☆どのみちこの道!☆

いらっしゃいませ♪
日常+本や映画の感想を思うままに綴っています。

グラスホッパー・・・・伊坂幸太郎

2009年09月05日 | 
あらすじ

妻の復讐を目論む元教師「鈴木」。自殺専門の殺し屋「鯨」。ナイフ使いの天才「蝉」。3人の思いが交錯するとき、物語は唸りをあげて動き出す。疾走感溢れる筆致で綴られた、分類不能の「殺し屋」小説!(Web KADOKAWAより)






背表紙のあらすじに、「復讐を横取りされた。嘘?」・・・・と記述、なんのこっちゃわからないまま購入したが、読み始めたら一気読み

私的には、「鯨」のキャラが懲りすぎだと思うの。冷めた目で読んでたので、後半は本の世界に入れずでしたが、鈴木の奮闘ぶり&結末は「そうなるのかーーー」と驚きました。
でも、よく考えれば、登場人物がみーんな、鈴木でさえ元を正せば悪人という事になるので、スッキリした読後・・・と思ったけどやっぱりスッキリできない。
可愛らしい兄弟の、「バカジャナイノー」っていうセリフが、思い返すと、すごく黒いものに思えてしましました。
めずらしく、仙台が舞台ではなく、オシャレっぽくない伊坂本でした


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