幸せについての考察 【桐棺三寸】

桐鳳柳雨が贈る、幸せについての考察。
Googleディレクトリ公認サイトです。

Zさんからのメール

2004-10-07 | 日記 Ⅰ
東京裁判とサンフランシスコ条約は、当時から現在にいたる保守政権が企図した
戦後日本の枠組の大前提であり、これの正当性を執拗に蒸し返すことは、日米安保
体制、象徴天皇制等批判、単独講和を否定し全面講和主張まで含めなければ矛盾
します。小泉総理が東京裁判の受容、A級戦犯を罪人と呼んだのもこの原則に立脚
するゆえでしょう。確かにBC級戦犯の扱い等問題はありますが、それを「割り引いても
いわゆる東京裁判批判派の主張は、単に不健康なナショナリズムにのみ立脚する
論理的に洗練されていない、ためにする議論の印象が常にあります。

朝日社説にいう、若い世代で東京裁判の内容に無知な者が多く、無知な者ほど
靖国神社を是認するという指摘は背筋が寒くなります。
彼らの多くは、そもそも靖国神社についても無知なのでしょう。
東京招魂社から戦前の国家神道として英霊を量産する精神的バックボーン装置としての
靖国神社の役割を少しでも知っていたら、とても是認する気にはなれないでしょう。

昨今の下流社会化、学力低下の影響がここにも大きく現れているように思えます。


国防について、最近のべストセラー「国家の品格」に、「最大の防衛力は国家の品格
である」という趣旨の記述がありました。
かつて国防といえば、軍事か外交(権謀術)かの二社択一のように言われていますが、
実際は、経済力、文化力も含めたプレゼンス(品格といってもいいでしょう)と理解
すべきと考えます。圧倒的な軍事力を誇るアメリカも国内のテロをやすやすと許し
ベトナムでもイラクでも勝てず、潤沢なドルに支えられたイスラエル軍も女子供
を殺すことはできても60年間費やしてなお敵を皆殺しには出来ません。
軍事力の防衛に占める割合は1割程度、残りの9割は外交、政治、経済、文化など
で、他国の尊敬と共感を得ているかが問題ではないでしょうか。
1割の軍事力が100%充実していても、9割の非軍事要素が他国から反発を受けて
いれば、その国は安全ではありません。

よく戸締り、保険を軍事力に喩えるのはあまりにも短絡的ではないでしょうか。
保険、戸締りこそが非軍事的な経済関係、地域の存在感の向上ではないでしょうか。


むしろ軍事力は国防以上に経済的ないみがあると考えています。
例えば、100万円の自動車を1台生産すれば、150万円分の雇用が創出される
といいます。同様のことは30億円の戦車、150億円の戦闘機、700~800億円
の護衛艦にも同様のことが言えるでしょう。
地方にとって公共事業が重要なのと同様、日本の製造業全体にとって、防衛産業の充実は
ものづくりを成り立たせるためにも、技術水準を維持し高めるためにも死活的に重要です


その意味では、自衛隊の拡充は望みませんが、防衛機器事業の海外展開、輸出こそが
日本にとって必要なことだと考えます。


☆【桐鳳柳雨からの追加・訂正】☆

もしも私の表現が「戸締り・保険=軍事力」と受け取られてしまうとしましたならば、それは本意ではありません。
表現が悪かったものと反省します。

私が言いたかったのは、
「人が、日頃からどんなに努力していても発生してしまうかもしれない不測の事態に備えて保険に加入するなどしているように、国という規模で考えた場合でも、努力していても発生してしまうかもしれない不測の事態に備えるべく、何かしらの対策を講じておいたほうがいいのでは」
ということです。

そしてそれは、
「必ずしも軍備の拡張ということだけではないでしょう」
ということです。

Zさんがおっしゃる「非軍事的な経済関係」「地域の存在感の向上」ということも、素晴らしい対策の1つだと思います。



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☆「あなたのカン、サエてる?」

2004-10-06 | 日記 Ⅰ
『丁』を選んだ、あなた。
残念…。
今はちょっとカンが冴えないようです…。

『半』を選んだ、あなた。
「大当たり」です!
今のあなたは、カンが冴えてます。
運勢のランキングも上位なら、何か行動を起こしましょう。


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「まぐまぐVOW」投稿ネタ

2004-10-05 | VOW
【まぐまぐVOWとは、まぐまぐのオフィシャルマガジン『ウィクリーまぐまぐ』や『ウィクリーミニまぐ』に寄せられる読者さんのバクショー(爆)投稿コーナーです♪キミのまわりでもヘンな出来事あった?それなら、じゃんじゃん投稿してくださーい。】
(…以上、原文のまま)

