幸せについての考察 【桐棺三寸】

桐鳳柳雨が贈る、幸せについての考察。
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木村剛さんからのトラックバック

2005-01-31 | 日記 Ⅰ

先日の当ブログ「ビリージョエル」の記事について、木村剛さんからトラックバックをいただきました。
まさか木村さんからトラックバックしていただけるとは思ってもみなかったので、びっくりしています。

私の望みは、「私の価値観を他者に押し付けること」ではなく、「私のコトバがキッカケとなって、それを読んだ人に何かを考えてもらうこと」ですので、「天下の」木村剛さんが私のコトバについて多少なりとも何かを考えてくれたということは、存外の喜びです。

木村さんについては、以前、金融庁のプロジェクトチームで活躍されていた頃のイメージが強くあります。
「こんな人の下で仕事をしたら、オレなんぞ毎日怒られてばかりいるんだろうな」と想像してしまうような、怖い印象を持っていました。

しかし今回の件で、ビートルズやビリージョエル、そして格闘技がお好きなことが分かり、また私自身、ずっと木村さんのように髪型を「オールバック」にしていたことなどから、意外と似たような「嗜好」をお持ちの方なんじゃなかろうか、などと思いました。

「明晰な頭脳」には遠く及びませんが…。

* 因みに私は、ビリージョエル「マニア」というほどではありませんので…。




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1月28日メルマガ掲載分

2005-01-30 | 戯言 Ⅱ

未来とは
今 あなたが居る場所

一年前のあなたにとって
一月(ひとつき)前のあなたにとって
一日前のあなたにとって

今のあなたの姿こそ
実は未来のあなたの姿




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世の親御様方へ

2005-01-29 | 戯言 Ⅰ

子は親の所有物ではない!
保護すべき義務はあっても
好きに扱う権限などがあるものではない!

この世に産まれた瞬間から、
親とは別の、
その子自身の年表が刻み始められている。
受精し着床した瞬間から、
親とは別の、
その子自身の人生が始まっている。

迫り来る恐怖や肉体の苦痛に
救いを求めて泣き叫ぶ子供たち…

欲望や快楽を自制する術(すべ)も知らず、
数多(あまた)貴き新しき生命・人生を無駄にせしめ、
子に、煉獄の猛火を浴びせし者どもよ。
貴様らこそ、地獄で業火に焼かれるがいい!!




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サン・テグジュペリ「人間の土地」

2005-01-28 | 価値観の基(もと)
人間の土地

新潮社

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私は基本的に「この本を読んでごらんよ」などと、人に薦めることはしない主義です。
人それぞれに価値観が異なるわけでもあり、やはり、その人の「心の触手」が自然と捜し求める本を読むべきではなかろうか、などと思ったりします。
またそうでなければ、真にその人の心理の奥深くまで「本のエッセンス」が浸透しないのではないかとも思います。

しかし、この本だけは、機会がありましたらぜひご一読されることをお薦めします。
(既にお読みになった方々も多くいらっしゃることと思います)

私自身、サン・テグジュペリについてはこれ以前に「夜間飛行」という本を読んでおり、その「カッコよさ」に惹かれておりました。
(子供の頃には「星の王子さま」も読んでおりますが)

「人間の土地」についても最初は「カッコよさ」を求めて読み始めたのですが、読み進むにつれ、自然自然と「人はどのように生きるべきなのか?」ということについて、深く意識するようになってゆきました。

「成功」だとか「ミリオネア」だとかいうコトバが多く飛び交う今の世の中。
だからこそ、昨今あまり見かけなくなったこうした価値観を再認識してみるのもよいかと考えます。

「人」にはそれよりもっと深い部分…「本質」ともいうべきものが存在するように思えます。
「成功」「夢の実現」「金持ち」等のコトバに食傷気味のあなたには良質な書物となることでしょう。




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どちらがイヤですか?

2005-01-27 | 日記 Ⅰ

・ その1
あなたの恋人・配偶者は、あなたのことを世界中で一番愛している。しかし、あなた以外に、恋愛感情を伴わない肉体的な関係を持つ人がいる。

・ その2
あなたの恋人・配偶者は、あなた以外の異性とは一切接触しない。しかし、あなた以外の誰か一人を一途に愛している。


あなたがされるとしたら、どちらのほうがイヤですか?
或いはするとしたら、どちらのほうが罪悪感がないですか?

