見えています。
六合目通過。
六合目辺りからは、巨大岩の間を登って行くようになります。
この垂直の岩壁も ロッククライミングのルートのようです。
この大岩にも金具や鎖が、あちこちに打ち付けられています。
大岩の間のほぼ垂直な岩場を登っています。
クライマにとってはわくわくする岩壁でしょうが、我々には恐怖しか感じません。
しかし仲間のMさんは、ロープが設置してあったので、大岩に挑戦しました。
そしてなんなく頂上へ。
より安全な 二本撚りのロープで無事に着地されました。すごい体力の持ち主でした。
鞍部まであと300mとなりました。(標高差約150m)
段差も高い所が増えて来ます。
同上
同上
着実に標高を稼いでいきます。
みんな、かなり疲れてきている様子です。
又現れた、ロッククライミング用の岩壁
青白ハング でしょうか?
急斜面の岩場の登山道を、山男も山女も三倉岳の三本槍を目指して頑張っています。
同上
岩壁に縦に走る割れ目(チムニーと呼ぶらしい) を見つけた仲間のMさん、
長いロープを使いながらも15m以上はあろうかと云う岩の壁を登って行かれました。
鎖とロープを使って下りています。
見事に着地しました。
あと鞍部まで100m、標高差はまだ50mはあるようです。胸突き八丁と云う気持ち。
みなさん経験者が多く、過去の様子を思い出しながら懐かしくのぼっていました。
初めて登る私はただ、付いて行くだけですが興味津々、気持ちは最高。
早くも先頭は鞍部に到着しています。
この鞍部から先ず朝日岳へ登り30mピストン後、
左(西)へ90mの中の岳へ登る予定です。
(この距離の数字は目安です。こんなものではありませんでした。)
最初の難関をクリヤしたところでの記念写真。
(つづく)