ハラボジの履歴書

祖父が日本に渡って来なければならなかった物語を記憶に基づき
在日100年が過ぎようとしているいま書き留めておく。

ブログもいいのだが

2008年07月03日 | Weblog
 ブログの弊害ともいうべき、自分を知ってもらいたい、また誇張したい、今一億総ブログとも言うべく、大流行。
自分自身の情報発信で、有名人のブログの書き込みが、時折注目を集め、今度は電波を通した、メディアで紹介されさらには紙面に登場すれば、これは大きな情報となる。
多くの情報が満ちあふれ、日本のみならず、このインターネットの普及と発展は大きく社会環境を変革した。
いまや、このネット社会を無視し生きていくことはむしろむつかしく、時代に取り残されてしまうかのごとく盛んなようだが、いつしか、本来の自分を見失って、虚実と、誇大、また過激な世界に浸る危険性をいつもはらんでいる。
先端技術が突き進むのもいいが、自分自身を見失わない、基本的な考え方、思想をもっていなければならない。
もう一度、原点に戻り、手で書く、本を読む、人と会話する、行動するといったもっとも基本的な人間の動作を確認し、この社会を見つめるべきではないか。