4月尽の30日、天気も良いことだしで、少し散歩を試みる。
自宅→西芳寺前→唐櫃越道→桂坂野鳥園前→京大桂キャンパス→自宅
3.2キロ → 3.2キロ → 4.2キロ
ということで、おそらくは10キロを超えた程度。
中山道や京都一周をした時などは30キロ以上歩いていたので、
10キロ程度では距離が短いとは思う。でも老いさらばえた?
身とあれば、ちょうど良いのかもしれない。
全行程、歩いてのものである。
まず自宅から山沿いの道を唐櫃越えのとっかかりまで歩く。
西芳寺の手前にあるのだが、西芳寺のバス停前まで行って、飲み物を調達。
いよいよ唐櫃越え道に入る。
この道は本能寺の変の時に明智光秀の別動隊が通った道という
説もあるが俗説なのだろう。こういう道を通らせる意図が不明だ。
ただし、万一光秀側が敗北して亀岡方面に逃げ帰る場合には
役立つ道であったかもしれない、光秀のことだから、
それくらいは考えていただろう。
ついでに言うと、光秀以前にも何度か軍勢を通したという信頼できる
記録があるので、光秀も選択肢の一つとしていただろうとは思える。
初めは墓地が少しあるが、基本的には山の中の尾根筋の道である。
きちんと整備がなされているわけではない。道幅も人一人しか
通れない狭い部分もある。ほとんどの部分で道の両側に樹木が茂っていて、
街中を見通せる場所は数か所のみ。
猪や鹿や熊と遭遇したとしても不思議ではないが、不思議と
注意を促す標識はない。
途中に一か所のみ市内方面に展望の開けている場所があった。
でも遠くてうまく写せない。
それからほんの少し行っただけで桂坂の方に下山する道がある。
うまく説明している立て札がなかったので、下山するべきか
ちょっと迷ったのだが道なりに下りると桂坂野鳥園の横であった。
それで事実上はこの日の、お散歩は終わった。
後は舗装されている平たんな道を京大のキャンパスなどを横目に見て、
写真を撮りながらゆっくりと歩いて帰宅。
公共交通機関を利用せず、人とも会わずなので、
今のご時世であっても許されるのではなかろうかとは思うが・・・。
とまれ、時々はこんな日がないと厳しい。
例によって当日の画像は一番上から入って下さい。