ハラボジの履歴書

祖父が日本に渡って来なければならなかった物語を記憶に基づき
在日100年が過ぎようとしているいま書き留めておく。

対北政策は新たな視点で

2009年02月24日 | Weblog
 北はこのたび、新たなミサイル配備を完了したと伝えられる。
先ほどの6カ国協議で核放棄を約束でのテロ支援国家の解除を
アメリカが行い、拉致未解決の日本から異論の声が上がっていた
のだが、結果核査察を巡って経済制裁の枠が外れず、その対抗とし
ミサイル配備を行ったと見られる。
しかし、このテロ支援国家というのはブッシュ政権が都合のよい
政策を貫くために取った政策で世界が同調していくのが本来おかしいのであって
単にアメリカの正義を貫くためのものであって、何ら根拠のないものであること
が最近になっては疑問視する声も上がっている。
結果、アメリカは経済破綻し、そのおおきな影響が世界を引きずりこんだ。
北がテロがという前にその世界混乱の策略を仕込んだ為政者を今糾弾する
時でもあり、その裏にかくされていた真実を今暴く時である。
そうした時に経済の再生が見えてくるのではないか。

アフガンに深入りは禁物

2009年02月22日 | Weblog
 テロとの戦いの舞台がアフガンと決める西側の戦略であるが、本来の問題は
アメリカのこれまでの世界戦略への失敗が原因と見る時期に来ている。
世界経済が行き詰まったのも結果、アメリカ経済の破綻からが原因であって、あくまで、根本はエネルギー戦略と食糧戦略への見直しが迫られている時期である。
台頭してきた中国の力に対抗するために周辺諸国への影響力を確保しようとの
アフガンへの派兵は結果アメリカにとっては大きなマイナス要因となって、経済
の建て直しどころか、世界に対して影響力をさらに無くす結果となるであろう。
また、イラン、北朝鮮問題と解決する問題がまだまだある中で、アフガンへの
深入りは今後さらにアメリカの世界戦略をさらに複雑化させる要因となって、ロシアに対しての牽制とはならず、ますますアメリカの弱体化を世界に示すこととなる
アメリカは経済立て直しに専念した外交に徹するときがきて、これまでの戦略では益々泥沼に入ることとなっていく。

アフガン問題と北朝鮮問題は同時に進む

2009年02月18日 | Weblog
 「ソ連の墓場」といわれたアフガン。
今年はアメリカの戦略が間違えば世界の墓場となりかねない
危険がはらみ、経済問題から地球安保問題へとさらに発展
しかねない。
世界の良識と、今こそ人類の存亡を掛けた知恵を出すために
これまでの強欲資本主義からの脱皮が早急に行わなければ
ならない。
北朝鮮問題もしかり、単に金正日体制への崩壊を待つより
もっと北を世界の舞台へと引き込む新たな戦略をたてるような
新たな国際戦略を立てることが重要だって、これまでの
一部ネオコンの戦略では問題をさらに深刻化させるばかりであり
凝り固まった対応であってはならない。
全てのところで新たな対応の迫られる時代が到来したのだ。

アフガン自立への提言

2009年02月17日 | Weblog
 国際社会はアフガンの安定は世界秩序の大きな要とし
受け止めているのだが、未だその裏側にある米露の冷戦
構造が大きく横たわっているのが現状だ。
ブッシュ政権からオバマに変わり、これまでの8年の強引な
アメリカ政策は大きく世界を変えてしまった。
経済の破綻、秩序の混乱と地球を破壊せんとばかりの
混乱を招きいれ、そのつけをアフガンにテロとの戦いと称し
その覇権のよりどころとしアフガンに肩入れするには
もうその口実は通用しなくなり、世界の目はこれまでのアメリカ
の論理には追随しなくなってきており、もしアメリカがアフガン
への戦略を間違えればさらに泥沼へと入り込むこととなって
世界秩序の混乱を招きいれることに他ならない。
早期の撤退と、アフガンの自立を英断する時期が今ここにある。

アフガニスタンの行方

2009年02月16日 | Weblog
 アメリカの政権がブッシュからオバマに変わった
イラクからの撤兵は既に決定しているが、アフガンへの軍の
増派は行うとの方針。
テロへの戦いと証するが、実際にアフガンを中心にアルカイダなる組織
が存在するのか、オサマビンラディンが存在し、今尚
国際テロを目論でいるのかといったところだが、それも疑わしい
言い換えれば、アメリカの自作自演劇との赴きがある9.11の同時テロ
とも疑われる向きがあり、何ゆえアフガンに軍を進駐させ、
傀儡政権を維持させるのか、そして国際協力をアメリカが要請するには
疑問を持つ。

おそらく、このままで行けば今年あたり、タリバン政権が復活する
可能性が高い。
ソ連がアフガンに侵攻し、結果大きな犠牲を負った。
アメリカがそれにとって変わったような結果であり、これまでの
アメリカの論法はもう通らないのが、これからのアフガンの状況になっていき、アフガンは自主的な政権を確立していく方向にあると見える。