「心理テスト」ではないので、「だからどうだ」という答えがあるわけではないですけれど…。




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続・どちらがいいですか?

2005-01-26 | 日記 Ⅰ

・その1
あなたは職場で、あれこれ相談・問題等を持ち掛けられたり、様々な仕事を頼まれたりする。
そのため、肉体的にも精神的にも負担に感じることが少なくない。
ただしそれは、あくまであなたが「頼りになる存在」だからであり、決して「便利屋」的に使われているわけではない。

・その2
あなたは職場で、人から頼まれごとをされるようなこともなく、必要以上の仕事を要求されることもない。
そのため、肉体的にも精神的にも負担が少ない。
ただしそれは、あくまであなたが「頼りにならない存在」だからであり、決してあなたを気遣ってのこと、或いは、近寄り難いほど気高(けだか)い存在だから、というわけではない。


案外「その2」タイプの人のほうが、「自分は仕事ができる」「こんなに頑張ってる」などと思ったりしているように思いませんか?。

因みに「どちらもイヤだ」というのも、立派な答えです。
「ならば、どうする?」と、考える必要はあるのでしょうけど。




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どちらがいいですか?

2005-01-25 | 日記 Ⅰ

・その1
あなたがその職場で、一番仕事が「できる」とします。
周りは人たちは能無しばかりで、仕事は遅いし、ミスも多いし、迷惑ばかりかけてくる。

・その2
あなたがその職場で、一番仕事が「できない」とします。
周りの人たちはみんな優秀で、仕事は早くて、的確で、あなたは周りに迷惑ばかりかけてしまう。

ちょっと極端ですが、もし働くとしたら、どちらの職場がいいですか?

特に日頃、職場の人たちに不満がいっぱいある、あなたは…?




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「女をモノにしようとするときの男」を見習うという発想

2005-01-24 | 日記 Ⅰ

例えば、男がある女をなんとか「モノにしたい」と思ったとします。
しかし、いきなり「ヤラセロ」などと言って迫ることはしません。
いきなりこんなことを言われて「ハイドウゾ」などという女などいない、ということを知っているからです。
そこで、最終的な目的は全く違う所にあるにも関わらず、「飲みに行こうよ」と言って誘ったり、事前に綿密にデートコースを計画したりする…。
もちろんそこには、恥ずかしさや、失敗したときの言い訳などといった違う理由もあるのでしょうが、どちらにしろ本懐を遂げるための様々な策を講ずるわけです。

しかし男でも女でも、「これ」以外のことについては、不思議とこのような考え方をしないように思います。

例えば、ある目的を遂げたいとする。
しかし、それを叶えるためにはどうしたらよいか、と、そこにたどり着くまでの手順を事細(ことこま)かに考えることはせずに、いきなり相手に感情をぶつけようとする…。

相手とケンカをしたいのならそれでもよいのでしょうが、相手を納得させた上で目的を達したいと思うのであれば、「女をモノにしようとするときの男」の姿勢を見習ってみるのもいいかもしれません。




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1月21日メルマガ掲載分

2005-01-23 | 戯言 Ⅱ

夏から秋冬と季節が移ろうてゆく時に、
雨が降って、いつもより寒くなる日があって、
それが いつしか いつもの、
普通の寒さとなってゆく。

人もまた年齢が移ろうてゆく時に、
なんとなく、いつもより堕(お)ちる日があって、
それが いつしか いつもの、 
普通の姿となってゆく。

しかし、季節はまた巡り来たるが人は巡らず。
少なくとも、同一の肉体においては。




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小部屋の中にて

2005-01-22 | 戯言 Ⅰ

外界とは隔絶された小部屋。
彼らは数匹のカエルと共に入る。
全く居心地が良いわけではなく、
適度な、しかし当人にとっては
けっこうなストレスもある。
特にこの部屋から外に出る理由もなく、
飛び出してしまいたいほど
イヤなことがあるわけでもなく、
深く考えることのないまま
ダラダラと居続ける。

