ハラボジの履歴書

祖父が日本に渡って来なければならなかった物語を記憶に基づき
在日100年が過ぎようとしているいま書き留めておく。

神戸から福島へ応援のこいのぼり

2012年04月19日 | Weblog
 震災から1年。
福島の復興はこれからどんな形で動いていくのか。
原発事故の収束のめども無く、避難区域の解除なども先の
見えないままで、ふるさとに戻れる人、戻れない人さまざまにその
被災の姿が違う。

 神戸から被災地に対してできることと思い、昨年に続き、神戸の子供達に
応援のメッセージを書き込んだこいのぼりを相馬市と南相馬市の二箇所に
今月28日に現地に行き届ける。

 このたびは、神戸市立室内小学校、だいち小学校、須佐野中学校の生徒のみなさんが
のメッセージを書き込んだこいのぼり4匹を現地に届ける。

 復興はこれから、福島の未来に向って越えていくためのメッセージになれば。

北ミサイル打ち上げ失敗

2012年04月13日 | Weblog
 キムイルソン主席の生誕100周年を祝っての打ち上げ花火として
また、先軍政治の継承を世界に知らしめ、瀬戸際外交の大きな要である
人工衛星と称するミサイルの打ち上げに失敗したと北が伝えた。

 今後アメリカとの協定の重大な違反として、食糧支援の凍結、さらに経済制裁
を課すなど、国際社会の北への圧力はさらに強まることとなり、
それに対してのい北の次なる対抗措置は核実験の実施の可能性が大きくなり
朝鮮半島情勢はさらに緊迫の度を増していくと思われる。

 しかし、すぐには直接南北の軍事衝突が起こるという懸念ではなく、神経戦の
始まりであり、中国、アメリカ、ロシアなどの思惑の絡んだ接点の構図が浮かんでくる。

北朝鮮ミサイル問題

2012年04月09日 | Weblog
 今月の12日から15日の間に、北は人口衛星銀河3号を打ち上げる
と発表を行なった。
実質、ミサイル実験とみられており、アメリカなどは協定違反と事実上
実施した場合は新たな経済制裁を行なうとの姿勢を表明し、日本、韓国は
迎撃ミサイルの配置を行なうなど新たな緊張が高まっている。

 北はもし制裁決議が行なわれたのであれば、新たな報復措置を行なうと発表。
3度目の核実験を行なう可能性が出てきた。
金正日亡き後、金正恩が後継者となり、体制の継続をどう維持するのかとなったばああい
こういった、強い姿勢を表明することが北の外交政策への基本ともいえる。

 有る意味、大国に屈しないという気概には関心を持つのだが、東北アジアの安保を
脅かすいつも主人公であるのも否めない。
 
北を懐柔し暴走を止める手立てと方策はないものかと。

不滅の李舜臣

2012年04月03日 | Weblog
 1592年の文禄の役韓国側では壬辰倭乱といって豊臣秀吉が朝鮮を経て
明国までの制圧を試みた7年続いた全面侵略戦争である。
このとき秀吉の臣下である加藤清正、小西行長、脇坂安冶など今尚当時
この乱に関わった武将の名は今尚その歴史に残っている。

 貴族政治におぼれていた当時の朝鮮王朝を攻めるのは、戦国時代を経て
全国統一を成し遂げた秀吉にあっては、いとも簡単なことであった
また戦をし続けることが権力を維持できる力の統率を具現するための
手段であったといえる。

 しかし、誤算であったのが李舜臣の存在であった。
結果、朝鮮水軍を率い豊臣の勢力を大きく後退させた彼の功績は軍神として
また北、南を問わず英雄としてあがめられているのは
私を捨て国への忠誠を貫いたことにあり、滅亡寸前の朝鮮を支えたところに
あるのでは