☆どのみちこの道!☆

いらっしゃいませ♪
日常+本や映画の感想を思うままに綴っています。

マーリー 世界一おバカな犬が教えてくれたこと

2009年04月29日 | 映画
新聞のコラムニストをしている新婚夫婦のジョンとジェニーは、子どもを持つ自信をつけるため、犬を飼うことを決意。そして、やって来たのがマーリーだ。ところが彼は、手に負えないほどにやんちゃなだった!
ほかの犬や飼い主に飛びかかり、顔中をヨダレまみれにする。雷にパニクる。家具を噛みちぎり、何でもかんでも食べたがる。おかげでジョンは、マーリーのうんちにまみれるハメに…。訓練学校でもサジを投げられ、お払い箱にされる始末。やがて子供たちに恵まれた家族は、そんなマーリーに手を焼きながらも、人生の喜びを味わい、そしてかけがえのない日々を過ごしていく…。(goo映画より)



本作品は、ジョン・グローガンさんの大ベストセラーエッセイを完全映画化したものだそうです。
とにかくマーリーが可愛い。本当に手におえない犬だけど憎めない可愛さ!
こんなに毎日が大混乱だと、私だったらノイローゼになりそうだけれど、人の家の犬(映画だけど)だとすごくオモシロイ。。。最高のコラムです。
一目瞭然、家族の絆が描かれていて、すごく普通といえば普通の家族のお話なのですが、とても良かったです。夫婦役のオーエン・ウィルソンとジェニファー・アニストンも、とてもチャーミングで好感の持てる夫婦を自然に演じていて素敵でした。マーリーにマウンティングされるキャスリン・ターナーの、オバサン具合に超ビックリもしましたが。。。
最後に病院で、ジョンが話す言葉が胸に残り、涙涙でした。
エンドロール後に、愛犬の写真コンテスト?の映像が流れていて、どのコもすごくいい顔で映っていて、愛し愛されてる写真だなぁと癒されました。最後にこういう企画があるのもいいものですね。


ウォッチメン

2009年04月25日 | 映画
ケネディ暗殺事件、ベトナム戦争、キューバ危機…。かつて世界で起きた数々の事件の陰で、<監視者>たちがいた。彼らは人々を見守ってきたヒーローであり、“ウォッチメン”と呼ばれていた。そして今、一人の男が暗殺されたことからすべては始まった。殺害現場に残された血が付いたスマイル・バッジ。殺されたのはかつてのウォッチメンだった…。その事件を不審に思い、真相をかぎ回りはじめた“顔の無い謎の男”。彼が事件を追いかけていく先々で、かつてのヒーローが次々と殺されていく…。(goo映画より)


もう一度観たいな~と思いました。特に前半。
前半、一人目のヒーロー「コメディアン」の死の真相を探っているのはわかるのですが、初代ヒーローやら2代目ヒーローが入り乱れ、しかも皆、「やっちまったな!」的な仮装コスチューム姿&名前がややこしくて、頭大混乱でした。
ロールシャッハが捕まったあたりから、初代&2代目ヒーロー達の内面やら過去が明らかになり、私は精神病のヒーロー「ロールシャッハ」に重点を置いてみてしまいました。彼、声が渋い・・・。
ここに出てくるヒーローたちは、皆、強いけど人間で、実験事故で超人になったDrマンハッタンだけが、瞬間移動で火星にいけるほど超人です。政府にヒーロー活動を禁止され、ロシアとの冷戦状態のこの時代に、アメリカ政府として世界の均衡を守っている男なのです。
ヒーロー達は行動とはうらはらに(特にコメディアンはヒーローなのかと疑うほど、矛盾しまくり)、平和を望み、それぞれの正義を胸に動いているわけなのですが、観ている側としては、最後にどのヒーローの正義に自分は賛同できるか考え込んでしまいます。
観る側によって、何の形に見えるか違うロールシャッハのお顔のマスクと同じですね~。むずかしー。

それにしても映画館、1組だけカップルがいたけれど男ばっかりだったわw

夜は短し歩けよ乙女・・・森見登美彦

2009年04月18日 | 
「黒髪の乙女」にひそかに想いを寄せる「先輩」は、夜の先斗町に、下鴨神社の古本市に、大学の学園祭に、彼女の姿を追い求めた。けれど先輩の想いに気づかない彼女は、頻発する“偶然の出逢い”にも「奇遇ですねえ!」と言うばかり
。そんな2人を待ち受けるのは、個性溢れる曲者たちと珍事件の数々だった。
山本周五郎賞を受賞し、本屋大賞2位にも選ばれた、キュートでポップな恋愛ファンタジーの傑作。 内容(「BOOK」データベースより)



感想

ともすればクドイ&ウザクなりがちな文章なのですが、テンポがいいせいか、個性的で新しいと思え、最後までオモチロく読めました。な~んかこんな感じで京都が舞台の本読んだな~と思っていたら、同じ作家さんの作品でした。
でも「太陽の塔」、ブログにも書いているのに、結末が思い出せなーーい(汗)

とても感銘を受けたとか、お腹を抱えて笑った・・・・というような感じではないのですが、読後すぐ初めから読み返してしまう作品でした。漫画や舞台になったら面白いんだろうなーと思ったら、もうすでになっていました(笑)

大学生の先輩と黒髪の乙女の学生生活を読んでいると、筆者はオモチロイ学生生活をおくってこられたんだろうな~と羨ましくなりました。
そして猛烈に酒が飲みたくなる~。





レッドクリフ PartII -未来への最終決戦-

2009年04月16日 | 映画
大軍を率いて赤壁へ進行してきた曹操軍。曹操は疫病で死んだ自軍兵を対岸の孫権・劉備連合軍の元へ船で流し、連合軍に疫病を蔓延させる。これが原因で劉備軍は撤退、だが諸葛孔明だけは赤壁に残った。そんな中、孫権軍司令官・周瑜と孔明はお互いの首をかけての謀略を展開、周瑜は曹操軍2武将の謀殺、孔明は3日で10万本の矢の収集に成功する。やがて曹操軍に潜伏していた孫尚香が帰還、決戦へ向けて本格的な準備が始まり……。(goo映画より)


part2です。テレビで前作を見て、赤壁の戦いが観たくなり映画館で鑑賞。
映画久しぶりでっす。
本で読む三国志(私が読んでいたのは漫画)が、ド迫力の映像になり、映画ならでは、ジョン・ウーならではというべきかもですが、歴史の結末+ドラマチックな展開にスクリーンから目が離せませんでした。
ちょっと長く感じましたがおもしろかったです。 
登場人物の描かれ方が皆、美しいです・・・。実際美しい俳優さんが多数登場し、
男のロマンてんこもりです。

そして、part1に引き続き、心わし掴みで頭に残る、CMとかでも流れる音楽が、岩代太郎さんって日本人の方が担当で驚きました。思わずお名前をググってしまいましたが、聞き覚えのある作品がずらりで、超有名音楽家なんですね。
映画ととてもハマっていました。