☆どのみちこの道!☆

いらっしゃいませ♪
日常+本や映画の感想を思うままに綴っています。

扉をたたく人

2009年08月09日 | 映画
あらすじ

コネチカットで暮らす大学教授のウォルター(リチャード・ジェンキンス)は、妻と死に別れて以来本を書く事にも、教える事にも情熱を燃やせず憂鬱な日々を送っていた。ある日、出張でニューヨークを訪れた彼は、マンハッタンにある自分のアパートで見知らぬ若いカップルに遭遇する。知人に騙されて住んでいたというそのカップルは、シリアから移住してきたジャンベ奏者のタレク(ハーズ・スレイマン)と彼の恋人でセネガル出身のゼイナブ(ダナイ・グリラ)だと名乗る。(goo映画より)



感 想

非常に地味なオープニングで、アダルトな雰囲気漂う落ち着いたお話でしたが、よい映画でした。ジャンベを通して、生きる喜びや人と繋がる事の素晴らしさを思い出した、ウォルターの姿は情熱的で[COOL]でした。

俳優さんが皆さんとてもよいです。
ウォルター役のリチャード・ジェンキンスはもちろん、タレクの母親、モーナ役のヒアム・アッバスは、口調も動きも地味なんだけど、目だけで表情変えてくるような演技でしかもセクシーでした。
そして、映画とはいえ、アメリカの不法滞在に対する現状が、ワタシが想像していた事よりも、かなり冷酷で事務的な法の下に成り立っているんだなぁと知りました。
シンプルだけど、ジャンベと同じで胸を打つ映画でした





ハリー・ポッターと謎のプリンス

2009年07月18日 | 映画
人間界にまで広がり始めた、闇の帝王ヴォルデモートの脅威。ダンブルドア校長は、かつてホグワーツで魔法薬学を教えていたホラス・スラグホーンを復職させる。「ホラスだけが知っているヴォルデモートの弱点を聞き出せ」とダンブルドアに命じられたハリー・ポッターは、ホラスに気に入られようと計画的に近づく。
一方、ホグワーツの校内では思春期ならではの恋わずらいが多発。ハリー、ロン、ハーマイオニーらも恋の甘美さと苦しみを経験する。(goo映画より)


感想

本の方を読んでから、だいぶ経つので大きな話の流れしか覚えていませんが、久々にハリポタを映画館で鑑賞。昔に映画館で観た「秘密の部屋」が、どうもイマイチだったので、以後、本のみで楽しんでおりましたが、今回はまとまりがあって、映像も良い気がしました。あと15分長かったらもらしてましたけど。
緊迫した雰囲気と、魔法に迫力が出てきて見ごたえが出てきました

ただ、謎のプリンスという題名ですが、本で読んだ時はプリンスが誰なのか・・・とても気になりまくりで、わかった時もかなりの衝撃だったのですが、映画だとあんまり重要視されておらず、さら~っと流れるようにお話が進んでいきました( ̄∇ ̄;)  ま、筋を知っていて、衝撃的な最後があるからそう感じるのかもしれませんが。
完結した本を読んでからこそ、あの人の動向や表情に胸がキュンとしてしまいます
次で終わりなんて寂しいな~~~~。
と思ってたら、来年に2部に分かれて上映されるようです。嬉しいけど引っ張るねぇ~
なにはともあれ、次も映画館で観ようと思いまーす

ファン・ジニ(映画版)

2009年07月05日 | 映画
貴族の娘として育てられたチニ(ファン・ジニ)は、15歳のとき出生の秘密を知り、自ら家を出て、
妓生(キーセン)だった実母と同じ道を選ぶことを決意する。
数年後、詩や絵画、琴や歌に秀で、その知性と気品の前に貴族たちですら一目置く稀代の名妓、明月
(ミョンウォル)となったチニは、その誇りを失わない姿が広く貴族から平民にまで敬愛されるよう
になっていた。


