ハラボジの履歴書

祖父が日本に渡って来なければならなかった物語を記憶に基づき
在日100年が過ぎようとしているいま書き留めておく。

対北外交の失敗

2008年07月11日 | Weblog
 世界的不況とあいまり、日本の経済成長も低迷気に突入した。
しかし、ここ数年の経済成長も見かけだけで、一部の株式、海外投資の一部ファンドバブルと言うべきもので、国民相対への実質景気のよさを実感できるものではなくて、格差社会という形に移行し、実感はない。
今後、さらに中小企業の倒産は増える見込みで、自治体の財政の破綻など、今後日本経済をこれまで同様に維持するのはかなり難しく。結果、アメリカ追従の政策がもたらした結果ともいえる。
特に、近隣アジア諸国外交の重要性を認識しなかったこれまでの外交を大きく転換する、機会は対北外交への方針転換である。
拉致問題解決が前面に押し出され、対北朝鮮との関係は今後も平行線をたどるようだが、この間に日本だけが、6カ国協議の枠組みからもはずれて、現実に即した外交路線を維持できない恐れもあり、拉致問題をあきらめるのではなく、もっと北をも取り込む、強かな戦略をもっての、外交を展開する必要がある。