ライン出版編集部

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ライン(rein)出版編集長の日常と雑感

映画「山桜」新着情報

2008-04-14 21:21:08 | Weblog
公開日程が決まりました。

5月31日(土)よりロードショー。

テアトル系ですが、
大泉学園近くではT・ジョイ大泉での上映が決定しました。
よかったです。

周平さんがこの地で書いた小説「山桜」の映画化です。
篠原哲雄監督入魂の一作。
期待しましょう!


あ~、待ってくださ~い!

2008-04-14 12:08:36 | Weblog
と、駆け込んだ16時31分。
チケット売り場が閉まりかけていたのを遠くから叫んで待ってもらい、
やっとのことで入館。

秋野不矩(あきのふく)展をどうしても見たくて仁和寺からタクシーを飛ばしたのだ。
これでシャットアウトされたら悲しかっただろうけれど、
怖い顔の係員が少しだけ情けを示してくれて入ることができた。

秋野不矩は天竜川あたりの出身で、浜松に美術館があるが、交通の便が悪くてまだ行けないでいた。

「渡河(とか)」という作品をテレビで見たときの感動!
水牛が群れを成して大河を渡っていくという雄大な光景を捉えた作品だ。
その作品が京都に来ている。
いま、手の届くところにあるのだ。

万難を排して見たいが、連れもいるからわがままは言えない。
なにせ目的は〈桜〉なのだから。

それでなくとも、今回はちょっと無理して石山寺まで足を伸ばした。
源氏物語1000紀の年なので。
行程がメチャメチャハードだ。

理解を得て、締めくくりが京都国立近代博物館となったわけだが、
30分の駆け足鑑賞でも「渡河」に向き合えたことはこの旅の大収穫だった。

折を見て浜松の秋野不矩美術館へも行ってみたい。

http://www.momak.go.jp/

御室桜満開!

2008-04-14 11:49:45 | Weblog
仁和寺にある法師…
で名高い仁和寺の御室桜は、ほかの桜と咲く時期がずれるため、
なかなか満開に合わせることは難しい。

現地の人すら「仁和寺は20日ごろが見ごろでしょう」と言っていたくらいでなかなか正確な情報が得られない。
ところが13日の京都新聞朝刊一面にでっかく「御室桜満開!」と出たために、急遽仁和寺行を決行。
予想通りの花見客で賑わっていたが、
桜のトンネルもくぐれたし、撮影スポットでもなんとか構図を確保できた。

ただ、花曇りの夕方で暗いのが残念だ。

写真家や桜好きにはたまらない咲き方だと思った。
御室桜は樹高が高くならない品種だから、
鼻先に花があるといった鑑賞になる。
目線のつぼみはどの桜よりかわいい。
咲くとボリューム満点だけど。

御室のあとは…。

平安神宮

2008-04-14 11:41:17 | Weblog
ここもやはりしだれ桜の名所。
わーっ!
すっごぉ~い!
とあちこちから歓声が聞こえる。

桜満開のこの時期には境内でコンサートが催され、
前日は雨にもかかわらず満杯だったという。
なにせ奏者が東儀さんだったからね。
桜に囲まれた池の向こうの建物で演奏したらしい。
雅楽界の貴公子が立っているさまを想像するだけでも楽しめる風景だ。

この日も当日券売り場に長蛇の列ができていて、
出し物は馬頭琴演奏とのこと。
「こちら最後尾」のプレートを思わず撮影してしまうくらいよく人は並ぶものだなあ。(と、古典の解釈文ふうに)


恒例「京の桜」

2008-04-14 11:24:27 | Weblog
例年より早かった桜の開花で、
日程を誤ったかと思われた京都のお花見は、
怪我の功名とでもいおうか
しだれ桜が満開、
御室桜も満開、
山桜は名残の美しさをとどめていた。

まず最初の写真は「原谷苑(はらだにえん)」。
個人所有の庭園を花見の時期だけ一般開放する。
しだれ桜が何百本あるだろう。
しだれがメインだけどそれ以外の桜もある。
桜以外の花もある。、
レンギョウ、ユキヤナギ、しだれハナモモ、ヤマブキ、シャクナゲ…
名前のわかるものだけでもこれだけ咲いていた。
1日数千人は訪れるらしい。

タクシーの運転手さんに聞いたところによれば
「わずか10日間で数千万円が落ちる」そうだ。

大きな敷地を所有している方、今からでも桜をどんどん植えましょう!

原谷苑は口コミで広まったそうだが、
まるで桜のカーテンの中を歩いているようで、
こりゃ一期一会の桜だわ!といいながら見物した。