…というわけで、「ウィークリーまぐまぐ」というメルマガに、気が向くと投稿しております。
以下、過去に投稿したネタです。
また今後も投稿するかもしれませんので、もしもお目に留まりましたら、私のネタに1票投じていただけると嬉しく思います。


【「◆◆ まぐまぐVOW 先週の第1位!◆◆」(投票1位獲得ネタ)】

「ねこのきもち」という雑誌を購読している、わが妻よ…。
その前に「だんなのきもち」を理解してくれ。 


【採用されたネタ(メルマガに掲載されたネタ)】

15年ほど前に居たアパートでの話です。
そこはアパートといっても、雑貨屋2階の空部屋を貸しているという感じで、2階の奥には、雑貨屋を営む母娘2人が住んでいました。
入居時から、部屋の柱の上部に“おふだ”のようなものが貼ってあるのが気になっていたのですが、そこに越してからというもの、頻繁に金縛りにあうようになりました。
ある夜、いつものように金縛り状態となった時、ふと足のほうを見ると、灰色のスーツを着た、疲れた感じの中年の男性が立っていました。
そしてまた別の夜は、上半身だけ金縛りとなり、横をみると、白シャツに黒い半ズボン姿のぼっちゃん刈りの男の子が、両手で私の体を押さえつけていました。
そんなある日、いつもは締め切ってある母娘の住む奥の部屋の扉が開いていたのです。
何気なしに中をのぞくと、黒い額縁に飾られてある写真が目に入りました。
そして、こう思ったのです。
「あの時の男の子だ」
見かけない父親は、足元に立っていた男性だったのでしょうか…。
詳細は怖くて聞く気になれませんでした。  

うちのダンナがこのコーナーに、私をネタに投稿していることを最近知った。
「何で私のことばかりネタにしてるのよ!?」と聞いたら、「違うよ。オマエ以外のネタがボツになってるだけだよ。」と言われた。

妻のメール誤変換は日常茶飯事。例えば、「バナナ」が「バナバナ」だったり「バナナバナ」だったりなど、あたりまえになっている。もし「コーヒー牛丼買ってきて」などとあっても、決してコーヒーと牛丼など買って帰ってはいけない。「雪印のコーヒー牛乳1リットルサイズ」であることを察し、買って帰る…。それが夫たるものの務めだと、自分に言い聞かせている。

若かりし頃は、今でいう韓流スター似の容貌だったと自任している私。「もう10年遅く生まれてたらモテモテだったのに」との発言に、「その代わり、飯島直子似の私とは結婚できなかったわよ」と応える妻。図々しさということにおいては似たもの夫婦と言えるのかもしれないが、「過去形」で捉えている私に対し、「現在進行形」で語る妻のほうが、より図々しいものと考える。

実家に行った時のこと。台所にある小さなホワイトボードに「TLE」という記述と共に個人名と数字の羅列が書き込まれていた。母さん。ムリしてカッコつけずに「でんわ」と、日本語を使えばよろしいかと。 

妻からのメール。「事故で運行してない」の一文が「事故でウ×コしてない」となっていた。おそらく「う×こしてない」と誤入力して変換してしまったのだろう…と、ここまではよくある誤変換ネタ。しかしよく考えてみると、「う×こ」を「ウ×コ」と変換させるためには、ある程度の意志と確信を要するはずである。かと言ってウケ狙いとは思えない。ということは、この文言が変換の第一候補となるほどに、常日頃からどこかの誰かと「ウ×コ」という単語の入ったメールのやり取りをしているということになる。私には、そちらのほうが気になった。

先日の夫婦ゲンカでのやりとり
私「…だから、“愛情”があるから、こうして一緒に暮らしているわけだろ?」
妻「“愛情”じゃないわよ!“人情”よ!」
私「…」

「妖怪大集合」という催し物を家族で見に行った帰りのこと。前を行く父親らしき男性が「パパは詳しいんだぞ」と言わんばかりに、子供に「ゲゲゲの鬼太郎」の歌を歌い聞かせていた。「♪夜~は寝床で運動会。楽しいな~…」。それ、1番2番の歌詞がゴチャゴチャになってますけど。しかもちょっと危ないし。