彼らの入室した日は、とても良い天気だった。
室内に隠(こも)る彼らには、
外界の様子を伺い知ることはできない。
というより、進んで知ろうともしない。

何時(いつ)しか外は、豪雨暴風へと変わっている。
しかし、彼らの外界に対するイメージは、
入室した時の良い天気のまま。
これほど外界が変動しているというのに、
彼らは適度な、しかし当人にとっては
けっこうなストレスの中、
10年を1年ほどの感覚でもって
日々を過ごしている。

カエルたちも、ぬるま湯から
ほんの僅かずつ、その湯温が上がり
遂(つい)には、自らの体が知らぬ間に
茹で上がってしまうであろうことに、
まだ気付いていない。

彼らは、この小部屋が永遠でないことに、
そして、いずれ自分たちの居場所が
どこにもなくなってしまうということに
いつ気付くのだろう。




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ビリージョエル「ストレンジャー」

2005-01-21 | 価値観の基(もと)
ストレンジャー
ビリー・ジョエル
ソニーミュージックエンタテインメント

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「どんな音楽を聴くんですか?」と聞かれた場合、私は、
「バッハから八代亜紀まで」と答えています。

ただし、「最近」の曲はよくわかりません。
以前、カラオケで私が古い歌ばかり歌うので、同席した女の子が「懐かしい歌を歌ってあげるね」と言い、「工藤静香」の歌を歌ってくれました。
10年くらい前の歌なのでしょうか。
…私にはわかりませんでした。
私の言う「最近」とは、そういう意味であることを、まずご承知おき下さい。

要するに、決まったアーティストを聴き込む、というのではなく、ちょっと古い曲を広く浅く聴くということでしょうか。

そんな私がある程度聴き込んだ特定のアーティスト。
いくつかあるのですが、数組挙げるとするならば
「グレープ」「ビートルズ」そしてこの「ビリージョエル」といったところでしょうか。

もしも私が1枚だけしか「アルバム」を持つことが、そして聴くことが許されなかったとしたならば、迷わずこの1枚を選びます。
多感な中学生時分に聴いた、ということもあるのでしょうが、この1枚の全ての曲が全て素晴らしい…。
こんなアルバム、後にも先にもこれ1枚だけ、だと思います。
以来、数年にわたり、ビリージョエルにハマることとなりました。

「英語も解らない日本人がなぜ私の歌を聴くのか…」
真偽の程は定かではありませんが、彼がこう言った、という話を後年聞きました。
そして、その言葉になんとなく不快感を覚え、暫くビリージョエルの曲から離れていた時期がありました。

しかし、もし彼が本当にそう言ったとするのであれば、彼はそれだけ自分の「詩」に自信があり、誇りがあり、そして何より一番世の人々にアピールしたい部分なのではないか…。
今ではそう解釈しています。

このアルバムを聴くと、色気づきだした当時に体に振りまいていた、「シャワーコロン」の香りがよみがえってきます。




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理想は「高倉健」?

2005-01-20 | 日記 Ⅰ

私自身、どのような「状態」が理想かと言うと、「高倉健さん」のような「状態」でしょうか。
(もちろん私生活は存じ上げないので、客観的に受ける印象ということになりますが)

だからといって、俳優になりたいというわけではありません。
それは私とっては極めて困難なことでしょうし、また進んでなりたいというものでもありません。

ただ、何年かに1度くらいのペースで何か大きな「仕事」をして、あとは、「普段この人は何をしてるんだろう」と思われるような状態…。
そういうものに憧れるわけです。

そして、何よりカッコいい!
70歳を過ぎてもなおあのカッコよさ。
本当に憧れます。

私独自の「カッコよさの定義」については、以前このブログで書きました。
この「定義」は、整った顔立ち等、容姿におけるカッコよさとは一見関係なさそうですが、これにあてはまる人は、自(おの)ずと容姿も「カッコよく」なるんじゃないかな、などと勝手に想像しております。

