ソドム百二十日河出書房新社このアイテムの詳細を見る |
中学の時の国語の先生は、大学を卒業したばかりのうら若き女教師でした。
そして、その先生の授業で、毎週1回「読書の時間」というのがありました。
読みたい候補の本を数冊列挙し、その中から先生に選んでもらい、それを読み、感想文を提出するというものです。
「普通の」中学生なら、「夏目漱石」とか「ヘミングウェイ」とかいったところなのでしょうが、私の列挙した本は、
「幽霊座 横溝正史」
「ソドム百二十日 マルキ・ド・サド」
といったようなものでした。
当然先生は困惑し、「どれでも好きなものを読みなさい」という返答になってしまうこととなります。
といっても、さすがに「ソドム百二十日」を読んで感想を提出するという度胸はありませんでしたが…。
こういった、先生を困らせるような行為…。
自分では気付いていませんでしたが、今から思うと淡い恋心のようなものを抱いていたのでしょうか。
それにしても、中学生で「マルキ・ド・サド」という感性とは…?
この本の内容については、あえて触れません。
また、このカテゴリーの趣旨は「私の価値観の基(もと)」というものですが、この本からは、ある意味での「衝撃」は受けたものの、私の価値観の基となったとは言えないかもしれません。
子供から大人になる過程における、「想い出の一つ」というところでしょうか。
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なかなかな中学生ですね(笑)
中学時代はほとんど本よみませんでしたね~
本に目覚めたのはそれよりずっと後。
楽しい読書も勉強も高校までは知ることが
できなかったな~
応援クリックしときましたよ!
いつも有難う!
興味の対象が増えたということなのでしょうか。
今でも、読みたい本はいっぱいあるのですが…。
思い通りに読めていないのが現状です。
いつもありがとうございます。