伝説の歌番組・夜のヒットスタジオを語る

伝説の音楽番組「夜のヒットスタジオ」の22年間の足跡を通じて、日本の歌謡界が最も輝いていた時代を振り返ります。

夜ヒットを彩った俳優たち<5> 1974年-1978年

2007-03-11 | 夜のヒットスタジオ/番組史
1978/12/11(0527) 上月晃/ジタン(女の生き方)
1978/11/20(0524) 小林旭/北海岸
1978/08/21(0511) 樹木希林/林檎殺人事件(×郷ひろみ)
1978/08/07(0509) 樹木希林/林檎殺人事件(×郷ひろみ)
1978/07/31(0508) あおい輝彦/小麦色のビーナス
1978/07/24(0507) 木の実ナナ/うぬぼれワルツ
1978/07/10(0505) 樹木希林/林檎殺人事件(×郷ひろみ)
1978/07/03(0504) いしだあゆみ/今夜は星空
1978/06/12(0501) 樹木希林/林檎殺人事件(×郷ひろみ)
1978/05/08(0496) 市川染五郎(松本幸四郎)/野バラ咲く路
1978/04/24(0494) 黒沢年男/時には娼婦のように
1978/04/17(0493) 竹下景子/結婚してもいいですか
1978/03/27(0490) 石原裕次郎/昭和たずねびと/夜霧よ今夜もありがとう~赤いハンカチ
1978/03/06(0487) あおい輝彦/バラの渚
1978/01/09(0479) 小川知子/雨の降る街
1977/11/28(0473) 十朱幸代/セイタチアワダチ草/北の子守唄
1977/11/21(0472) いしだあゆみ/港・坂道・異人館 
1977/10/17(0467) あおい輝彦/ジャニスを聞きながら
1977/09/26(0464) あおい輝彦/ジャニスを聞きながら
1977/08/15(0458) 加山雄三/もえる草原/お嫁においで~君といつまでも(×アグネス・ラム)
1977/08/01(0456) あおい輝彦/センチメンタル・カーニバル
1977/07/04(0452) あおい輝彦/センチメンタル・カーニバル
1977/06/13(0449) あおい輝彦/センチメンタル・カーニバル
1977/05/16(0445) 木の実ナナ/紅ほうずき
1977/05/02(0443) 小川知子/ドライブイン物語
1977/04/11(0440) いしだあゆみ/ちょっと淋しい春ですね
1977/04/04(0439) あおい輝彦/Hi-Hi-Hi
1977/03/07(0435) あおい輝彦/Hi-Hi-Hi
1977/02/14(0433) 小林旭/北へ/アキラのダンチョネ節~北帰行~昔の名前で出ています
1977/01/24(0429) あおい輝彦/Hi-Hi-Hi
1977/01/17(0428) 森田健作/兄妹
1977/01/17(0428) 前田美波里/よまいごと
1976/12/20(0424) あおい輝彦/君が優しすぎるから
1976/11/15(0419) 小林旭/昔の名前で出ています
1976/11/08(0418) あおい輝彦/君が優しすぎるから
1976/11/01(0417) 中村雅俊/時
1976/10/18(0415) 坂上二郎/酒場のタンゴ
1976/10/04(0413) 木の実ナナ/愛人
1976/09/13(0410) 黒沢年男/すれちがい
1976/09/06(0409) 木の実ナナ/愛人
1976/08/16(0406) あおい輝彦/あなただけに
1976/07/19(0402) あおい輝彦/あなただけに
1976/05/17(0393) 木の実ナナ/おまえさん
1976/04/05(0387) 大竹しのぶ/みかん
1976/03/01(0382) 木の実ナナ/おまえさん
1975/10/06(0361) 黒沢年男/気がかり
1975/08/25(0355) 加納竜/エロスの海
1975/07/28(0351) 森田健作/はだしの冒険
1975/06/09(0344) 黒沢年男/やすらぎ
1975/05/19(0341) 森田健作/(不詳)
1975/02/03(0326) 森田健作/(不詳)
1975/01/13(0323) 中村雅俊/白い冩眞館
1974/11/04(0313) 中村雅俊/ふれあい 
1974/09/09(0305) 森田健作/両手いっぱいの明日
1974/05/13(0288) 清水章吾/(不詳)
1974/04/08(0283) 坂口良子/青い山脈(×円谷弘之)
1974/02/11(0275) 朝丘雪路/ごめんなさい
1974/01/21(0272) 石橋正次/朝霧の晴れる前に

(補足)このほか歌なしの特別ゲスト扱いで74年4月1日放送に関根恵子、同4月22日放送に多岐川裕美、同5月28日放送に萩原健一がそれぞれ出演。

この時代は何故か俳優陣の出演が少なかったようですが、その中でも「あなただけに」がヒットしたあおい輝彦は、芳村・井上時代前期の常連組の一人として
頻繁に夜ヒットにも顔を出していました。

樹木希林は、当時TBS系で放送されていた「ムー一族」で共演していた郷ひろみとのデュオによる「林檎殺人事件」で1978年に4回出演。ザ・ベストテンは司会の黒柳徹子の扮装を真似たりしたことがあったそうですが、夜ヒットではそういった意表をついた扮装はなかったようです(笑)。黒柳徹子は「玉ねぎヘア」という特徴的なヘアスタイルゆえに真似しやすかったかのでしょうが、夜ヒットの場合では、芳村真理は毎回ヘアスタイルも衣装も全然趣を替えて登場していたので、さすがに「真似するのは無理だ」と判断したんでしょうかね・・・。

また、この後も夜ヒットには多く出演した中村雅俊もこの時代に初出演。初期の頃はドラマでの役柄の雰囲気そのままにベルボトムジーンズに下駄というなんともラフな姿で番組に登場することが多く、華美な衣装を身に纏った歌手たちの中でも一際異彩を放っていました。夜ヒット最終回の際、中村本人は「とても緊張した」と、夜ヒット出演時の心情を回顧していましたが、芳村真理からはそのラフな風貌ゆえに「とても緊張しているようには見えなかった」と評されていたのを思い出します。

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