健さんにしろ、吉永小百合さんにしろ、年齢を重ねながらもなおカッコよさを失わない人は、この「定義」にあてはまる人なんじゃなかろうか、などと…。




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「エラい方々だけはいっぱいいる」という会社の特徴

2005-01-19 | 日記 Ⅰ

醜聞だらけの某自動車メーカー。
ああいう体質は系列全体の体質かもしれませんね。
私が身近に接する機会のある、同系列・某会社を見るとそんな感じがします。

ミス・トラブルが発生しても自部署でなければいい、という体質。
ミスというのは大体、複合的要因が絡むもの。
そのトラブルに多少なりとも関わりのあった全ての部署に、各々改善すべき点があるものだと思います。

しかしここでは本当の原因を究明しようとせず、部署間同士でミスのなすりつけ合いが始まります。(たいてい一番発言力の弱い部署や、子会社等の責任となりますが)
そして、まず理想とされる結論を先に決め、そこに至る経緯をあとから構築(というか「創作」?)する、という…。


更に、前述の自動車メーカーの元エラい人が、「オレは知らなかった」という意味のことを言ってましたが、正にその通りだと思います。

同系列・某会社のエラい方々も、運ばれてくる情報を動かず待つだけ。
しかも自分の見たくない情報は見ようともしない、という印象を受けます。
もちろん、進んで最前線の現場や現状など知ろうともしません。

お客さんはもちろん、会社及び従業員にとって何が一番よいか、ということよりも、既得権の維持に精一杯。
自分さえ痛まなければいい、という感じです。
そのくせ、対外的な体面だけはとても気にする。

まあジャンルを問わず、長く続いている大規模な組織や、エラい方々だけはいっぱいいるという会社には、多かれ少なかれこういう体質があるんでしょうけど。
不謹慎ですが、死人でも出なきゃ動かないんでしょうね。




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淋しがりやの孤独好き

2005-01-18 | 日記 Ⅰ

私は典型的な、いわゆる「淋しがりやの孤独好き」です。

自分のテリトリーというものが、或いは他の人よりもより強固なのかもしれません。
いきなり馴れ馴れしく近寄ってくる人はどうも好かない。「友達じゃないんだぞ」などと思ってしまいます。
(ブログのコメント等は別です。どんどんお寄せ下さい)

1人でいる時間が必ずなくてはならない。しかしそれでいて、ずっと1人というのも寂しいという、極めて贅沢な性格のようです。
おまけに感情的でもあり、そのため人の好き嫌いも激しい…。

そんな私は、ごく身内を除く周囲の人からは「クールな人」と思われているようです。
そんな姿勢でいるのは、おそらく周囲と程よい距離を保って自他共に不快な思いをしないようにせんがための、「本能的な自己防衛術」なのでしょう。

ですから、世に言われるような「成功事例」… 
例えば、たくさんの人と出会い人脈を作ったり、組織を立ち上げたり、会社を興して人を雇ったり、スケジュールに余裕がないほど予定がいっぱいだったり、とか…。
そういう生活にあまり憧れを感じないのは、そうした性格だからなのでしょう。

私のようなタイプは、「お金持ち」とは無縁なのかもしれませんね。
自分のスタイルに合った「幸せな人生」というものを見つけたいと思います。




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震災10年

2005-01-17 | 日記 Ⅰ

実際に阪神・淡路大震災に遭われた方には不快に感じることと思いますが、震災の報に最初に接した時の私の感想は、
「東京じゃなくてよかった」
…これが偽りのない本音でした…。

しかし、その後だんだんと知ることになる、悲惨な状況や人々の悲しみや苦しみ…。
そして、たとえ一瞬といえども「東京じゃなくて…」などと思ってしまった自分に対する罪悪感や嫌悪感…。

自分以外に対して何か不幸な出来事が生じた際、「自分じゃなくてよかった」と思ってしまうことは、或いは人間として仕方ないことなのかもしれません。
しかし、自分だけ不幸じゃなければそれでいいのか…。

決してそうではないことを、10年前の震災が教えてくれたように思います。
先の中越地震やスマトラ島沖地震、その他大災害の一報に接した時に、最初に「自分じゃなくてよかった」と思わなくなった自分が今はあります。

被災された方々に何と申し上げてよいのか、どのようなコトバを発するべきなのか、正直なところ私にはわかりません。
このような時、本当に私自身の「無力さ」を痛感します。

ただ、「不幸に遭われた以上の良いことが、これから次々と起こりますように」とお祈りすることしかできません…。




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