DVDも発売されているようですが、映画館でリバイバル中のを観てきました
テレビドラマの「ファン・ジニ」を毎週楽しみに観ており、次の日は内容を力説していたせいか、友人が見つけてお誘いしてくれました
まったく違うストーリーでしたが、ドラマチックなチニの生き様は、映画版でも美しかったです。「ホテリアー」のソン・ヘギョさんがチニ役で、彼女は若くて可愛らしいイメージだったけど、長官の前で詩を読むところは色っぽくて美しかった~
ま、私的にはドラマ版のチニの女優さんの方が、眼力強くてタイプなのですが。

凛として立ち、花のように振舞う

まさにそんな感じでした

ドラマでは、踊りや楽器の修行やキーセンの暮し様が細かく描かれているところが面白かったのですが、ストーリー的には映画版の方が、純粋にラブストーリーになっていて良かったです

トランスフォーマー/リベンジ

2009年07月04日 | 映画
オートボットたちとの死闘の末に、宇宙へ逃走した悪の金属生命体ディセプティコン。新たな仲間を引き連れ、再度地球へやってきた!オートボットとディセプティコンの、新たなる闘いが始まる。(goo映画より)


前作を映画館で観て、超面白かったので必ず映画館で観ようと楽しみにしていました
今回もドキドキしまくりで、刺激的で、笑えるところもしっかりあってホロリともしてしまって・・・。
友人と「ピラミッドのCGとか凄かったね~」なんて言い合ってましたが、ロボット達もみんなCGだったのを忘れるほどでした。いや~。思わず泣けたw
何だかもう、ロボットも生きてるように感じてしまってました

スピード感があり、主人公は死なない安心して観れる映画なのですが、ワタシにとっては前作よりちと話がややこしかったです。あと、車のままで疾走するシーンが今回少なかった気がします(好きなんでそこが残念)
ワタシが理解できなかっただけだと思うけれど、疑問点が何個かあるので誰かに聞かねば・・・
続きも更にありそうな終わり方だったので、次も観るなら映画館で観たいなーと思いました

重力ピエロ

2009年06月19日 | 映画
あらすじ
伝子を研究する大学院生・泉水と芸術的な才能を持つ2つ年下の弟・春は、仲の良い普通の兄弟だ。優しい父と三人で、平穏に、そして陽気に暮らしている。だが、この家族には春の出生に関わる哀しい“過去”があった。その原因をもたらした“ある男”が街に戻ってきた。そして、時を同じくして不審な連続放火事件が発生する。その現場には謎めいたグラフィックアートが残されていた…。(goo映画より)




月初めに、数年前にネットでお友達になった○さんと、初めて会うことになり「映画にいきましょう」って事で観に行きました

ちょうど、職場で文庫を借りていたのですが映画を観てから読んでみようと、内容もあらすじだけで鑑賞しました
ちょっと暗めのお話かな~と思っていたので、初めて会う人とこんなん観ちゃって終わってから気分が凹まないかとか、緊張していましたが要らぬ心配でした

なんかも~~、ワタシ、入り込んじゃった
伊坂本は、ハズレがなくとても面白いのはわかっているのだけれど、わかっているだけにこの世界観を映画にするのは難しいだろうと思うわけですが、キャスティングもピッタリで、惹きこまれました

本の方を読んだ今だと、映画が、すごく上手くまとめられているのがわかります。すっごく計算されまくった無駄のない脚本と、作品自体の独特の空気感がよいです。
色々考えるところはあるお話で、それぞれ想う事が違うような気もしますが、最強の家族だと観ている方も言い切れるお話でした。静かだけれど、お父さん役の小日向さんがとても良かったなぁ・・・。あと、春くん役の岡田君が、男前すぎてビックリしましたポッキーのCMの時は、さほど思わなかったんだけれど・・・・。
大画面で観てたら、ポーーーっとなってしまい、おばさんは一目惚れに近い状態になってしまいました

主題歌のS.R.Sの「Sometimes」もよかったので、CD買いに行こうと思いまーす

スラムドッグ$ミリオネア

2009年05月28日 | 映画
あらすじ

インドのスラム出身の少年ジャマールは人気番組「クイズ$ミリオネア」に出演し、あと1問で2000万ルピーを手にできるところまできた。しかし、これを面白く思わない番組のホストは警察に連絡。彼はズルをして正答を得ていたとされ、詐欺容疑で逮捕されてしまう。ジャマールは警察署での警官の厳しい尋問に対し、正答を知ることになった自分の過去を話し始める。そこには1人の少女を追い続けた彼の人生の物語があるのだった…。(goo映画より)


