薔薇盗人・・・・・浅田 次郎

1997年～1999年の小説新潮に掲載された、「あじさい心中」「死に賃」「奈落」「佳人」「ひなまつり」と表題作「薔薇盗人」の6篇。


感　想

久々に漫画以外のもの読みました（´▽｀）アハッ

読む前は、「浅田次郎の書く本って、ほーーんとクサイ話が多いのよねっ」って思ってはいるのですが、読みだすと止まらなくなります。

腹黒な私も、読んでるうちに純粋な気持ちを思い出すのかしら・・・

私のオススメは、これぞいつもの浅田節！と思いながらも感動してしまった「ひなまつり」
コレ、よかったわぁ

表題作の「薔薇盗人」は主人公の僕の手紙にツッコミまくりでしたが、面白かったです(*￣m￣)プッ　僕の手紙の最初はいつも「親愛なるダディ」
だ、ダディて　ヒロミＧＯかよｗ

「あじさい心中」と「死に賃」は、何となくですが、男性の方がより入り込めるといいますか、好きそうな話だなーと思いました