近々上司と会う予定のある取引先の人(以下・客)と、電話で交わしたやりとり。
私「…それでは当日、14時に○○でお待ちしております、とのことです。」
客「私は××さん(上司の名)と面識がないのですが、どんな感じの方ですか?」
私「う~ん…。とにかくとても特徴がありますので、すぐお解りになるかと思います…。」
客「はあ…。」
「天然スキンヘッド」をビジネスシーンでどう表現してよいものか困った。

ある日の夫婦ゲンカでの妻のセリフ。「私は家政婦じゃないんだからね!」。
うん、あなたが家政婦だったらとっくにクビになってると思う。

持って行かねばならない書類があり、それを入れるためのおしゃれな袋がないかと家の中を探した。やっと目ぼしいものを見つけ出かけようとする私に、「そんなの今どき持ってたら恥ずかしいよ」と妻が言う。その袋には「IDO」と書かれてあった。

特売で安かったという理由から、弁当のオカズが3日連続で塩ジャケとなった。「さすがに3日も続くと飽きちゃうよ」と妻に言うと、「そう?あれでも結構、シャケの配置を工夫してるんだけどね」と言われた。

得意なはずの側転がうまくできなかった6歳の息子がひと言。「オレもトシかな」。

我が家では、1年中扇風機が出しっ放しになっている。その扇風機に脱いだ上着を掛けて、扇風機が「上着掛け」としての役割を担うようになる時、毎年秋の深まりを感じる。

思いを寄せている人が、私のすぐ近くに。ついウットリと見とれていると目が合ってしまった。「やべ~!バレた~~!」と焦っていたら、「そんな汚いものでも見るような目つきで見ないでよ~」と、にこやかに言われた。

とあるレストランでメニューを見ると、グラタンが「グタラン」と誤植されていた。オーダーして出てきたグラタンを見ると、具がほんのわずか。なるほど、それで「グタラン」なのか、などと納得した。

スポーツ音痴のわが妻。つい最近まで「××イレブン」と名のつくサッカークラブは全て、コンビニやスーパーで有名な「セブン&アイホールディングス」グループが運営しているものと思っていたらしい。

「原(巨人軍監督)は、感情をおもてに出すからよくないのよ」と言うウチの母は、星野監督のファンだ。

妻が最近、スポーツクラブに通い始めた。「ホッソリ、プリプリを目指す」
と本人は言っているが、だんだん「ガッシリ、ムキムキ」になってきたような
気がする。
                      

【ボツになったネタ(不採用になったネタ)】
 (もしかしたら、知らないうちに掲載されていたかも…?) 

5歳の息子は若い女性が大好きだ。「アンタに似たのね」との妻の常套句に、「オレは熟女のほうが好みなんだから関係ないよ」と反論すると、「この子にとっては熟女でしょ?」との返答。う~ん…、変に納得?

後輩A、Bと、その場にいない後輩Cを話題にしていた時のこと。
私「…しかしAも、Cにそんなアダ名をつけてるってことは、オレも陰でなんて言われてるかわからんなぁ。」
A「そんなことないっスよ!」
B「そうですよ。AはCにしかアダ名なんかつけたりしてないんですから。なぁ?」
A「…」
AはBがいない時、Bのことを「電人ザボーガー」と呼んでいる。

妹よ。タバコを喫うのは、まあいいだろう。しかし、鼻からケムリを出すのはやめなさい。

オヤジギャグが得意な会社の先輩社員が、珍しく女子社員数名の笑い声に囲まれていた。「今日のジョークはイケてたな」と得意満面の彼。しかし彼女たちが笑った理由は、おそらく先輩の、その飛び出た1本の鼻毛にあるのだと思った。

ある日、妻が唐突に「私もホーケイ手術、受けてみようかな」と言った。あまりの衝撃に、それが「豊胸手術」のつもりで言っているということに、しばらく気付かなかった。

定職に就かず、借金も抱えている友人(39才・男・独身)が、「メロン記念日」なる若い女の子たちのDVDを観ていた。その中の「This is 運命」という曲の歌詞…「♪ど~する、ど~する、こ~の先、ど~するぅ?♪」…。ニヤけて観てるお前が「こ~の先、ど~するぅ?」だよ。

「“ピカチュー”は知らんけど、“ヒカシュー”なら知ってる」
「“キムタク”は知らんけど、“キムドク”なら知ってる」…
このジョークにウケるのは、私の弟をおいて他に居るまい。

