ハラボジの履歴書

祖父が日本に渡って来なければならなかった物語を記憶に基づき
在日100年が過ぎようとしているいま書き留めておく。

いつ収束する福島原発の放射能汚染

2011年07月25日 | Weblog
 全て想定外であると、片付けるわけには行かないのが、福島原発事故。
日本の原発の安全神話はこのたびで吹き飛んでしまった。
特に、政府の無策ぶりには、国民は怒りを通り越して、失望に変わり、今後の
生活の不安、健康被害の不安と、先行きにまったく希望が見出せずに、ただただ放射能
に怯える生活を強いられている。
 代替エネルギーの議論もさることながら、今現在の放射能汚染をどのように食い止め
国民の健康を維持できるかというのが、最優先課題であるのと、放射能漏れの収束を
どのように計るのか、政府は明確な指針を早急に提示すべきだ。

 いっそのこと、福島原発近くに、政府官僚ともども、国会議員も数日暮らして、その実態を
身で感じなければ、ならないのではないかと言いたくもある。
先日、ノルウェーであった爆弾テロと銃の乱射。
国の移民政策に反対する、極右主義者の犯行と観られているが、もし、日本でもこういた
憂国主義者がいるならば、今の政府も危うい状況にある。

復興の象徴として福島に

2011年07月24日 | Weblog
 来る8月6日の午後2時に、福島県南相馬市鹿島区内の、男山八幡神社の池
と、鹿島区役所前の池に旧山古志村の錦鯉を放つ。
現在、山古志の養鯉業の田中重雄さんが、南相馬に持っていく鯉を選別し準備を
してくれている。
被災間の交流の一環で、元気に泳ぐ鯉を観て喜んでもらえたら。

政商と揶揄される孫正義

2011年07月21日 | Weblog
 福島原発事故で、今日本は脱原発と、また原発推進と分かれる。
特に、菅首相が大きく脱原発への舵を切る発言を行い、その言動が
国家の根幹に関わるエネルギー問題を、充分に議論しないまま、企業家の
孫正義氏のメガソーラー構想に丸乗りするかのごとくに印象がもたれ、今
物議をかもし出しているが、携帯事業、IT事業で大きな成功を収めた
孫氏は、今、国家の行く末を決定するほどの勢いで、事業を進めているが、
果たして、それが今後の日本のためになるのかどうか、大きな疑問すら
出てくるのだが、このままいくと、国の方向を決定する政商として君臨する
ような、危惧する思いもsり、あくまで、企業家として、社会にどう貢献できるか
といった姿勢をとるべきで、彼は在日韓国人として福岡で生まれ、苦学し、そして
若くして、実業家として、成功を収めた、立志伝中のひとりであるが、
現在は、日本経済を牛耳るほどの実力者であるゆえ、成金的な野心は捨てるべきである。

復興への証の錦鯉を

2011年07月18日 | Weblog
 あの大震災から4ヶ月が過ぎようとしている。
いまだ、被災地の復興の道筋がみえない、それどころか、
まだ、被害の全容が見えないところがあって、津波の被害での
地盤沈下、農地の被害、仮設住宅の確保、そして、義援金の配布すら
いまだなされていない、日本は後進国なみの、政府の対応である。
 
いつも言われる、「日本人は辛抱が強い、侍の国だ」。などともてはやされて
その言葉が、我慢の糧になっているそうだが、それも、この政府の無策と
対応の悪さであれば、被災地の人達の怒りは限界に達しており、
馬鹿な政治家たちに怒りも感じなくなくなり、あきらめにも似た
ため息ばかりが出てくるばかりで、
日本は政治の危機を叫ばなければならない。

 我々庶民が出来る唯一の復興は、被災地への関心を持ち、自分の出来る
ことからやればと思う。

 この8月6日に南相馬市鹿島区内の2箇所の池、ひとつは男山八幡神社、
鹿島区役所前の池に、中越地震での旧山古志村の養鯉業者からの
錦鯉を放流する計画を進めている。

 5月にいわき市の四倉小学校の池に放つ予定であったのだが、急遽、四倉小学校
の都合ふが生じ、中止となった経緯があるので、このたびは、充分に受け入れ先と
また、持ち込む側が十分な連絡をとり、意義のあるものにしたい。

 この計画は、神戸から福島県に友人の支援に行った、平井聡明さんが、現地の人達との
交流関係が深くなり、更なる支援が出来ないかとの話から始まった。

 復興の証となる、山古志の錦鯉が、福島のこれからの復興への力の一助となれば
と思う。

 写真  放流予定先の南相馬市男山八幡神社境内池  鹿島区役所前池
            宮司 西 道典氏

松本龍大臣様 大変にご苦労さまでした

2011年07月05日 | Weblog
 「俺をなんと心得る、無礼者」。

黒田の田舎代官が怒鳴った
昔なら切腹をとばかり。平成の時代の馬鹿代官様時代劇が、再現され、時代は江戸時代ならず、21世紀のこの時代、

 瓦版次代であっても、このような横柄で荒っぽい代官様はいつしか、庶民によって
弾劾されたことで、またその言い訳に福岡県民気質が原因などと、歯切れの悪い
それこそ、九州男児の名が損なわれるといった、恥を知るべきである。

 結果、本日辞任という結果、政治家の端くれなら、自分の言葉に責任を持つのと
復興大臣という職責より、いつしか、被災地の現状を見て、自信をなくしてしまった
というのか、当初の勢いはよかったのだが、これまで、実績と苦労がないボンボン
育ちのよさが災いをしたのか、もう一度、解放同盟の活動から基本的なところを
勉強し、えせ、えせ議員からの脱却をすべきで、無ければ、潔く、議員も
辞職すればよい、それは出来ないか。  松本元大臣様。

被災地の再興はいつ

2011年07月03日 | Weblog
 今尚、被災地の光景は、山積みの瓦礫の模様が写し出されている。
今年はすでに、30度を越える猛暑がすでに来て、映像にはない、悪臭と
その空気、そして、避難所での生活。
先の見えぬせいかつ再建と、被災地の環境は我慢の限界に達していると
思われる。
いちぶ、漁業が再開した、魚の水揚げが始まったなどのニュースも
見られるが、災害の規模から見ても、まだ始まったばかりで、
果たして、これから、東北の復興はどのような道程で進めていくのか
まったく、展望すら見えず、また政治の空白もってか、何ひとつ、道筋が
見えないところがある。
今後、どのように、取り組んでいくのか、出来るところから、取り組む、ことが
重要であり、民間の力が重要なポイントとなる。