Do you climb?

山とキノコとたまにネコ。

2014.5.24 二ノ森 1,929.2m~弥山 1,974m~裏参道コース * 石鎚山系縦走その2

2014年06月01日 | 石鎚山系縦走





堂ヶ森から二ノ森を目指す
目の前にそびえるのは鞍背の頭 そして左に石鎚山
近いようで、とても遠く思える








































堂ヶ森を振り返って

反射板があるので分かりやすい 右手には松山市街地も見えた



























鞍背の頭(クラセノカシラ)は今回はパス












巻き道を進む
途中、崩落している所があった













土小屋が見えた。

あそこの土小屋まで!と思えば余裕なんだけど。
今回はロングコース面河で下山・・・だいじょうぶなのかー?













足元から、笹原に白骨樹のデコレーションからの広葉樹林そして針葉樹林のグラデーションが広がる


























鞍背の頭を振り返り見て、やっぱり行っておいた方がよかったかな?と、思った。
大抵の場合、また今度来よう!次に来よう!と思うんだけど・・・。
自分的に2回目が無いコースだと無意識に認定していたのかもしれない













突然のコース変更に対応しきれていないびすこは
前を行く隊長にノロイヲカケル・・・てめぇコノヤロウ・・・ぶつぶつ・・・
日差しが眩しくてじりじりととても暑い 風がそよとも吹かない 汗が噴き出る













かっちょいい白骨樹











後ろからカケテイタノロイを跳ね返すように
もっそい笑顔で岩場の上でゴールインポーズを極める隊長・・・
こいつひとり、ご機嫌なのである。













二ノ森(にのもり)山頂 1,929m

愛媛県第2位 四国第5位の山













一等三角点 点名 面河山(おもごやま)













愛媛県そして四国第1位の山 石鎚山を二ノ森から望む















イシヅチザクラ バックはもちろん石鎚山













コヨウラクツツジ わりとすきこれ













雲が増えてきた













だいぶ近づいてきた 斜面にアケボノのピンク色が見える













ずーむ!ニンゲンが何人か見えるし話し声も聞こえてきた
右のほうにぴょこんと飛び出ているのが大砲岩かな?

やっぱりムシが多い石鎚山系 飛んでいたムシもフレームインとはサービスがええわー
そしてまだ大丈夫だろうと思っていたけれどブヨにやられた・・・














二ノ森・鞍背の頭・堂ヶ森













西ノ冠岳が近づいてきた
標識があったけれど錆びついていて何を書いているのかはサッパリ不明













行けるっぽいんだけれど、今回はここもパスしてまた今度来ようと思った














キバナノコマノツメ













この角度から初めて見る弥山
三ノ鎖の巻き道の階段も見えている













天狗岳どーん!

弥山に着くと、雲が湧き上がり
以前見た、西ノ冠岳そして二ノ森へと続く道をいつか歩いてみたいと思わせた
すばらしい展望はさっぱり無かった・・・(涙

この場所から、通ってきた道を眺めて「やったぜ!」と満足したかったー(涙

でも、一瞬だけ天狗岳が見えたからいいかー。




・・・よくないけど・゜・(*ノ益`*)・゜・





いつまでも待っても晴れそうにないし、時間もないのでとっとと下山にかかるよ







え?天狗?・・・当然パスだわー











この階段もけっこう恐怖・・・お下りさんは左を通らなければならない。
修験道の人たちがたくさんいて「お下りさーん」と声をかけてくれるんだけど
「お上りさーん」とは言えず「こんちわー」と返す














え・・・面河まで12㌔もあるってまじすか?
裏参道面河コースで下山するよー













日差しを受けて輝く笹原にかぶさる雲が、幻想的でよい














緩やかに下る笹原の道 もっと雲に覆われたら嫌だなぁーと思っていたら
石鎚山頂あたりは雲に包まれていたけどそれより高度を下げてこなくてよかった

























きれいに咲いていたイシヅチザクラ












所々崩落個所がありひやっとする場所も。

ロープを張ってくれているのでなんとか通過













オオカメノキ












ブナの新葉













ミツバツツジ 色に濃淡があってびゅーてぃほーねー













ダケカンバの新葉












そして雪渓 5月も末になってまさか雪渓を渡るとは思わなかった
融けかけのつるっつるで滑るんだわこれ・・・













接地面はだいぶ融けていて空洞になってる・・・だいじょうぶかな?
踏み抜いたらこええな。とびびりつつへっぴり腰でなんとか渡った














愛媛大学避難小屋

ちょっと拝見してみたら中もすごくきれいでびっくりした













新緑の美しいブナの森













ミズナラの古木が多いのにはびっくりした
ブナもいいけどミズナラもいいよね













裏参道コースはなかなか高度が下がらないし距離も長くてだらだらする
残りの三分の一くらいで急に高度を下げだすんだけれど
その急な下りがずーっと続くから結構しんどい













たぶんマツオウジの幼菌だと思う


























タニギキョウ

だいぶん下って、面河渓が近づくと水の流れる音や
沢があったりしてしっとりとした良い雰囲気になってきたけど

もうすでに、真っ暗なのである・・・

いつものようにへっでん+ハンドライトで照らしつつ
石がゴロゴロする道をジグザグ下る

やっと面河登山口に着いたと思ったら闇に浮かびあがる鳥居・・・

ёё≡ Σ(ω |||) エェェェッ!こええわーっ

あるのは知ってたけど、薄闇だと迫力満点!Σd=(・ω-`○)グッ♪



あとはてくてく川沿いに駐車場まで歩いて、隊長のクルマを取りに梅が市まで行き
午後11時頃無事帰宅

長距離、長時間で疲れたけどかなり充実した縦走だった
今回もめちゃ楽しかった お疲れさまでした。






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