仕事上、長い間懸案となっていたトラブルの打開策をやっとのことで見出し、それについての報告書を作成していた時のこと。キーボード操作も軽やかに、鼻歌まで自然と出てきたのだが、無意識のうちにチョイスした曲がなぜか「時には娼婦のように」…。「♪バカバ~カしい人生より…」まで歌い進んだ所でハッと我に返った。同僚たちに囲まれる中、ここに至るまでに自分がどのようなコトバを口にしていたかと思うと居たたまれない気持ちになったが、とりあえずは「2番」に進む前に気付いてよかったと、前向きに考えることにした。

「おまえはもう、落ちている」というコトバと共に、麻生外相と谷垣財務相を指でつつくと、2人が「あべし!」と叫ぶ…。そんなジョークを思いついたが、それを発表する機会も勇気もない。



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メルマガ【世界の新聞「101紙」の視点】

2004-10-04 | もくじ
当メルマガの読者は、こんな方々(2007年10月現在)

【性別】
男性78%
女性22%

【年齢層】
30代35%
40代20%
50代17%
60代以上16%
20代11%
10代1%

【居住地】
関東41%
関西20%
中部北陸15%
東北8%
日本国外6%
北海道5%
中国四国2%
九州沖縄2%
甲信越1%

【職業】
会社員41%
無職13%
自営業10%
自由業9%
学生8%
パート・アルバイト6%
その他5%
公務員3%
会社役員2%
専業主婦2%

【弊紙を読む時間帯】
正午~午後3時35%
午後6時~午後9時17%
午後9時~午前0時17%
午後3時~午後6時13%
翌朝9時以前7%
翌午前9時~正午6%
午前0時以降、深夜5%

【弊誌の、興味あるコーナー】
国内主要6紙の本日の社説32%
最近の社説の、ここに注目31%
編集後記15%
「共感した社説は?」アンケート6%
国内主要6紙サイト・トップ記事5%
世界主要紙の論調5%
その他4%
中東メディアの論調1%



【読者の方々からいただいた推薦文の数々】


様々な価値観や視点を提示してくれる、貴重な媒体。

社説を中心にTimelyな題材へのコメントが貴重な情報だと思います。

ネット右翼の巣窟で見ていて面白い

一般紙を複数購読している人は、かなり稀であろう。
そのような中で、各誌の社説をリンクし、複数の考え方を読むことは、自分の意見を客観的に見るうえで、有意義であることは間違いない。またその中で一番真っ当と思われる社説に投票するというエンタテイメント性も加わり各新聞の社説を読んだ気になれる。

新聞各紙の切り口を客観的な視点で比較できて重宝しています。

いつも拝読しており、非常に有益に作用している。
筆者にはこれからもがんばって欲しいとエールもこめて。

基本的態度は公平中立。
各紙の意見を何のバイアスを掛けられることもなくそのまま閲覧可能で、編集者として閲覧者の領域にまで押し付けがましく入って来ることのない態度は大変有難い。

「社説が一目でわかり、1日の動きがわかるから。

社説の読み比べがかかれていて、情報として有効。

実直な著者

1.日本を代表する新聞の主張をまとめて読むことが出来て 自分の考え方を広い角度からチェックすることが出来る。
2.読者からのメールなども比較的公平に紹介している。

それぞれの記事に関する筆者の考察に感心します。

個人が毎日主要各紙の社説等を掲載する頑張りに敬意を表して。

ためになる

世界で何が今話題になっているのか。又、101通りの回答がみえるから。

世の中の出来事を考えるにあたって新聞の社説は様々な考え方を語ってくれる。

本来は各新聞を読めば様々な考え方をすることができるのだろうが、本メルマガではすべての全国紙の社説を比べ読むことができる。
また、執筆者が特定の考えから距離を置いて、中立的な立場で意見を言っているのも気に入っている。

休日無しで、発刊しているのも大変でしょうが、配信されているのを楽しみにしています。

一方的な視点が多い中、バランスが良いから。

いろんなものの見方が教えられる。

主要各紙を一挙に比較でき、偏らない視点を確保できる

新聞各紙の視点の相違がわかって面白い

一目で国内主要6紙サイトのトップ記事をみることができます。筆者はお忙しい中、欲頑張っていらしゃいます。頭がさがります。

新聞の他紙との見比べがよくわかり、中立的なものの見方ができる

日々のニュースの要点がわかりやすく、筆者の考えにも好感が持てる。

邦字新聞の社説を海外でも1度に読むことができるから。

・規則正しく、配信が続いている。
・日々の生活の参考になる。

新聞社の社説を一覧でき、比較・検討するのに便利。今までありそうでなかった。

重要な事件が発生すると、それに対する新聞社個々の姿勢の差・価値観の差が社説に如実に現れているのが視覚的に認識でき、自分のスタンスの客観的な位置を確認することができる。

執筆者の桐鳳柳雨氏の中立な視点のコラムを毎日読める!

