2022年10月のブログです
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マイナンバーカードへの勧誘がすさまじい。
特典の2万ポイントも税金から支払われるんだけどなあ、とじーじなどは思ってしまうが…。
しかし、それ以上に気になることがある。
それはマイナンバーカードと健康保険証の連動あるいは一体化の問題。
内科や外科への受診歴ならそんなに気にならないかもしれないが、例えば、泌尿器科や性病科(そんな科があるのかな?)、肛門科などへの受診歴を国家が把握するのはちょっといやな気がする。
産婦人科への受診歴はどうだろう?美容整形外科の受診歴が把握されるのはいやだろうなあ?
もっと深刻なのは、精神科や神経内科への受診歴。
これらの個人情報を国家が管理するのは危険だと思う。
昔、政府によって知的障害者への強制不妊手術がなされ、最近になって民事裁判で国が敗訴、謝罪をしたばかり。
マイナンバー制度がなくても、国の方針でこのような恐ろしい出来事が起こりえるわけだから、マイナンバーカードと健康保険証が連動するとかなり怖いし、危惧されるものがある。
便利なことは危険を伴うということは現代社会の常識だが、マイナンバーカードについてももっともっと冷静な議論がなされる必要があるのではないだろうか。 (2022.10 記)
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2023年5月の追記です
マイナ保険証の大規模な登録ミスがとうとう判明した。
自分の情報が他人のマイナ保険証に誤って登録されているという。
7000件以上という発表だが、実際にはもっと多いのではないか。
便利さと引き換えの危険性をもっと議論し、場合によっては、従来の安全な制度に戻すべきではないかと思う。 (2023.5 記)
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2023年夏の追記です
マイナンバーカードの問題があらわになっているが、将来、さらに、マイナンバーカードと運転免許証の一体化が予定されている。国が個人の違反歴や事故歴を把握してどうしたいのだろう。
国はどこまで個人情報の一元化を狙っているのだろうと思う(新潟県ではマイナンバーカードと図書館カードの連動まで行われている)。
さらに、預金口座の紐付け(それにしてもセンスのない命名だ)の問題。公金受領のためというが、いずれ税金徴収にも使われるのだろうと思う。
じーじのような年金受給者はすでに、住民税や介護保険料は年金から天引きされているが、近い将来、国民全体がそうなるのだろう。国にとってはとても都合のいいシステムだ。
このままでは、大変なことになるのではないだろうか。 (2023.7 記)
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2024年冬の追記です
マイナ保険証の不人気で、今度はマイナ保険証の利用率の高い医療機関に支援金を支給するという。
支給金は税金ですよ、政府と自民党さん。
北陸応援割もそうだが、政府と自民党のやることはお金で国民の歓心を買おうとしているだけ。
本当に困っている人たちに寄り添っていると言えるのかな。
キックバックやあやしいお金などで政治を動かしている人たちは、お金で国民も動かせると思っているのかもしれない。 (2024.1 記)
イギリスの郵便局で大迷惑をかけた富士通が、マイナ保険証でもミスを連発していて、そんな企業は民間ならとっくにアウト!だと思うのですが、なぜか政府はかばい続けて、今も政府ともども大きな顔をしています。
やはりおかしいですよねぇ。