GWに完売で諦め、インフルエンザ騒動で映画館に行くのに躊躇していたら今に至りました。すぐ観に行こうと思ってたのにー。

カルチャーショックをうけつつ、主人公や他の子供達のたくましさ、生き様に圧倒されました。生きる為の知恵とはいえ、私には想像もつかない悪事(商売?)が思いつくところがすごいなと変に感心してしまいました。。

でも、人身売買の大人達が、歌の上手なコの目を潰すシーンは、予想もしなかったのですごく悲しい気持ちになりました。盲目の方が稼ぎがいいからって理由なんだって。以降、おも~い気分で観ていました。

ネタバレになりますが、お話の方はハッピーエンドとフィナーレのダンスで、何とか気分は盛り返しましたが、ジャマールの兄ちゃんの事とか考えるとやっぱり気分はあんまりよくないかも。何だか可哀相でね・・・

お話の面白さと、インドムンバイという土地と時代の激しさは画面からビシビシ伝わってきて、画面から目が離せない映画でしたが、目が離せなさ過ぎてしんどい映画でした。

帰宅後、偶然みたニュース番組でフィリピンのゴミ捨て場に住む人々の事が放映されていました。映画と同じような風景がテレビにうつっていました。しかも、何十年も続いてるらしいです。
国自体も裕福ではない国家に出来る事は少なく、自然発火でゴミから煙が出るほど不衛生な環境とゴミをあさらなければ生きられない貧困から、どうしたら抜け出せるんだろう。当たり前だけれど、今日観た映画は夢物語だなぁ~~~と思いました。

 

マーリー 世界一おバカな犬が教えてくれたこと

2009年04月29日 | 映画
新聞のコラムニストをしている新婚夫婦のジョンとジェニーは、子どもを持つ自信をつけるため、犬を飼うことを決意。そして、やって来たのがマーリーだ。ところが彼は、手に負えないほどにやんちゃなだった!
ほかの犬や飼い主に飛びかかり、顔中をヨダレまみれにする。雷にパニクる。家具を噛みちぎり、何でもかんでも食べたがる。おかげでジョンは、マーリーのうんちにまみれるハメに…。訓練学校でもサジを投げられ、お払い箱にされる始末。やがて子供たちに恵まれた家族は、そんなマーリーに手を焼きながらも、人生の喜びを味わい、そしてかけがえのない日々を過ごしていく…。(goo映画より)



本作品は、ジョン・グローガンさんの大ベストセラーエッセイを完全映画化したものだそうです。
とにかくマーリーが可愛い。本当に手におえない犬だけど憎めない可愛さ!
こんなに毎日が大混乱だと、私だったらノイローゼになりそうだけれど、人の家の犬(映画だけど)だとすごくオモシロイ。。。最高のコラムです。
一目瞭然、家族の絆が描かれていて、すごく普通といえば普通の家族のお話なのですが、とても良かったです。夫婦役のオーエン・ウィルソンとジェニファー・アニストンも、とてもチャーミングで好感の持てる夫婦を自然に演じていて素敵でした。マーリーにマウンティングされるキャスリン・ターナーの、オバサン具合に超ビックリもしましたが。。。
最後に病院で、ジョンが話す言葉が胸に残り、涙涙でした。
エンドロール後に、愛犬の写真コンテスト?の映像が流れていて、どのコもすごくいい顔で映っていて、愛し愛されてる写真だなぁと癒されました。最後にこういう企画があるのもいいものですね。


ウォッチメン

2009年04月25日 | 映画
ケネディ暗殺事件、ベトナム戦争、キューバ危機…。かつて世界で起きた数々の事件の陰で、<監視者>たちがいた。彼らは人々を見守ってきたヒーローであり、“ウォッチメン”と呼ばれていた。そして今、一人の男が暗殺されたことからすべては始まった。殺害現場に残された血が付いたスマイル・バッジ。殺されたのはかつてのウォッチメンだった…。その事件を不審に思い、真相をかぎ回りはじめた“顔の無い謎の男”。彼が事件を追いかけていく先々で、かつてのヒーローが次々と殺されていく…。(goo映画より)