いろいろな新聞の社説を比較して読むことが出きるし発行者のコメントもおもしろい。

各新聞社の主張が比較しやすくとてもよい。
追加コラムも参考になる。

世の中の価値観の違い、多方面の意見考え大変よく判って自分の矯正にもなる。

いろいろな新聞に目を通したり、いろいろなサイトを循環したりすること
なく、各新聞の主旨がひと目でわかるありがたさが推薦の理由です。

毎日発行されているし、物事を様々な視点で見ることの大切さを私に教えてくれたメルマガです。

このメルマガを読んでいれば、偏った考えに陥る事はないと思います。

多様な価値観・考えがある事を知り自分で考える機会をあたえてくれるこのメルマガを私は推薦します。

睡眠時間を削っても、損得抜きで、充実した中身のメルマガを発行しつづける桐鳳柳雨(とうほうりゅうう)さんの熱意がすばらしいです。



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選挙前特別メッセージ

2004-10-03 | もくじ

選挙権を得た当初、私は選挙へは行かず、棄権ばかりしていました。
理由は、「投票したい候補者がいないから」ということ。
ただし、漫然と行かないということではなく、
「自分が棄権したことによってできた政権が何を決めても、それに反対する権利は俺にはない。仮に『おまえは死刑だ』と決められたとしても、甘んじてそれに従う。」
という覚悟ではありました。

しかし、やがて考え方が変わってゆきました。
元々、「誰が国家を統治するか」ということは、「殺し合い」によって決められていたこと…。
それを先人の、それこそ「命懸け」の努力によって、「(少なくとも表向きは)平和的」に決められるようになった…。
そして、誰でも「(少なくとも表向きは)平等」に参加できるようになった…。

こうした経緯を想った時、私が一票投じることができるという権利…、この権利を無駄にしてしまうということが、そうした「先人」に対して、非常に申し訳なく感じるようになってきました。

私の心情はともかくとして…。
簡単に言ってしまえばご承知の通り、国会で過半数の賛成を得れば、法案は成立します。
そして、それを決める国会議員は、選挙によって選出されます。

単純に考えて、仮に投票率が50%だとした場合、そのまた更に半分の、全体で見れば「1/4」の支持を受けた政党の意志が、日本全体の意志として通ってしまうということになるのです。

「選挙に行っても変わらない」と言って棄権している人の半分でも何らかの意思表示をしたならば…。
良い悪いは別として、或いは、日本全体の意志も変わるかもしれません。
(このあたりについては、こちらを ⇒本音トーク

「誰に投票したらいいのか解らない」…
「誰に投票しても同じ」…

どうしてもそう思えてしまうようでしたら、棄権だけはしないで、投票用紙に「桐鳳柳雨」とでも書いて投票して下さい。
(いけませんね、こんなこと言っちゃ…)

特に今回の選挙は、
「小泉首相を支持するか」
「郵政法案を支持するか」
ということを、我々「国民が直接選べる」という「国民投票」のような、非常に珍しい、そして面白い選挙でもあります。
(もちろん「争点」は、それだけではないのですが)

くれぐれも棄権などせず、参加してみて下さい。
「国民の本音はどうなのか」
私も大変興味があります。

また今回に限らず、選挙というものには、今後もぜひ参加するようにしてみて下さい。
「あなたが動いても何も変わらないかもしれないが、少なくとも、動かなければ何かが変わることもない」
と思います。
これは、選挙に限ったことではありませんが…。

--------------------------------------------

動かなければ何も変わることはありません。
普段動かない人たちが動かない限り、毎回必ず投票する人…つまり、ある候補者が当選することにより何らかの利益を得る人たち…の望み通りの世の中となってしまいます。

今回の選挙に限ったことではありませんが、有権者は投票という行為をもって、何らかの意志を表示すべきだと考えます。
(これは言ってはいけないことですが、「たとえ無効票を投じてでも」と、個人的には思います)

特に今回の選挙は、大変面白く、興味深いものとなっております。
しかし、それでは今までの「選挙」は、つまらないものだったのでしょうか。

私は、決してそんなことはなかったと思います。
確かに今回ほどではないかもしれませんが、そもそもが「誰が天下を獲るか」ということ…。
面白くないはずがありません。

今回の選挙について、大変関心が高くなっている大きな原因の一つに「マスコミ」の存在があるかと思います。
ニュース番組のみならず、普段芸能ネタを扱うような、いわゆる「ワイドショー」まで、こぞって取り上げています。

