ハラボジの履歴書

祖父が日本に渡って来なければならなかった物語を記憶に基づき
在日100年が過ぎようとしているいま書き留めておく。

神戸長田区堀切町周辺

2014年02月14日 | Weblog
 今から5年前に、20歳まで暮らした神戸市長田区堀切町周辺。
日本が高度成長する今から50年前に神戸の山間部を切り開き、住宅地が
開発されていった。
乱開発とも言われるぐらいの無秩序の住宅建設が行われてきたが、今この地域は
時代の流れから取り残されて、人口の流出が多くなって、
ひっそりとした、都市の中の限界集落の様相すらある。
にぎやかだった当時の名残が、ある種の感慨を生む姿を見つけたような一枚を
描いたつもりの一枚。

震災への備え

2014年02月11日 | Weblog
 いつ襲ってくるかわからない、震災への備えと言うが、日常の中で
どう準備していいのか、実にわからないのが現実。
この20年の間に、阪神大震災、中越震災、東日本大震災と大きな震災が
日本列島を襲った。
東日本大震災からあとひと月で3周年を向かえる。
現地の復興はまだ始まったばかりで、おおくの人達が見えない未来に大きな
不安を持ちながら生きている。
まだ、行方不明の親族の捜索もまだ行われ、復興への取り組みとともに
3年目をむかえようとしている。
 写真は2年前に、今後起きうるといわれる、南海地震への高知県の
震災への備えとして描いた。「高知減災への備え」