もう一度観たいな~と思いました。特に前半。
前半、一人目のヒーロー「コメディアン」の死の真相を探っているのはわかるのですが、初代ヒーローやら2代目ヒーローが入り乱れ、しかも皆、「やっちまったな!」的な仮装コスチューム姿&名前がややこしくて、頭大混乱でした。
ロールシャッハが捕まったあたりから、初代&2代目ヒーロー達の内面やら過去が明らかになり、私は精神病のヒーロー「ロールシャッハ」に重点を置いてみてしまいました。彼、声が渋い・・・。
ここに出てくるヒーローたちは、皆、強いけど人間で、実験事故で超人になったDrマンハッタンだけが、瞬間移動で火星にいけるほど超人です。政府にヒーロー活動を禁止され、ロシアとの冷戦状態のこの時代に、アメリカ政府として世界の均衡を守っている男なのです。
ヒーロー達は行動とはうらはらに(特にコメディアンはヒーローなのかと疑うほど、矛盾しまくり)、平和を望み、それぞれの正義を胸に動いているわけなのですが、観ている側としては、最後にどのヒーローの正義に自分は賛同できるか考え込んでしまいます。
観る側によって、何の形に見えるか違うロールシャッハのお顔のマスクと同じですね~。むずかしー。

それにしても映画館、1組だけカップルがいたけれど男ばっかりだったわw

レッドクリフ PartII -未来への最終決戦-

2009年04月16日 | 映画
大軍を率いて赤壁へ進行してきた曹操軍。曹操は疫病で死んだ自軍兵を対岸の孫権・劉備連合軍の元へ船で流し、連合軍に疫病を蔓延させる。これが原因で劉備軍は撤退、だが諸葛孔明だけは赤壁に残った。そんな中、孫権軍司令官・周瑜と孔明はお互いの首をかけての謀略を展開、周瑜は曹操軍2武将の謀殺、孔明は3日で10万本の矢の収集に成功する。やがて曹操軍に潜伏していた孫尚香が帰還、決戦へ向けて本格的な準備が始まり……。(goo映画より)


part2です。テレビで前作を見て、赤壁の戦いが観たくなり映画館で鑑賞。
映画久しぶりでっす。
本で読む三国志(私が読んでいたのは漫画)が、ド迫力の映像になり、映画ならでは、ジョン・ウーならではというべきかもですが、歴史の結末+ドラマチックな展開にスクリーンから目が離せませんでした。
ちょっと長く感じましたがおもしろかったです。 
登場人物の描かれ方が皆、美しいです・・・。実際美しい俳優さんが多数登場し、
男のロマンてんこもりです。

そして、part1に引き続き、心わし掴みで頭に残る、CMとかでも流れる音楽が、岩代太郎さんって日本人の方が担当で驚きました。思わずお名前をググってしまいましたが、聞き覚えのある作品がずらりで、超有名音楽家なんですね。
映画ととてもハマっていました。

K-20怪人二十面相・伝

2009年01月21日 | 映画
ストーリー

極端な格差社会の架空の都市“帝都”では、富裕層のみを狙い、美術品や骨董品を鮮やかに盗み出す“K-20”こと怪人二十面相が世間を騒がせていた。
ある日、サーカスの曲芸師・遠藤平吉(金城武)は、財閥令嬢・葉子(松たか子)と名探偵・明智小五郎(仲村トオル)との結納の儀に潜入して写真を撮ってくる依頼を引き受ける。(シネマトゥデイより)



お正月に観てきました
少々退屈に思えましたが、平吉が修行?をするころからは面白くなってきて、久々に私好みの「金城武」に会えた感じがしました。CGは、思ったよりもずいぶんリアルで、帝都らしかったです。「ありえなーい!」な展開も「オモロー」で観れました。全体的に愉快・痛快でした。
キャストも豪華(豪華さに助けられている部分多しw)で、なにげにお金がかかっている映画だなと思いました。

全然関係ないけど、「帝都」と言って思い出すのは『帝都物語』での嶋田久作さん。ボンヤリ思い出していたら、ちょこっと出演されているのを発見して、一人ニヤついてしまいましたー(* ̄m ̄)プッ