…これって、ちょっと「怖い」ような気がしませんか?
知らず知らずのうちに、自分の「気持ち」「心情」というものが、マスコミによって操作されている…。
大袈裟ですが、そんな感じさえします。

ついこの間まで大騒ぎしていた「花田家問題」。
まだ解決していないものと思いますが、ワイドショーはもう、そんな話題よりも選挙一色のようです。
(このあたり、私はワイドショーを見ていませんので推測になりますが)

視聴者が喜びそうなネタを振りまき、そして、それに飛びつく私たち…。
自分の考えや価値観を確立させる以前に、マスコミに「踊らされて」しまっていないでしょうか。

かと言って、新聞やテレビ、ネット等を通じてしか情報を得られない人が殆どだということも、また事実…。
そのあたりの、情報の取捨選択、見極め、判断その他、自分自身でしっかりと行わなくてはならないと考えます。

このブログのメインテーマにも通じますが、
「自分の幸せは、自分で考え、自分の責任において、自分の意志で掴むべき」
だと思います。

------------------------------------------------

競馬・競輪・競艇・オートレースなどを楽しむ方も多いかと思います。
例えば、競馬。
馬券を買わずに見る場合と、たとえ100円でも馬券を買って見る場合とでは、面白さが違うと思いませんか?
「どの馬が勝つんだろう」と思って見ているよりは、「自分が応援する馬が連に絡むのか」と思って見るほうが、ハラハラ・ドキドキしませんか?

選挙もこれと同じ、と言ってしまっては不謹慎でしょうか?
「誰が天下を獲るんだろ」と思って傍観しているよりは、実際に自分が投票し、「自分が支持した候補者は果たして勝てるのか」と思って見るほうが面白いかと思います。

因みに、「松本たけひろ和光市議」のブログによれば、「1票:約1000円」なのだそうです。

有権者ならば誰でも持ってる「1票:1000円」の投票する権利。
あなたも、ハラハラ・ドキドキの「天下獲りレース」に参加してみませんか?

-------------------------------------------------

最近でもあるかどうか定かではありませんが、以前は時々、「月光仮面」「坂本竜馬」「聖徳太子」などに「投票」があった、と、新聞記事に載っていたように思います。
有権者が実際の候補者名を書かずに、このような名前を記入して投票した、ということです。

もちろんいけないことなのですが、個人的にはなんとなく好きです。
少なくとも、棄権するよりはいいんじゃないかな、と。
書かれたその「名前」から、なんとなく書いた人の「心情」みたいなものも伝わってきますし…。

もし、架空の候補者名を書くとしたら、あなたなら何と書きますか?
「坂本竜馬」などは、今でも通用しそうですね。
「聖徳太子」もいけるかな…。
「月光仮面」は、さすがに古いでしょうか。

本当にそう記入して投票してはいけませんが、何らかの意思が反映されるような、ユーモラスな、またはセンスのある候補者名を考えてみるのも面白いかもしれません。
「桐鳳柳雨」…?
誰も知らないでしょう。(苦笑)
全国バラバラに100票くらい集まれば、「誰だ、こりゃ?」ってことにも…、ならないでしょうね。


*お願い
当記事について。
ご迷惑にならない程度に、できるだけお知り合いの方々に広めていただけないでしょうか?
「投票率の向上」というのが、私の望んでいるところです。
決して、特定の政党を応援するとかいうことではありません。
繰り返しになりますが、
「自分が動いても何も変わらないかもしれないが、少なくとも、動かなければ何かが変わることもない」
と思います。



 


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最後までお目通しいただき、ありがとうございます。
あなたに、良いことがいっぱいありますよう…

「ご意見」「ご要望」「ご感想」「各種お問い合わせ」等、よろしければこちらのメールアドレスからもどうぞ。
⇒ rew-toho@goo.jp
(メールソフトの自動起動ができないようですので、お手数ですが「コピペ」にてお願いします)
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オレの趣味じゃないけどね。

2004-10-02 | VOW
メロン記念日シングルMクリップス(1)

アップフロントワークス(ゼティマ)

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「This is 運命」の歌詞はここからわかります。
何でこんな記事を?
そのうち、わかるようなわからないような…。

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電人ザボーガー

2004-10-01 | VOW
電人ザボーガー DVD-BOX

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何故に、電人ザボーガー?

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