幸せについての考察 【桐棺三寸】

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子どもの成長

2014-01-27 | 日記 Ⅰ
10年前というと、愚息が保育園に入った頃か。
当時は何をするにも手がかかり、
「早く一人で何でもできるようになってくれれば」
などと思っていた。
子どもに手がかかる時間が減れば、その分、自分の時間にもゆとりができて…
などと思っていた。

あれから10年。
愚息も中学生になった。

確かにある意味、手はかからなくなった。
大抵の所へは一人で行けるし、食事も用意さえしておけばレンジで温めるなどして自分で食べることができる。

しかし、逆に気苦労は多くなった。
生活リズムの乱れや成績下降に気をもむ毎日。
しかも反抗期ということもあり、言うことなど聞かない。
直接手がかかる時間は減ったものの、神経をすり減らす時間は増えた。

10年前、言葉を発するのが他の子どもに比べ若干遅いことを気にしていたのだが、10年後の今も、発する言葉は少ない。
「ヤダ」
「めんどい」(面倒臭いの意)
「知らね~」
だいたい、この3語だ。

今となって、「ああ、あの頃は可愛くてよかったな」などと思う始末。
実に勝手なものである。

一緒に雪だるまなど作ったこともあった。
これは6年ほど前だろうか。

まあ、大人に向かって、順調に成長しているということではあるのだろうが…。
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