レイン プロスタッフブログ

REINプロスタッフによる釣行レポート、製品紹介など。

100‘s(ハンドレッズ)の牛久沼トーナメントレポート~谷口泰氏~

2009-08-27 | フィールドレポート牛久沼
我々は牛久沼たまやボート選手会の会長と副会長、二人の年齢をたすと100歳を超えるためその名も「牛久沼たまや100‘s(ハンドレッズ)」。牛久沼たまやボートで毎月行われるバストーナメントを報告します。

Vol.7

8月23日(日)朝から曇りで弱い北東の風、牛久沼たまやボート8月休日大会は33名の参加で朝6時スタートをきった。
私は全くプラに入れずぶっつけ本番だが、副会長はこのところ頻繁にプラを行っており先週の平日大会でも準優勝と絶好調である。
彼は現在のたまやメンバー最高齢でたまや歴7年、新年大会と昨年のペア大会には優勝しているが普段の月例大会では優勝経験なしであった。
その副会長がついに優勝!しかもたまやトーナメント史上最高齢優勝を果たしたのである。

8月は例年の傾向からすると、やはり釣れない。昨年は27人参加でウェイインは7名のみ、全員1尾という状況だった。ここ数日は葦についたバスをテキサスやノーシンカーで狙うが、魚は小さく300gくらいで大型はめったに顔を出さない。
副会長は数日前のプラでクランクを使い1500gを獲ったとのことだがはたしてパターンと言えるか?しかも昨夜に大雨が降り水位は一気に上昇、水温も27℃に低下していた。
 
スタートとともに私は稲荷川へ向かった。昨年に比べて気温が低いのでブレークのクランクパターンが成立するかもしれないと考えたからだ。副会長はたまや対岸の葦をテキサスやノーシンカーで探っている。しかし二人ともあたりはなく、本命の西谷田川へ向かった。
 私が到着する直前に副会長は400gを1本獲っていた。増水により水没した枝に付いているバスをクランク(ブルーバックチャート)で獲ったとのこと。秋のクランクパターンが存在するのか!と思い直しクランクを投げながら上流を目指した。カラーや形、大きさを色々変えながら粘るが全く反応がない。やはりかなり渋いようだ。増水にて葦の奥に入ってしまったのだろうか?しかし天気は曇り、ローライトで沖に出ている可能性も?パターンがつかめず、さらに喰いも激渋、クランクを引きながら良さそうな複合ポイントを見つけるとテキサスを撃つ作戦にした。テキサスには4インチリングシュリンプとバブリングシェイカーを使った。



どちらかと言えばアンダーショットやジグヘッドに向きそうだが、これがナカナカ細身ですり抜けが良く、リブに溜まった空気がテイルやはさみを艶かしく動かしてバスを誘ってくれる。

10時すぎだろうか、いくらか風が出てきた。上流から折り返してきた私は右岸の倒れ葦をバブリングシェイカーのテキサスで撃っていた。突然大きな水音がして振り返ると対岸に副会長がいた。ロッドを振り回し今まさしくバスと格闘中!しかもかなり大きそうだ。ようやく左手にネットを掴んだがバスは激しく抵抗を続けており2度3度とネットが空振りするのが見える・・・「バレるな!」声を出さずに応援する。ついにネットインしたバスは遠目にも大きい!やった!回りのボートから歓声や祝福の声がかかる。彼の人柄が偲ばれる思いだ。副会長がこちらに向かって手を振っている。この魚は1300gで1尾目と同様に水没した枝についているのをフラットサイドタイプのクランクで獲ったそうだ。この難しい時期、2尾あれば上位入賞は間違いないであろう。ヨカッタ・・・とひとごとながら喜んだのも束の間、またすぐに大型を取り込んでいるではないか!今度はナント1500g!?
木と土手の間の狭い所へねじ込んだノーシンカーに食いついた。 嬉しそうにこちらに近寄ってきて「3尾そろっちゃいました」・・「とにかくデッドフィッシュ出さないように注意して、早く検量しちゃって下さい・・・」優勝は間違いないであろう。



かくゆう私は時間ギリギリまで粘ったが全くノーバイトノーフィッシュであった。
優勝はもちろん中西副会長、3尾で3120gとこの時期では驚異的なスコアであった。
出場33名中ウェイイン13名、持ち込まれたバスは19匹。最大魚は準優勝吉田選手の45cm、東谷田川上流キャノン前のオダをテキサスで攻めた釣果だ。



3位の平岡選手はキャノン対岸の浮きごみをノーシンカーで攻め1尾ながら1080gの良型を獲った。



☆使用されたリグ☆

テキサスリグ 11尾
ノーシンカーリグ 5尾
クランクベイト 4尾
スピナーベイト 1尾
バズベイト 1尾

ポイントはキャノン前と細身広場が3尾と最も多く、東谷田川上流、下流と西谷田川がそれぞれ2尾、稲荷川が1尾であった。やはりなかなかにキビしい結果ではあったが例年に比べれば良く釣れた一日だった。

9月の月例会は平日大会が10日(木)、休日大会が20日(日)、さらに毎年恒例のペア大会が6日(日)に開催されます。オープントーナメントなので誰でも参加OKです。
詳しくは牛久沼たまやボートHPをご覧ください。
練習がいかに大切か身にしみた大会でありました。



エコスワンプミニで、JB津風呂湖戦9位入賞!~寺田裕貴プロ~

2009-08-27 | 西
8/23、最強のアイテム(エコスワンプミニ)を持ってJB津風呂湖シリーズ第3戦に参戦してきました。

例年から観ると異例とも思える満水状態の津風呂湖。
前プラでは、夏らしいポイントをチェックしキーパーを数本キャッチするものの当たり前すぎて確信が持てない。
そうした中、ふと立ち寄った中流域のストレッチに絡む小規模な岬とインレットのピンスポットが気になりチェック。
5メートル前後のラインで、エコスワンプミニの3/64ダウンショット(カラーはエビミソ)に500グラム前後のナイスキーパーが連続ヒット。
時間を置き再度チェック入れ直しても、ナイスキーパーを触ることが出来た。
その後バックアップのプランを模索するもののこれ言って明確なものが無く、前プラ終了となりました。

試合当日、とりあえずリミットが揃えたくて前日見つけたピンスポットをエコスワンプミニ(エビミソ)のダウンショットで攻めてみることに・・・。


入って2投目で500グラムをキャッチ。この調子でAM8:30にはリミットメイク、3本で1500グラムをキャッチすることが出来ました。
ここからは「エビミソ」と「グリパンオールスターズ」をカラーローテーションし、結局PM12:00までで16本のキーパーをキャッチ。
トータル1666グラムの9位入賞をもたらしてくれました。(エコスワンプミニに感謝!感謝!)


試合終了後、津風呂湖の神様からサプライズが・・・!
一緒に参戦している塩飽プロと試合終了後に「居残り練習」をすることに・・・。
そこでまたもや「エコスワンプミニ」に衝撃が・・・。
ナント津風呂湖では珍しい、ロクマルちょい足らずの3キロオーバーがヒット!

「試合の時に釣れて!」と言いたいとこですが、「エコスワンプミニ」でのうれしい釣果となりました。