レイン プロスタッフブログ

REINプロスタッフによる釣行レポート、製品紹介など。

琵琶湖釣行~谷口 泰 氏

2010-06-09 | フィールドレポート琵琶湖~北湖
我々は牛久沼たまやボート選手会の会長と副会長、二人の年齢をたすと100歳を超えるためその名も「牛久沼たまや100‘s(ハンドレッズ)」。今回は、琵琶湖からのレポートをお届け致します。

Vol.3
 私の普段の釣りは牛久沼たまやトーナメントのみ!
しかし年に1~2回だけ仕事とおこずかいに余裕ができると日本のマザーレイク琵琶湖にやって来ます。

4年前にいきなり自己初の53cmを釣ってしまってから琵琶湖釣行は私の年中行事になっています。
しかし普段が水深1mの葦狙いをしているので、水深4mのウィードの釣りなんてどうしていいかわかりません??というわけで毎回ガイドをお願いしているわけですが、今回のガイドは浅野大和さんhttp://www.as-a-no.com/10年前から琵琶湖ガイドを初めリリース禁止条例に対しては俳優の清水国明さんとともに戦いました。
米国トーナメント出場をめざす熱いアングラーです。

 5月30日朝6時40分、湖西線唐崎駅まで車で迎えに来てもらいました。
昨晩は京都駅前のホテルに泊まり早朝出発・・と言っても京都から唐崎までたった3駅17分です。京都人がうらやましい。

さっそくポパイ琵琶湖店から出発、空は快晴、気持ちの良い風が吹き抜けていきます。
桟橋から琵琶湖大橋に向かってしばらく走り西岸のワンドに入りました。
船道の脇にあるシャローフラットをファットレインズスワンプの猫リグで狙います。
なんと3投目でいきなりヒット!35cmの元気なバスでした。



琵琶湖まで行って猫か~?って思うかもしれませんが、実は2日前にかなりひどい大雨が降り水温が一気に下がったそうです。
本来この時期は元気のいい魚がシャローにさしてウィードの間にある砂地に「なわばり」を作るのだそうですが低水温のため魚が上がりきっておらず、しかも速い動きについてこられないのだそうです。
天気とはうらはらになかなか厳しい状況ですが、それでもたかだか1時間で3本くらい釣りました。



しかしばらしも多くなぜだろうと思っていると、どうやら合わせ、すなわちフッキングが弱いようです。
あたりがあったらあわてる必要はないのでリールを巻いて竿先を送ってからいわゆるスイープフッキングで体半転させるぐらいがっちり合わせる必要があるそうです。
バスの口は堅いのだ。



次に向かったのは同じようなシャローですが、水中をよーく見るとウィードの合間に所々白い所が見えます。
つまりそこが砂底、バスの「なわばり」なのです。
その白いスポットを狙ってバブリングシェイカー7gのヘビーダウンショットをストンストン落としていきます。
スポットにさえ入ればなわばりの主は食いついてきます・・・しかしこれがなかなか難しい。

①着水点と水底の誤差 
②浅くて良く見える所はさんざん攻められており見えにくい深い所(私には見えない?)でないと厳しい
③風が出て濁りが入ってきた
てなわけで「1m右でーす」「50cm手前―」なんて言われながらがんばりました。風裏になりそうな東岸に移って同じ釣りを続けます。50cmほどのスポットにキャストがバッチリ決まると来ました来ました!グングン引いて本日最大の42cmでした。



結局全部で6匹、25~42cmすべてスピニングの釣りでした。
牛久沼だったら42cmは大物ですし1日6匹なんて数年に1回の大漁でしょう。
でも・・・なんとなく不完全燃焼なのは大きすぎるマザーレイクのせいでしょうか?近いうちに再チャレンジしよう・・